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2017年07月26日

加戸前知事  「前川喜平がなぜ虚構の話を全国テレビで話すのかと!」

ネットギークより


加戸前愛媛知事
「前川喜平がなぜ虚構の話を全国テレビで話すのかと!
テレビ局がカットして彼は救われましたけど、
想像を事実のように発言されている。
国民をそういう方向にもっていくのではないかと危惧した。
良識をもってカットしたテレビ局には感謝します。
でもそのリスクを冒してまで作り話をする彼の心情は私には理解できない」

前川喜平
「これは誤解だと思います。
私はメディアの取材に対して
『加戸さんが教育再生実効会議の委員になられたことは総理の直々の伺いであったと。指名があった』
と話したことは確かにございます。
それから教育再生実行会議で
『愛媛県今治市に獣医学部をつくりたい』
と2度発言があったということも伝えたことはあります。
しかし、
『総理に頼まれてその発言をした』
とは私は言った覚えはありません」
(ここで加戸前知事と目をあわせたことをきっかけに急に挙動不審になる。
加戸前知事は首を横に振って否定している)

「あの、おー、それは、おそらく、まっ、まさかその、かっ加戸先輩がですね、
事実を捏造するとは思いませんので、誤解があると思います。
まぁ、その点はちょっと、あのーメディアもちょっと、
まぁあのーメディアも公開してくれるかどうかは分かりませんけど、
チェックすれば分かることだだだと思っております」
(最後は不自然なまでに早口)

前川喜平氏は不自然にもどこがどう誤解なのかを説明しなかった。
問題の放送。確かに「総理が言わせた」
という部分はカットされている。

だが前川喜平氏が加戸前知事を悪く言っていることは確か。
獣医学部新設を進めるために
教育再生実行会議を利用したという流れで話を進めており、
これでは加戸前知事が怒るのも無理はない。

前川喜平氏はこれよりも前に矛盾した答弁を繰り返し、
発言を修正するなどする姿が度々みられた。
基本的に落ち着いて穏やかな口調で答弁する前川喜平氏が、
今回ばかりはひどく動揺していた。
元上司に説教されて痛いところを突かれたといったところか。
小物臭がひどくする答弁であった。





24日25日のテレビ放送を見て思った。

前回、加戸前知事の発言が報道されなかったのは、

マスコミが前川さんの嘘を認めたからではないのか。

2人を並べて見れば明らかだと、

むしろマスコミがそう思ったから

加戸さんを報道しなかった。

というより

報道できなかった。

別の言い方をすれば

その時点まで

前川さんの嘘を見抜けなかった人はかなりの数、確実にいた。

だから、かなりのダメージをマスコミは受けた。


それにしても

加戸前知事を見ていると本当に清々しい気分になるほど気持ちがいい。

人格も能力もバランスがよい。

発言の具体性や説得力も群を抜いている。

こういう知情意のバランスの取れた優秀な人物が

官僚として日本の高度成長を支え、

戦後の日本の根幹を作ってきたのだろう。


この世代の東大出身の方々は東大に入るのに

今ほど塾通いをしたりお受験とかそういうのを経験していない。

普通の地元の学校を普通に部活や色々な活動をしながら大学まで来ている人が多いと聞く。

つまりお金がかかってない。

過酷な受験戦争も経験しない。

だから、お金がある人でもない人でも優秀な人は集まった。


しかし、そのあとの世代になるとそうはいかない。

そのあとの世代は物心共に大きな犠牲が必要になった。

受験戦争も過酷になり

受験には技術が必要になり

勉強も必要だがお金も必要になる。


物心共に負担が大きくなったことを社会全体はしょうがないことだと思っている。

厳しい競争を勝ち抜いて来た人物の方が優れた人物が勝ち残るから

厳しい競争はいいことだと思っている人も多数いる。

しかし見落としてることがある。

人は一定の限度を超えて苦労や犠牲を払うような状況が続けば、

無意識のうちに必ずその見返りを(ある時は病的に)求めるものだということだ。

そしてそれは無意識のうちに起こる本能的なものだ。

それは、もちろん大学に入るための苦労だけはなく仕事を含むあらゆるストレスも含まれる。


加戸さんは文部省時代に取り組んだ仕事の思い出を生き生きと語っていた。

かたや、前川さんの座右の銘は「面従腹背」だ。

前川さんを弁護するつもりはないが

前川さんは苦労し続けて来た人なのだろう。

我慢と努力を続けてずーっと見返りを求めて来た。

見返りを待っていた。

それが、天下りの道を断たれ不名誉な辞め方をしたら

理屈を超えて安倍首相を叩くことだけを考えるようになるのは想像に難くない。

そこでは無意識の本能的なエネルギーが支配するから

論理的な思考はない。

自分も明らかに不利な状況になるとわかっていても

安倍首相を叩くことだけが優先される。

だから堂々と嘘もつける。

本人の本能にとってはそれは善なのだから。

しかし、加戸さんに面と向かって加戸さんを悪くいうことはできなかった。

加戸さんのお人柄だ。


この「前川の乱」は(特異なことではあるが)

