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2018年03月07日

最も明るい恒星「シリウス」に世界が震えた!




地球から見える恒星には太陽などが代表的だが冬の大三角形を形成しているおおいぬ座α星シリウスも恒星の1つである。
恒星とは自ら光輝くことができる星という事だがこれは星の中でガズが燃えているからである。
当然燃え続けていれば燃えカスが生まれそれは別の物質なので星のバランスが崩れることになる。
その重さに耐えられなくなったら超新星爆発という爆発を起こ生涯で一番の光を放ちながら死を迎えるというのが星の一生である。
太陽を除く恒星の中では地球から最も明るく光り輝く星として知られるシリウス。
とても大きく地球の近くに存在するシリウスが超新星爆発を起こしたらどうなるのか?
我々の運命は?
壮大な宇宙の片隅を見に行ってみよう。

爆発によって始まり爆発によって終焉を迎える
宇宙の始まりがビッグバンという大爆発でそれによってできたガスなどが集まり恒星ができ何時の比か前述のように爆発を起こし終焉を迎えるのが星の運命。
一説ではかなり大きな恒星が超新星爆発を起こすとブラックホールになるとも言われているので星によって終わり方は様々ともいえる。

我々との関わり
シリウスは古来より我々の文明が発達していくうえで重要なものとして重宝されてきたという歴史がある。
誰もが夜空を見上げれば一度は目にするであろう程その輝きはとても強い。
なぜかというと、とても大きいからだが、どれくらい大きいかというと質量は太陽の約2.5倍ある。
もし、シリウスが太陽と同じくらいの位置に存在していたら全て焼け焦げてしまい今のような地球にはなっていなかったかもしれない。
だが、太陽より離れているとはいえ宇宙規模で見れば地球からわずか約8.7光年しか離れていないのでかなり近いと言える。
そんな近所で巨大な恒星シリウスが超新星爆発を起こしたらその影響はもちろん地球にも及ぶと予測される。

ガンマ線バースト
もし、シリウスが超新星爆発を起こすと天文学分野で最も光度が高い閃光のようなガンマ線バーストが地球を襲う。
イメージとしてはビームのようなものだがかなり強力なため地球上の生物はほとんど死滅してしまうだろう。
生き残れるとしても地下で生活する生物ぐらいだろうが、食物連鎖が大きく崩れるのでいずれは全滅するかと思われる。
このシリウスの衝撃波は強烈なためもし地球以外にも生物が存在していた場合10光年以内に存在する全ての生物はほとんど助かることはないと言える。
また、仮にガンマ線バーストが地球から外れた方向へ発射されたとしても影響は免れないので決して安全ではない。

シリウスが超新星爆発を起こす確率
もし、シリウスが超新星爆発を起したらと気になっている人も多いようだが実のところシリウスが爆発を起こす確率は低いとされている。
質量はまだまだ大きくないため寿命はかなり先のようである。
シリウスの寿命は10憶年ほどと太陽の170億年に比べると非常に短いがそれでもあと7億年は寿命が残っているようである。
我々人類がそれほど先まで存続しているかどうかもわからないほどの遠い遠い未来の話なので心配する必要はなさそうである。


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脳の内部構造は3次元体ではなく11次元体だった?




生命科学の分野、宇宙科学の分野ではそれまで常識とされ誰も改めて確かめようとはしなかったものが、しばしば覆される。
この説もその例に並ぶのだろうか?
なんと「脳は3次元体ではなく11次元体だった」というのだ。
早速ご紹介していこう。

脳の基本構造
物質としての脳は3次元空間の中の存在に過ぎない。
それは動かぬ事実。
少なからずホッと胸を撫でおろされたであろう。
脳波神経細胞が凝集して、巨大な情報ネットワークを構築している。
ネットワーク構造だという事を、ここで記憶してもらいたい。
重さは約1.4s、1リットル牛乳パックが1本半足らず。
案外思いものだ。
部分部分で分けると一番大きく全体の85%を占めるのが大脳、思考や感情など人間らしい機能を司っている。
次いで大脳の下背中側には、感覚と運動機能を司る小脳、大脳に次いで大きく全体の10%を占める。
脳の下部中央にあり生命の維持に関わる脳幹。
中脳・橋・延髄から構成される。
一番下にある延髄は脊柱管内を通る脊髄へと繋がっている。
大脳と脳幹の間には視床、視床下部などで構成される間脳がある。
これらの部位で脳は構成されている。

