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2018年03月06日
なぜ人類は40年以上も月に行かないのか? アポロ計画陰謀論とは?
我々人類にとって最も身近な天体ともいえる月。
実はアポロ計画以来人類は月へ行っていないのだ。
それはなぜなのか?
何かいけない理由があるのだろうか?
今回はアポロ計画以来人類が付きへ行っていない理由について詳しくご紹介していこう。
そもそも月ってどんな天体?
月とは地球唯一の衛星であり半径は1738qで地球の約4分の1・質量は地球の約81分の1で、太陽系の衛星の中でも最大の部類に所属する。
表面重力は地球の約6分の1で、大気はほとんどない。
地球からの平均距離約38万qの位置を約27日周期で公転しまた自転周期と公転周期が等しいため地球に対して常に同じ面を向けている。
月の起源については原始地球に火星ほどのサイズの天体が衝突した際破片が集まったことで月が形成されたという巨大衝突説が最も有力である。
アポロ計画って?
アポロ計画とはNASAが1961年から1972年にかけて行った有人月面着陸の事である。
この計画は唯一人類が地球以外の他の天体に有人宇宙船によって到達したという歴史的な計画のことだ。
1969年7月20日に人類初の月面着陸を達成し1972年に計画は無事終了を迎えた。
しかし実はこの計画では打ち上げでの火災事故・酸素タンクの爆発により3人の宇宙飛行士が命を落としていた。
今までは安全面を考慮し計画を談ねんしたケースが多かったがこの計画は画期的であり宇宙開発において大きな進歩であったために現代まで語り継がれている。
なぜ月へ行かないのか?
その理由は大きく分けて2つ。
月へ行くのには莫大な費用が掛かるという事と行かなければいけない実用的な理由が存在しないからだというものだ。
実はアポロ計画を果たすために約50万人の人力と莫大な軍事力と産業力が投入されていたのだ。
当時アメリカがアポロ計画に費やした費用は約250億ドル日本円に換算するとなんと約9兆円にも及ぶのだ。
当時の物価は今より安かったため現在月面へ行くとなると何十兆円にも及ぶと言われている。
これほどの財力と労力を要するのに実用的な理由が存在しないとなるともはや2度目の月面着陸は困難であると言える。
アポロ計画ねつ造の噂は?
実はアポロ計画陰謀論というものが密かに囁かれている。
アポロ計画を実行した背景にソ連との開発競争や威厳争いがあったともいわれていたため、捏造を疑う人も多い。
月面着陸をした宇宙飛行士がアメリカの国旗を月面に建てたシーンの動画で大気がないはずの月で旗がなびいていることや公言が複数あること宇宙服の顔面シールドに照明の光が反射していたなど月面上での事象とは考えられないことが起こっていたことから月面を思わせる特設セットで撮影されたのではないかという魏w九も上がっている。
人類が月へ行けない理由を理解していただけただろうか。
人類がまた月で行ける日は来るのだろうか。
そしてアポロ計画の真実とは?
人類がまた月へ行けることを信じ今後の研究に期待しよう。
第7の大陸「ジーランディア」がとんでもなくやばい・・・
私達が生まれた奇跡の星地球皆さんが知っての通りこの大陸には6つの大陸が存在している。
しかし実は隠れた7つ目の大陸が存在していることはご存じだろうか?
今回はその7つ目の大陸ジーランディアについてご紹介していこう。
ジーランディアとは?
ジーランディアはかつてオーストラリアの東部分にあたり2億年前にはゴンドワナ大陸という大きな大陸が形成されていたが8500万年前〜6000万年前にオーストラリア大陸と分裂し新たな大陸となった。
この大陸はそのほとんどが海に沈んでおり現在はニュージーランドとニューカレドニアそしてわずかな島々を除いてなんとその94%が沈んだ大陸なのである。
面積はインド洋と同じくらいの490万㎢で大陸の中で一番若く最小である。
大陸の定義とは?
そもそも大陸とは地球の地殻上に存在する陸塊のこと。
一般的には、ユーラシア大陸・アフリカ大陸・北アメリカ大陸・南アメリカ大陸・オーストラリア大陸・南極大陸の6つを指すが実はこれは相対的に判断したものであり厳格な基準は設けられていないのだ。
ジーランディアが大陸として認められる可能性も十分にあるというわけだ。
なぜ沈んだのか?