構造的な問題の部分もないとは言えない。


優秀な人物が重要な仕事をするのであれば、

優秀な人物は優れた人格を持っていてほしいのは当たり前だ。

それは感情の問題ではなく、

社会の構造として必要なことだ。

その社会構造を作ることに

教育の無償化や憲法改正が議論する価値があるのであれば議論すべきだ。

その辺りが法律の改正で十分だという人もいるが

法律であれば時の政権によって簡単に変えられることもあるわけだから

しっかり議論すべきことだ。


posted by sachi at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

閉会中審査 加戸さん 前川さん 思っちゃったんだからしょうがない

閉会中審査 参議院予算委員会 加戸さん 前川さん

参院予算委員会で25日、
加戸守行前愛媛県知事が、
自身の発言を報道しないメディアや
「行政がゆがめられた」と主張する前川喜平前文部科学次官に矛先を向けた。

文部官僚として官房長まで務めた加戸氏は、前川氏の先輩に当たる。
自民党の青山繁晴氏は、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設計画を審議した10日の閉会中審査について、
朝日新聞や毎日新聞などが
「ゆがめられた行政が正された」
などの加戸氏の発言をほとんど報じなかった経緯を踏まえ
「加戸さんがいなかったがごとく扱われた。メディアや社会の様子をどう考えるか」
と加戸氏にただした。
加戸氏は
「メディア批判をして勝った官僚、政治家は誰一人いない。せんないことだ」
としたうえで
「報道しない自由があるのも有力な手段、印象操作も有力な手段。マスコミ自体が謙虚に受け止めていただくしかない」
と皮肉った。
さらに加戸氏は
「あえて申し上げなければならない」
と、問わず語りでテレビ取材を受けた際の出来事を披露した。
加戸氏の説明によると、
取材は、事前に前川氏を取材した映像を見せながら加戸氏に見解を問う形式で行われた。
この中で、
加戸氏が第1次安倍晋三政権で教育再生実行会議の委員になった理由を、
前川氏は
「安倍首相が、加戸氏に加計学園の獣医学部設置を教育再生実行会議の場で発言してもらうために頼まれた」
と発言した。
加戸氏は
「そんはなずはない」
と笑い飛ばし、この場面は報道されなかったという。
教育再生実行会議の場で加戸氏が獣医学部新設を要請したことは事実だが、
加戸氏は24日の衆院予算委員会で
「表門からは入れないから」
と、苦肉の策の発言だったと説明している。
加戸氏は25日には、前川氏を
「そこまで想像をたくましくしてモノを言う人なのか。
安倍首相をたたくために、そこまで全国に流れるテレビの取材に応じ、
私の取材ができなければ、ナマで流れていたかもしれない。
自分の後輩ながら精神構造を疑った」
と振り返った。
また、
「私は前川氏を買っているが、なぜ虚構をテレビで話すのか。
その後も、想像が全て事実であるかのごとく発言をしている。
それが国民をそういう方向に持っていくことになると危惧している。
そのリスクを冒してまで作り話をしなければならない彼の心情が理解できない」
と前川氏を痛烈に批判した。
これに対し答弁に立った前川氏は座っている加戸氏に振り向きながら
「誤解だ。『総理に頼まれてその発言をした』と言った覚えはない」
と述べた。
加戸氏は目をつぶりながら首を横に振った。
前川氏は
「加戸先輩が事実を偽装するとは思わないから、
誤解があると思う。
チェックしていただければ分かる」
と続けた。
前川氏と和泉洋人首相補佐官の間で、
和泉氏が
「総理が言えないから」
と言った言わないの水掛け論になっているが、
こちらも同じ事態になってしまうのか。


