【映画】ショーン・オブ・ザ・デッド【恐】
イギリスでヒットした映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』
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『ショーン・オブ・ザ・デッド』
製作国 - イギリス
監督 - エドガー・ライト
出演者 - サイモン・ペグ ・ ニック・フロスト
上映時間 - 99分
イギリス - 2004年4月9日 公開
日本 - 劇場未公開
ゾンビ映画の金字塔『ゾンビ』(原題: Dawn of the Dead)をパロディにした作品。ホラー映画だがコメディでもあり、ラブ・ストーリーも絡んでくるので、公開時のコピーは"Rom Zom Com"だった(Rom=Romance, Zom=Zombie, Com=Comedy)。
ロンドンの家電量販店に勤める冴えないショーンは、その無気力で煮え切らない態度ゆえにガールフレンドのリズから振られてしまう。意気消沈したショーンだが、翌日起きてみると街中にゾンビがあふれていることに気づき、母親とリズを助け出すため居候のエドと共に奮闘する。
主役、『ショーン』役のサイモン・ペグは脚本も担当しており、NG集でも見ていて分かるが主役本人が面白いと感じることを積極的に取り入れて撮影されている雰囲気がある。
作り手が楽しいと思える作品作りを心がけてるからこそ、見る側にもその面白さが伝わってくる。
そんな空気感のある作品。
そういうわけでとにかく主人公とその相方はかなりお気楽能天気系。
序盤は主人公とその周辺の"日常"シーンがメイン。
見ている側に対して『いつゾンビが現れるのかとハラハラしながら見てんだろ!?』と言わんばかりにフェイントをかましてくる。
実際にゾンビが現れるのは結構先になるんですが、『ゾンビに噛まれた者が更にゾンビになる』というゾンビモノお決まりの法則により、主人公たちがゾンビの存在に気づく頃にはもう町はゾンビだらけとなってしまっている。
さあ、町中がゾンビだらけになってしまっている!と主人公たちも気づき、家族や大切な人たちのことを思い救出に向かおうと行動にでる。
が、そこは能天気お気楽系主人公。何度となく脱出プランを想定するが最後に行き着くのが行きつけのパブに立てこもるという意味不明さ。
そこから繰り広げられるドタバタ劇とシリアス展開に『いつゾンビが陰から現れるか!』という緊張感が上手い具合に混ざりつつ話が進む。
どんなピンチもおバカな発想と行動で切り抜けようと試みる主人公一行。
最初は頼りない主人公だが、ストーリーが進むにつれて少したくましく成長する。
主人公一行は果たして無事にゾンビだらけの町から生還することができるのか!?
家族やガールフレンドを大切に思い、なにより友人『エド』との友情に仲良き事は美しきかなと思いを馳せる、そんな物語。
2004年公開と少し古い映画なのでレンタルが可能な店舗があるか確認ができていませんが、ネット配信『Hulu』では2015年8月現在は配信中です。
よろしければ一度『ショーン・オブ・ザ・デッド』をご覧になってください。
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夏フェス、レジャー、テーマパークへとお出かけもいいですが、たまにはおウチで映画鑑賞もいかがでしょうか?
今頃の時期って、「怖いな〜怖いな〜…なんか嫌だなあ〜」的な緊張からのー、「…この世のものじゃない!」的な恐怖を味わうみたいな流れのホラー映画とかが人気ですよね。
今回、紹介する映画は一応ホラーカテゴリに入るゾンビ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』です。
ゾンビってたしかに怖いイメージがありますけど、演出的には動きが鈍くて捕まらなかったら平気かも!?なんて思ってたら陰から不意打ちや一気に数で追い込まれて沢山のゾンビに襲われた人間たちが更にゾンビに・・とゲームなんかでもおなじみの恐怖演出がありますよね。
『ショーン・オブ・ザ・デッド』はそういう緊張した演出も押さえつつ、コメディ要素をふんだんに織り込んだ脚本になっており、どちらかとゆうとゾンビの怖さより主人公とその周りの登場人物との掛け合いトークが面白さのメインといった内容になっています。