ジーランディア水没したのは約2300万年前で水没の原因はタウポ火山の影響であると言われている。
現在でもニュージーランド北島にタウポ湖という火山がありその名残が確認できる。
タウポ火山は恐らく何度も大規模な噴火をしてきたと考えられておりオーストラリアプレートの大移動がきっかけとなり火山活動が活発化しその影響でタウポ火山を始めとした火山群が大爆発をおこしジーランディアは水没したと言われている。
まだ水没した原因は確かではないが今後の調査で明らかになるだろう。
膨大な化石燃料
ニュージーランドで設立されたGNS Scienceが6年もかけて行った調査によると実はジーランディアには数兆円もの化石燃料が埋まっていると言われているのだ。
水没した大陸から化石燃料が発掘されれば国の大きな財産となるため化石燃料の発掘は世界を左右する大きな目標となる。
ニュージーランドにとってはきわめて重要な領域というわけだ。
隣接する国家の思惑も含め高い注目を浴びている。
世の中にはまだ私達が知りえないことが沢山ある。
もしかしたら、ジーランディア以外にも眠った大陸が存在するかもしれない。
また新たな大陸が発見されればそれだけ資源が増えるというわけだ。
地球の謎が一つでも多く解明できることを信じ今後の研究に期待しよう。
2018年03月05日
宇宙最大の謎「ダークマターの正体」がとんでもなくやばい
ダークマターという名前を聞いたことがあるだろうか?
宇宙全体の3割ほどを占める物質だと言われているが何者なのかは未だに明らかになっておらず実は観測すらされたことがない謎の存在だ。
日本語では暗黒物質と略され何やら怖い・危ないイメージを伴う名前だが未知の物質・見えない物質であることからこの様に呼ばれている。
ダークマターとは何なのか?
今現在わかっていることをご紹介していこう。
ダークマターの始まり
なぜ、今まで観測したことのないダークマターの存在を知ることができたのだろうか?
1933年スイスの天文学者フリッツ・ツビッキーが、1000個以上の銀河を含む巨大なかみのけ座銀河団の質量を測ったことが始まりだ。
ツビッキーは運動の速さで求める力学質量と光の強さで求める光度質量の二種類の方法で質量の計測を試した。
その結果光度質量で出た質量よりも力学質量で出た質量の方が400倍も重く出たのだ。
ここから宇宙には観測できない(光を放たない)物質が沢山存在しているという事がわかった。
これをダークマターと呼ぶようになったのだ。
ダークマターとは何か?
では、ダークマターとは具体的にどんな物質なのだろうか?
現状わかっていることはまず光を放たないこと。
これは先ほども述べたように観測できないことから明らかになっている。
次に観測可能な星や銀河などの通常の物質に比べて5〜6倍に質量を持っていること。
これはここ最近の観測から明らかになってきた。
さらにダークマターは冷たい物質ということ。
熱い物質は非常に乱雑な動きをするがダークマターは安定した動きをしている。
銀河などが遠心力で分散せずに固まっているのはその周りにいるダークマターが冷たい体と言われている。
真っ暗で冷たく動かない重たい物体。。。
想像するとまさに闇そのもの。
ダークマターの有力候補
ダークマターの正体について今までいろいろな説が浮上してきた。
ブラックホールがダークマターという説があったが質量が少なすぎて候補から外れた。
現在有力な候補が2つある。
1つが超対称粒子だ。
この世界の物質を構成する最小単位素粒子の中でも素粒子同士でペアを組むことができるものを超対称粒子と呼ぶ。
その中でもニュートラリーノと呼ばれるものは質量がとても重くダークマターの特徴として知られる条件を全て満たしている可能性があると言われておりダークマターの正体の有力候補だ。
もう1つがアクシオンと呼ばれる素粒子でこちらはまだ発見されていない仮説上の存在だ。
こちらは、ニュートラリーノと比べると質量は非常に軽い。
しかしアクシオンの存在が解明されれば宇宙の解明に大きくつながるため研究が進められている。
ダークマターの最新研究
この未知なる物質ダークマターを明らかにすることが宇宙の謎を明らかにする大きな一歩であることは理解いただけただろう。
そのため何とかダークマターの存在を明らかにしようと世界中で様々な取り組みが進められている。
1つはXMASS(エックスマス)実験。
キセノンと呼ばれる液体を大きな検出器に入れ地中深くに埋めた装置で実験する。
キセノンという液体はダークマターとぶつかると光を放つと予想されているためその光を観測することでダークマターを検出しようとする試みである。
実は日本の岐阜市の地下にXMASSは埋められている。
未だにダークマターを検知できてはいないが今後に期待したい。
またXMASSと同じような実験がアメリカでも行われている。
CDMS(シーディーエムエス)と呼ばれダークマターが衝突した時の揺れである反跳(はんちょう)と呼ばれる反応を検知することでダークマターを解明しようとしている。
もう1つスイスのジュネーブにあるLHC(大型ハドロン衝突型加速器)と呼ばれる装置がある。
ここでは高エネルギーの衝突を起こさせ宇宙誕生後を再現することで宇宙の謎を解明しようとしている。
ダークマターも宇宙誕生後産まれたといわれているためLHCでダークマターの謎も解明出来ると期待されているのだ。
謎に満ちたダークマターの正体は少しずつ明らかになってきており今も研究実験は続けられている。
今後の研究でダークマターの正体が明らかになれば宇宙の謎解明の大きな一歩となる。
ダークマターはニュートラリーノかアクシオンがはたまた全く別の物質かもしれない。
ダークマターの正体が明らかになれば宇宙がもっと身近な存在になるかもしれないと思うと非常にワクワクしてくる。
ダークマターの正体が解明できることを信じ今後の研究に期待しよう。