このお二人が並んで座り

このお二人のお話を聞き

強く思ったことがいくつかある。

そのうちの一つ。

こんなことをふと考えた。

「加戸さんはどこか地方の公立高校から東大法学部」

「前川さんはどこか大都市部の私立進学校から東大法学部」

東大法学部はお二人の地位から考えれば容易に想像つくとして。

今朝、確認して見たいと思って調べた。


ウィキペディアより

加戸さん

関東州大連市に生まれる。愛媛県八幡浜市の愛媛県立八幡浜高等学校を卒業。
東京大学法学部を1957年に卒業し、文部省(現文部科学省)に入省。

前川さん

奈良県御所市室出身。
御所市立秋津小学校4年生の時に東京に転居。
麻布中学校・高等学校を卒業して東京大学に進学。
1979年4月 - 東京大学法学部卒業、文部省入省


なぜそう思ったか



 言わない。


思っちゃったんだからしょうがない。

爆笑問題のラジオにそんなコーナーがあった。



posted by sachi at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年07月25日

民進党・櫻井充氏の暴言に批判

民進党・櫻井充氏の暴言に批判が集まっている。

普段どういう人なのかは知らないけど

今日1日だけでも大人しくしてくれればよかったのに。


twitter

【逃走モード】
予算委で「出ていけ!」と暴言を吐いた、
民進党・櫻井充が、
都議選総括の両院議員懇談会後
「幹事長の辞任は当然だがどうすれば勝てるのかを真剣に考えてもらわないと明日はない。離党も考える」
民進党の支持率下げるマンが逃走モード突入のご様子。
あれだけのことして逃走する気かよ。

twitter
220のリツイート 216のいいね


昨日と同じこともう一度書きます。

せっかく世の中が

「首相の人柄が信頼できない」

って言ってるのに

もっと信頼できないようなことしてたら

どうしようもない。

そして

その自覚もないみたいで。


共産党の小池さんの演技力

見習うべき。




タグ:櫻井充
posted by sachi at 23:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

閉会中審査 「首相と加計学園理事長のゴルフや食事の際にどちらが支払ったか」

閉会中審査 「首相と加計学園理事長のゴルフや食事の際にどちらが支払ったか」

せっかく世の中が

「首相の人柄が信頼できない」

って言ってるのに

テレビで昨日のやりとりを見ているとどう見ても

民進党の方が信頼できない。

安倍首相が言う立場にないことを無理に言わせようとしたり

食事代をどっちが払ったとか

場面を切り取ってイメージダウンを狙うのがあまりにも見え見えで

本当に信頼を失う。

質問者の格で言えば完全に小野寺五典氏の勝ち。



大串氏のところを抜き出したが、ひどかったのは大串氏だけではない。

認可の白紙撤回をその場で迫った玉木氏も同じである。

特に玉木氏は獣医師会との繋がりがあるわけで

パフォーマンスの露骨さは目を疑う。


相手のアンフェアを糾弾するのにアンフェアな方法ではいけない。



民進党の大串博志政調会長は24日の衆院予算委員会で、学校法人「加計学園」(岡山市)の獣医学部新設の意向について、安倍晋三首相が認識したのが「今年1月」との答弁を引き出した。
しかし首相と加計学園理事長のゴルフや食事の際にどちらが支払ったかなど政権のイメージダウンを狙う質問も目立った。主なやりとりは以下の通り。

 大串氏
「(文部科学省前事務次官の)前川喜平参考人に和泉洋人首相補佐官との面会の日付などを聞く」

 前川氏
「昨年9月から10月にかけて、私は和泉さんのもとを数回訪れている。昨年9月9日、和泉補佐官の官邸4階の執務室を訪ねたのが、おおむね午後3時ごろだ。その際、国家戦略特区の獣医学部新設について手続きを早く進めろという話があって、これについて私は今治の加計学園のことであると承知した。

 その際に、和泉補佐官から『このことは総理が自分の口から言えないから、自分が代わって言う』と。こういった話がありました。私は、これは加計学園と総理との関係があれば確かにそういうことなんだろうなと。総理が自分の口からはいえないという事情はそこで納得した。

 その日のうちに担当課である高等教育局専門教育課にこういった事実関係を伝えておいた。ただ、このことが大臣の意思決定に影響を与えるということは必ずしも好ましくないと考えて、私自身から大臣に報告はしていません。これをどう処理するかは担当局担当課に任せたということだ。


9月29日午後2時ごろ、私からアポイントをとって、和泉補佐官のところを訪ねた記憶がある。この日は9月26日に文科省の専門教育課の者が内閣府に呼び出されて、平成30年4月の開学を大前提にして最短のスケジュールをつくれと、これは『官邸の最高レベルが言っている』ことであるというような申し渡しを受けてきた。私がこの話を担当課から聞いたのは28日で、その際に大臣の感触なども聞いた。大臣は非常に慎重だったし、なぜ30年4月開学なのか、あるいは党の手続きにかけなくて良いのか、そういったことに大臣は大変ご懸念があったと認識していた。

