新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2017年10月01日
小池都知事は10.5辞職表明か 後継に野田聖子氏が急浮上
日刊ゲンダイ より当分の間は 憶測祭みたいなもので 色々な話が飛び交うのは 退屈しない。 小池さんが そんなに行きたいのだろうか。 飛び込みたいのだろうか。 それが今回の選挙なのだろうか。 小池さんは 普通の人が やらないことを やる度胸も胆力もあるし 高度に 先の見通しを つけることもできる。 だからこそむしろ 少なくても現時点では 「今ではない」と 感じているのではないか。 希望の党が何議席取ったとしても つまり 少ない議席に終わっても かなりの 多数勢力になったとしても 充分な存在感を示すことはできる。 しかし同時に 過半数をとるには かなりの無理がある数なのも否めない。 それは 一言で言えば質の問題。 少し詳しく言えば 連立にしても 単独にしても 小池さんの意想に沿って 主体的に動ける人物を確実に集めるのは かなり厳しい。 比較的現実的なのは 希望が少数であれ多数であれ 自民党と大連立を作るのが 夢は少ないかもしれないが 実益は双方にとって大きい。 北朝鮮問題にオリンピックと 決断力と実務力が 大きく問われる場面が 相次ぐことを考えれば 実務面で停滞することは 大変な代償を 支払わなくてはならない状況になる。 そして各大臣が 官僚主導にならずに 政治主導で 行政を進めてほしいことを考えると ある程度の専門性を持った大臣・閣僚が ある程度の数必要で 希望の単独政権は 議席の数の問題だけではなく かなり現実的ではない。 また 現在の経済の流れを 断ち切ることも かなりリスクが大きい。 希望が政権を取ったとしても 経済で失速すれば 短命に終わる可能性はかなり大きい。 新党設立に小沢さんが 関わっているとすれば 短命に終わってもいいと 言うかもしれないが 作っては壊し作っては壊す 結局は長続きしない政党作りを 小沢さんを崇拝する人ですら 賛同していない。 念のために 改めて言うが ここで言いたいことは 何も自民党と妥協して しがらみ政治を 続けろとか 急進的な態度はやめて 堅実に行けとか そういう 小池さんが一番嫌がることをしろと 言っているのではない。 小池さんが 衆議院に出ても出なくても また 自民党と連立を組んでも組まなくても 目先の権力を奪い合うことよりも 日本の国がこの先100年 戦争に巻き込まれたり 戦争を起こしたりしなくてもよいような 安全保障の仕組みなり その体勢なり また憲法にも関わるかもしれないが 国のあり方を作ることを考えてほしい。 自民と希望が しっかりとした 二大政党制を 築き上げればそれはできるのだ。 現憲法は70年の間、 日本が直接戦争に関わることを防いでくれた。 国際的な観点で見れば 問題もないわけではないが 一定の評価は当然されるべきだ。 しかし、 この後の100年は 現憲法や旧来の安全保障の認識で 持つとは思えない。 昔は 金持ちしか持っていなかった電話を 今は小学生が一人一台持つように 昔は大国しか持たなかった核を 今は北朝鮮のような最貧の小国までが持つのだ。 時代にあった試行錯誤や変更は常に必要だ。小池都知事は10.5辞職表明か 後継に野田聖子氏が急浮上
新党「希望の党」を 立ち上げた小池都知事が知事を辞職し、 自ら衆院選に出馬するシナリオが ささやかれている。 小池氏は都知事を続ける旨を 繰り返しているが、 菅官房長官は29日の会見で 「私は出てくるんじゃないかと思っている」 と指摘。 たしかに、 永田町で小池の発言を 額面通り受け取る人は少数派だ。 「小池知事が出馬を決めれば、 政権交代への機運が高まるでしょう。 一方で豊洲移転問題などで都政を混乱させ、 就任わずか1年で知事職を投げ出すことには 必ず批判がつきまとう。 小池知事は今、 安倍政権を過半数割れに追い込めるか 世論の動向を 慎重に見極めていると思います。 もちろん、 自分への“無責任批判”に対する弁明も 考えているはずです」(政治評論家・伊藤達美氏) 小池氏が国政転身を表明するなら、 10月5日の都議会最終日の可能性が高い。 議会で辞職を明らかにすることで、 まずは都民に誠意を見せる。 翌6日の定例会見、 あるいは10日の公示日の “電撃出馬”も小池氏ならあり得る。 「都知事の後継には、 側近の若狭勝衆院議員や 前神奈川県知事の 松沢成文参院議員らの名前が 挙がっています」 (希望の党関係者) しかし、 小池氏がこだわっている 後継知事の条件は @都知事選で圧勝できる A自分と連携が取れる人だという。 今、小池氏が目星をつけているのは2人。 参院東京選挙区で2連続でトップ当選した 民進党の蓮舫前代表と、 自民党の野田聖子総務相。 特に白羽の矢を立てたいと 考えているのは野田氏のようだ。 「小池と野田は 政治歴がほぼ同じですが、 野田は8歳年上の小池を “ねえさん”と呼び慕っています。 2015年の自民党総裁選で 野田が出馬を目指した時に 小池は支援の意向を伝え、 昨年の都知事選で野田は 小池の選挙を裏で手伝った。 今夏には細川元首相が主導して 『小池・野田新党』構想もありました。 この情報を聞きつけた官邸が 総務相ポストで 野田を一本釣りしたことで 新党構想は立ち消えになりましたが、 2人のラインは まだ生きているといいます」 (前出の希望の党関係者) 野田氏はきのう、 「常にタイミングを見て崖を飛び降りる (小池の)勇気はある意味、 うらやましく思う」 と思わず本音を漏らした。 政権交代で再び自民党が 下野する恐れがある中、 都知事就任は野田氏にとっても 悪い話ではない。 「女性初の総理」は 小池氏がなるとしても、 その後、 首相ポストの禅譲も 見込めるかもしれない。 さて、野田氏に崖を飛び降りる勇気はあるのか。