脳はネットワーク
脳は主に神経細胞であるニューロンと神経膠細胞(しんけいこうさいぼう)であるグリア細胞で構成されている。
90%をグリア細胞が占めているが脳の情報処理機能を支えているのは残り10%のニューロンだ。
10%といえどもその数は860億個に上る。
そしてこのニューロンは情報処理や興奮の伝達を担うために特化した細胞である。
ニューロン同士が互いに網の目の様に幾重にも重なって複雑に接続しあい情報をやり取りしているわけだが、今まではこの構造を3次元構造としてとらえていた。
この捉え方が脳構造の解明を困難なものにしていたかもしれないのだ。

11次元という概念
脳波3次元ではなく最大11次元で情報のやり取りをする複雑なネットワ−ク構造を持つ。
これが新しく取り入れられた考え方だ。
複数のニューロンが接続して形成される「クリーク」と呼ばれる塊。
そしてその密集し、互いに複層的に接続しあうクリークの間には空洞「カビティ」があることも発見された。
クリークとカビティからなる脳内の高次元幾何学的構造の認識が重要なのだ。
この高次元幾何学的構造が11次元で構成されているのだ。
これまでの様に生命科学的見地からばかりでは、解明しきれない問題が残ってしまう。
この高次元幾何学的構造の働きを解明するには「代数的位相幾何学」という数学の考え方を持ち込めばいいのではないか?
この辺りまでが現在解明されているところ。
脳の研究は各国競うように進められている。
新しい研究成果が聞ける日を待ちたいものだ。

正直接続構造が11次元体と言われても想像しにくい。
球体の中に無数の頂点が存在し、それが互いに他の全ての頂点と接続しあっていると考えてみても結局は3次元での話じゃないのか?
と思ってしまう。
今回ご紹介したものはあくまで理論上。
3次元の世界に暮らしている私たちには少し理解し難いかもしれない。
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生命誕生の謎について究明したパンスペルミア説とは何か




生命の始まりは一体何だったのだろうか?
こんなことを一度は考えたことはないだろうか。
今や知る由もないこの疑問であるが、現在生命は宇宙からやってきたという説が有力視されている。
今回はその「パンスペルミア説」についてご紹介していこう。

パンスペルミア説とは?
パンスペルミア説とは生命は地球にだけ存在する特別なものではなく宇宙に広く存在するものであり他の天体に存在した微生物が何らかの形で地球に到達したという生命の始まりについての仮説の1つである。
1903年にアレニウスが提唱した説であるが、当時は「理解できないものは全て宇宙に由来させてしまおう、という消極的な仮説に見える」と学者達から批判を受けていた。
しかしこれは化学進化を否定しているわけではない。
「地球上の無機物から生命が誕生した」という事を否定しているだけなのである。

どのようにやってきたのか?
これも学者から様々な説が唱えられている。
イギリスの天文学者フレッド・ホイルによれば「生命は彗星で誕生し彗星と地球が衝突することで地球上に生命がもたらされた」というのだ。
また、近年では「火星からやってきた」という説も有力である。
地球上で火星の破片が発見されていることからもその信憑性が高まっている。
さらに「高度に進化を遂げた宇宙生物が生命の種子を地球に送り込んだ」とされる。
「意図的パンスペルミア」という興味深い説も存在している。

本当に辿り着けるのか?
そもそもこの説には学者たちが疑問視を投げかける点が幾つかあったのだ。
それは、高温高圧の大気圏の中を無事に通過できるのか?
また、宇宙線の存在が発見されてからは、パンスペルミアは宇宙線の影響で死滅してしまうのではないだろうか?
など、否定的に見られる要素が浮上してきた。
しかし、隕石の内部では温度の上昇も少なく宇宙線からも守られているとしてこれらの疑問点は解消されパンスペルミア説は徐々にあり得るものとして認識されていったのだ。

実は検証の計画?
実はパンスペルミア説を検証するため2015年の5月から「たんぽぽ計画」が進められている。
たんぽぽ計画とは国際宇宙ステーションのきぼう実験棟に設置された船外実験プラットフォームにて開始され生命の惑星間移動の可能性などを調査している。宇宙生物学的プロジェクトである。
エアロゲルを用いて宇宙塵を採取し、地球に持ち帰る計画となっている。
この計画で何か証拠がつかめれば生命誕生の謎の解明に一歩近づくのでは無いだろうか。

これまでパンスペルミア説について詳しくご紹介してきたがこれはほんの仮説の一種に過ぎない。
あなたが思う生命誕生の瞬間とはどのようなものだろうか?
少し考えてみよう。
生命誕生の秘密は誰も想像しなかった何か突拍子もないものかもしれない。
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