 そういったことを踏まえた上で29日に、9日には和泉補佐官からいわば宿題を投げられた形だったので、宿題は一応は返さなくてはいけないということで、29日の午後2時ごろですが、和泉補佐官のもとを訪ねて、獣医学部の件についてはなかなか難しいですと。引き続き検討しますということを申し上げた。

 さらに10月17日にこれは和泉補佐官から呼び出しを受けて、おおむね午後4時前後ですが、和泉補佐官の官邸4階の執務室を訪ねた。その際にも和泉補佐官からは、国家戦略特区における獣医学部新設の件、早く進めてほしいというような話があったが、この時点においてもなお、文科省としてははっきりとした方針は立てていなかった。というのはやはり、加計学園の獣医学部、この時点では加計学園と決まっていたわけではない。表向きは。しかし、暗黙の共通理解としては、加計学園のことであるということは文科省も内閣府も十分承知していた話だ。
その今治市からの具体的な提案、というのはとりもなおさず加計学園の具体的提案ですけれども、今治市からの具体的提案が9月21日の今治市分科会でも明らかになったわけだが、本当に日本再興戦略に記されているような4条件を本当に満たしているのか。文科省としては、とうてい確信を持てないし、その時点では強力なライバルである京都府、京都産業大が具体的な構想を持っているということを承知していたので、なかなか結論が出せない状況だった。そういった状況を踏まえて、10月17日の時点では引き続き検討中としか答えることができなかった。和泉補佐官にはそのようなことを申し上げたと記憶している」

 大串氏
「もう一つ聞きたい。和泉補佐官の前に、8月下旬に木曽功参与の訪問を受けて『よろしく』といわれた。木曽さんが8月下旬で、時を空けずに9月に和泉補佐官からそういう話があった。前川さんはどういう印象をもったか」

 前川氏
「木曽氏は内閣参与であり、加計学園の理事、千葉科学大学の学長という3つの肩書を持っていたが、その訪問を受けたのは8月26日の15時ごろだ。文科省の事務次官室でお受けした。30分ぐらいいらっしゃったが、その中で今治の獣医学部の新設を文科省として早く進めてほしいという話があって、これはご自身が内閣官房参与ではありましたけれど、加計学園の理事だから、加計学園の獣医学部を早く作ってほしいという趣旨だと受け止めた。
木曽理事は進め方についても文科省としては国家戦略特区の諮問会議の決定に従えばいいのだと。自分のところで考えて責任を負うのではなくて、国家戦略特区が決めたのだから、それに従うという形をとれば文科省の責任という形にはならないだろうという示唆があった。こういう国家戦略特区でいわばトップダウンで決めればいいという進め方にもご示唆があったということは、木曽理事は事前に内閣官房、ないし内閣府との間で進め方についての相談をしてきているのだろうと思った」

 大串氏
「そういう動きがあった上での8月末と9月。事実関係に相違はないか」

 和泉氏
「先ほどの答弁でも申し上げた通り、9月から10月にかけて、前川さんが私の部屋に来たことは何度かあったと記憶している。前川さんは、知らない仲ではないので『状況はどうですか』と聞いたのは事実だ。で、9月に来ていただいたときに前川さんはその中身を十分に理解しておられないようだったので、先ほど申し上げたとおり、『次官として全体をフォローしていただきたい』ということを申し上げたと思う。

 加えて申し上げると、補佐官として特区諮問会議に陪席している。総理は常々、『岩盤規制改革を全体としてスピード感をもってやるべきだ』とおっしゃっていたので、前川さんに『スピード感をもって取り組んでほしい』ということは言った。ただ、不当な圧力をかけるものでも、行政を曲げてことを進めてほしいということでもない。

その上で、先ほど前川さんがおっしゃった、『総理が自分の口で言えないから、代わって私が言う』という表現は、仮にそういう極端な表現をしていれば私の記憶に残っているが、全く記憶に残っていません。従って、言ってございません。そういったことでございます」

 大串氏「確認したい。『総理が言えないから、代わりに自分が言う』という発言ではなくても、相手がそう受け取るだろうという発言を9月9日に前川参考人にしなかったのか、記憶がないのか。はっきりしてほしい」

 和泉氏
「しなかったと思っている」

 大串氏
「そんなに遠い前の話じゃない。もう一度おたずねする。言わなかったんですか、記憶がないんですか。明確にお答えください」

 和泉氏
「記録に残っていないので、私の記憶に従って答えるしかないが、言わなかったと思います」

 大串氏
「両者の言い分が違う。和泉補佐官は国会から証人喚問の要請があれば受けられるか」

 和泉氏
「国会が決めることなので、私はコメントしませんが、国会の決定には従います」

 大串氏
「安倍晋三総理。この問題、発言が食い違っていて国民のもやもや感が残っている。総理は繰り返し国民に丁寧に説明をするとおっしゃっている。両者が参考人招致でなくて、証人喚問を受けるといっている。ぜひ自民党総裁として証人喚問を認めていただきたい」

 安倍首相
「国会の運営ですから、まさにこれは国会がお決めになることであります。その上で申し上げれば、まさに公平公正であるべき行政がゆがめられたかどうかを今、議論しているわけです。松野博一文部科学相も山本幸三地方創生担当相も、そして私も出席し、和泉首相補佐官も藤原豊審議官も出席させていただいている。誠意をもって真実を述べている。
そして、ただいま和泉補佐官もこの予算員会の参考人として重要な責任を果たさなければいけないという思いで、ここで自分の今までの前川委員との関係についてもるる述べられたものと思う。いずれにせよ、われわれは国会から要請があれば誠意をもって説明させていただきたい」

 大串氏
「私は自民党総裁としてお聞きした。ここまで核心の2人の答弁が食い違う。だから真実が明らかにならない。総理は繰り返し説明責任を果たすと言っている。証人喚問を行うべしということをお答えいただきたい。それが国民への丁寧な説明をする責任の果たし方だ」

 安倍首相
「国会が予算委員会において決められたことですから、われわれは政府として責任を果たしているところでございます」

 大串氏
「2人の意見が食い違っている。だから虚偽の答弁ができない証人喚問という場で行うべきだ。総理は証人喚問をやると決められる立場にある。ぜひ、この場で証人喚問を受けていただきたい」

 安倍首相
「証人喚問を開くという、私の権限できるというご指摘がございましたが、お言葉ですが、私は総理大臣、行政府の長でして、委員会の運営については委員会において自主的に判断されるということはご承知の通りであろうと思います。ですから、国会においてお決めいただきたい。プロセスの食い違いが出ているということについてはですね、反省点として考えていかなければならないと考えております」

 大串氏
「聞いていない質問に答えないでください。閉会中審査で論点が出てきた。まさにここがポイントで、両者の食い違いがある。そこを証人喚問する。国民の皆さんはここで決着をつけてくれと思っていますよ。それができるのは総理なんですよ。ぜひ決めていいただきたい。決めないと、説明責任を果たすという言葉が口だけだということを明らかにしている」


《浜田靖一委員長が発言する。
「一言申し上げます。あくまでも委員会の決定は委員会の理事会において決定するわけですので、言い方を間違えないようにしていただければと思います」》

 大串氏
「言い方を間違えないようにしますが、この委員会が開かれたのは総理のイニシアチブがあったからだ。証人喚問も総理のイニシアチブで前に進めてもらいたい。約束されなかったのは極めて残念です」

 大串氏
「総理と加計理事長との関係。50年ぶりに加計学園が獣医学部を新設するに当たり、総理と特別な関係にあったんじゃないか。第2次安倍政権になって公になっているところだけでも14回の食事、ゴルフです。平成25年が1回、26年が3回、27年が3回、去年が7回。去年が圧倒的に多い。しかも昨年7月以降が6回。まさにこの夏から秋にかけて国家戦略特区の獣医学部新設の話がどっと進んだ。改めてこの中でも一度も加計理事長が獣医学部新設を願い出ているということは話題にも上がらなかったのか」

 安倍首相「先ほど答弁いたしました通り、加計さんとは政治家になる前からの友人関係です。しかし、彼が私の地位や立場を利用して、何かを成し遂げようとすることは一度もなかった。彼はチャレンジ精神をもった人物であり、時代のニーズに合わせて、新しい学部や学科の新設に挑戦していきたいというお話は聞いたことはございますが、今まで彼もさまざまな学部・学科を作ってきたわけでありますが、そういうことを含めて具体的に何かを今、今回で言えば獣医学部をつくりたい。さらには今治市にといった話は、一切ございませんでした」

 大串氏
「加計理事長、構造改革特区にも十数回、獣医学部新設の申請をされている。2年前から国家戦略特区に移行して申請されている。総理は加計理事長が特区申請をしていると知ったのはいつですか」

 安倍首相
「構造改革特区において加計理事長は申請していたわけですが、安倍政権においても4回申請され、民主党政権の最後に申請をされ、その判断をしたのは安倍政権であったものを入れると5回だが、5回ともわれわれは事実上認めていないわけです。構造改革特区は十数種の申請がございますが、認めていないものですので、そのときは説明は受けていない。ですから加計学園の申請が正式に認められた国家戦略特区諮問会議で私が知るところに至ったわけです」

 大串氏
「正確にお答えください。いつですか」

 安倍首相
「1月20日に加計学園の申請が正式に決定したわけでございます」

 大串氏
「1月に初めて知ったということですか」

 安倍首相
「先ほど申し上げました通り、私は知りうる立場にはあったわけですが、そのことについての具体的な説明はなかったわけでして、知った時期については今申し上げた通りでございます」

 大串氏
「総理ね、本当に加計理事長が申請したこと自体を知ったのが1月20日ですか。にわかには信じられない。もう一度お答えください」

 安倍首相
「今回の議論は今治市ということで議論されていました。事業者はその段階で決まっていないわけです。その観点から、先ほど申し上げました通りです」

 大串氏
「申請を知ったのはいつですか。ぜひ答えてください」

 安倍首相
「知ったということにつうては先ほど申し上げた通り、この1月の20日の特区諮問会議です」

 大串氏
「総理、極めて真実でない答弁をしている。昨年秋も総理が議長の諮問会議が行われている。申請自治体が2つあるのはみんな知っている。総理だけが知らないなんてあり得ない」

 安倍首相
「国家戦略特区制度については自治体が申請するわけです。そして私がいつもそこで指示するのは、個々の自治体、個別の県ではなくて、全体において常に指示をするわけでして、そこが国家戦略特区諮問会議およびワーキンググループの一つの特徴です。国家戦略特区諮問会議の民間委員が入ってオープンな議論を行っていく、そしてワーキンググループは民間の専門家で構成されているわけでして、中身について私に報告されることはない。私には国家戦略特区諮問会議にかかることについてのみ説明があるわけです」

 大串氏
「申請は2自治体だけで、総理だけが知らなかったと考えにくい。なぜ疑っているかというと、昨年7月以降、加計理事長とのコンタクトが増えている。7月21日、山梨県の焼き肉屋。22日がゴルフ場。8月10日が河口湖の居酒屋。11日が山中湖のゴルフ場…。12月24日は写真でも出しました。フェイスブックにも載っていた写真だ。まさに認定に向けて動いているときにこれだけ会食しているので、なにがしかのことはあっただろうとみんなが思っている。まさか総理、これらの食事、ゴルフの代金などは総理がちゃんともってらっしゃるんでしょうね」

 安倍首相
「私のプレー代は全て私が払っております」

 大串氏
「食事代もそうですね」

 安倍首相
「食事代については私がごちそうすることもありますし、先方が持つこともございます。ですがそれは私がもつ場合もあるわけでございます」

 大串氏
「加計理事長が払われたこともあるわけですね」

 安倍首相
「今にわかにはお答えできませんが、基本的にだいたい友人関係ですから割り勘で行っているときもありますし、私がごちそうすることも多々あるわけです」

 大串氏
「きちんと答えてください。加計理事長から供応されたことも、お金を出されたこともあるんですね」

 安倍首相
「いわばそこで何か頼まれて、ごちそうされたということは一切ないわけであります。友人関係ですから、こちらがご馳走することもあるし、先方もご馳走することがあるというのは申し上げた通りでございます」

 大串氏
「国家公務員が権力関係のある人と食事してはいけない。総理は国家戦略特区諮問会議の議長だ。申請している人と何回も食事はするわ、ゴルフはするわ。これは大問題ですよ。このへんは加計さんにも聞いてみたい。加計理事長にこの場できちんと語ってもらうことが大事だと思いませんか」

 安倍首相
「国会の運営については国会で、委員会でお決めになることです。加計氏の証人喚問ですが、国会においてお決めいただきたいと思います」

 大串氏
「その逃げ腰は一体何なのか。あれだけ丁寧に説明するといいながら、逃げの一手に他ならない。委員長ぜひ、この場への加計理事長の参考人招致、できれば証人喚問もお願いしたい」

 《浜田委員長
「理事会で協議させていただきます」》




民進党は思想・考え方の大きく違う人たちが集まっているわけだから

かなりしっかりした党としての意思統一や共通認識、

つまり、

ガバナンスがなければいけない。

それには抵抗のある人は多いだろう。

党の上の方から強制されたり制限されたりはいやに決まっている。

しかし、

民進党が一つの党としてやっていくには必要なことだ。

他の党ならいざ知らず、民進党のような成り立ちの党では

特に必要なことだ。

今回は特にそう思った。

今回の質問者の質問内容や質問の仕方

そして、相手の返答のシミュレーション。

それが党の中でしっかり揉まれたものだったのだろうか。

ああいう言葉を切り取ってイメージダウンをはかることが

党の中で揉まれ

その効果としてどのような効果を産むか議論されているのだろうか。


考え方の違う人間が集まり組織を作れば

共通の認識や共通の秩序を守らなければ

それぞれのエネルギーは勢力争いに向かうしかない。

民進党に厳しいガバナンスは必要なのだ。



気の早い人は

9月衆議院解散に動いている。

このままでは

民進党は自民党に勝てないから

自民党が政権を失うことはない。

自民党にとって悩ましいのは

憲法改正に必要な3分の2が取れるかどうかだろう。

このままでは民進党は問題にならない。

だからそこが強いガバナンスの必要性なのだ。


安倍首相と自民党はその辺の分析を慎重に丁寧にやることになるだろう。

内閣改造はそれで支持率が上がっても上がらなくても必要だと思う。





posted by sachi at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年07月24日

仙台市長選 国政が直撃 敗れた与党陣営、恨み節

仙台市長選挙の報道

毎日新聞の記事より抜粋


仙台市長選 国政が直撃 敗れた与党陣営、恨み節

 国政の与野党対決の構図となった仙台市長選。
自民、公明両党が支持する冠婚葬祭会社社長の菅原裕典氏は、
民進、共産、社民各党の県組織と自由党が共闘する元民進党衆院議員の郡和子氏(60)に敗れた。
学校法人「加計学園」問題や自民党議員の相次ぐ暴言・失言問題などの影響がもろに出たと言え、
菅原氏の陣営からは
「タイミングが悪すぎた」
との恨み節も漏れた。

野党共闘で支援する元衆院議員、郡和子氏(60)に自民支持層の2割弱が投票した。
加計(かけ)学園、稲田朋美防衛相の資質などの問題が、
誰に投票するかに「影響した」という声も複数聞かれた。

郡氏は民進支持層の8割強を固め、支持政党なしと答えた無党派層を半数近く取り込んだ。
自民、公明両党県組織が支持する
冠婚葬祭会社社長、菅原裕典氏(57)は自民支持層の7割を固めたが、
無党派層からの支持は2割強にとどまり浸透できなかった。

自民支持層のある有権者は、
安倍内閣の諸問題への対応に疑問は抱きながらも
「消極的に自民候補を支持した」
と複雑な心境を明かした。
加計学園問題などで投票先を決めた有権者は、
理由について「安倍内閣を支持できないから」と答えた。

一方、無党派層の2割が元衆院議員の林宙紀氏(39)に投票した。



堅実な経営者の典型のような菅原氏は確かに

「タイミングが悪すぎた」



郡和子氏は

「タイミングが良すぎた。」

郡和子氏は地元の民放のアナウンサーを長く勤めた方で

小池さんように全国区ではないが地元での知名度好感度は高い

だからむしろ菅原氏が善戦したいう評価も地元にはある。

仙台の住人の中には

「郡和子さんは小池さんほど有名ではないけど小池さんより優しいからいい」

という人がいて思わず笑った。


だから「国政を直撃」とも単純には考えない。

普通に見ても

みんなが知ってる郡さんと

経営してる会社はみんな知ってるが経営者の名前はほとんど誰も知らない菅原氏だったら

菅原さんはよくて拮抗しても、

郡さんが勝つのは不思議ではない。

しかし、というかやはり、新聞は

「国政を直撃」

と書くのだなあああ

と思った。




書くと、偏った報道をするなという話になるわけだが、

それはそうとして、

安倍政権がここまでマスコミを敵に廻したのは何か

もっと言えば、

様々な要因はあるにしても

一番のツボはなんだったのだろうかとここ数日考えていた。

一番のツボである。

一番のツボは三つぐらいあるかもしれないが

それでも一番のツボである。


昨日、このブログの前ページを書きながら思ったが

ズバリ一番のツボは

「籾井会長」

だと思った。

NHK「AIに聞いてみた どうすんのよ!?ニッポン」

が面白いと思ったことは前ページに書いたが

面白いと思ったことの中身は

番組そのものだけではなく

「NHKの考え方」がちょっと変わったと思ったことも十分に面白いと思った

そのあとそう言えば

前NHK会長籾井勝人がやめたのは3月ごろだったかなあと。。。。。


マスコミが偏った報道してはいけないように

政治がマスコミをいじってはいけない。

特にNHKに籾井会長のような人はまずい。

能力の高い人物ではあるかもしれないが、

三井物産で成功した人物がNHKでうまくいくわけないことは子供でもわかる

とは言わないまでも

頭のいい少し生意気な高校生ぐらいならわかる。

安倍首相が高校生より頭が悪いと言っているのではない

安倍首相なのか周りの人間かはわからないが

そういうある種の感受性が不足していた時期があったのは確かだろう。


民主党に大勝した後だからそういうムードにもなったのだろうが

その後のアベノミクスはそれなり評価はするが

民主党に大勝したのは民主党政権がひどすぎたからだし

民主党が政権取ったのもその前の自民党政権がひどすぎたからだ。


籾井会長のようなタイプの人は

相手に直接言葉で言わなくても相手にプレッシャーを感じさせる。

それは民間企業の管理職としては大いに有効で

それができる人は管理能力の優れた人ということになる。

実は部下は怖がってるだけなのだが。


それはNHKではまずい

安倍首相やその周囲の人々が考える以上にマスコミへの圧力と受け取られる。

中には

「朝日新聞が偏ってるからなんとか対抗しなければ」

と考えたりした人もいるかもしれない。

しかしそれこそが争いを

「子供の喧嘩」

にしてしまう。


実際NHKは直接の言葉での指示はなくとも

何かギクシャクして居心地の悪い状態があったのだろう。

その状態は

安倍政権=マスコミの敵

と結果的に他のマスコミにも思わせることになり

安倍政権=日本の敵

という図式が無意識のうちに固定される。

その短絡度合いは

朝日新聞=日本の敵

と思ってる人と

本当に似ているのだが

ともに

根っこは「正しいことをする」という善意なので

「人は善意からしたことには反省はない(河合隼雄)」。


とにかく

マスコミは偏った報道してはいけないし

政治はマスコミのシステムをいじってはいけない。

中国ではくまのプーさんまで検閲対象になっている。

当事者にはそれなりの言い分はあるだろうが

くまのプーさんの画像を公権力が取り締まる様子を見たら

まともな国だとは思わないのが世界標準だ。


どっちにしても今の状態は

どちらも全体の不利益になることをしている自覚を持って欲しい。

そして

どちらも全体の利益になることをして欲しい。



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posted by sachi at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年07月19日

民進党

蓮舫代表
「二重国籍」問題をめぐり、
日本国籍の選択宣言をしたことを証明するため
戸籍謄本の一部など関係書類を公開した。
「台湾籍を有していないことが分かる資料だ」
と強調した。

なぜこの時期か

については

安倍首相を批判する手前、「自分が批判されそうなことはクリアにしておく

と言うことのようだが

蓮舫代表
「二重国籍」問題をめぐり、
台湾籍を保有していないと証明する資料を公表する意向を示していることについて、
精神科医の香山リカ氏ら有識者グループが18日、公表中止を民進党に求めた。

 香山氏らは蓮舫氏について
「参院選に立候補した時点で、戸籍謄本により日本国籍があることが確認されている」
と指摘。
その上で
「個人情報を開示する何の義務も必要もない。開示を求めることは出自による差別を禁じている憲法に反する」
とした。


と言うこともあったにも関わらず

戸籍を公開したのは

おそらく

「相当な過激な脅迫めいた批判」が数多くあるのだろう


また

民進党内から

「二重戸籍問題の決着を望む声」があったようだ。

論理的には香山氏らの主張は正しい


この民進党という党

自民党と2大政党をなすはずだった


ところが

先日の政党支持率で

自民党が大幅に支持率を落としたにも関わらず

民進党も支持率を落としている


これはお笑いです。


コントです。


これで、今の民進党と自民党が2大政党として渡り合うということは完全に消えた

みんながわかっていたことではあるが。


そこで、どうしたら二大政党制を実現できるかを考えてみた。


その1 民進党を自民党と対峙できる党にする

そのためには

民進党は

まず一度、解党した方がいいでしょう。

決して感情論ではなくて

二大政党制をまだ諦めずに言えば

民進党は中にいる人の思想・イデオロギーが

あまりにも様々であるので

現在の内実は「党」と言うより「組合」に近い。

だから

指針方針は決まりにくく

有権者は支持するしない以前に

何をしたいのかがわからない

だから「都民ファースト」に逃げたりする。

「組合員」にとって「執行部」は単なる事務局。



だから

民進党が政権を狙う党になるのであれば

必要なのは

「党議拘束の強さ」

「結束」とか「一丸となって」なんていうのじゃなくて

強制力が伴うようなもの

つまり党として決まったことは

個々は反対でも党の方針方向性に従う

と言う考え方の徹底。


それが嫌なら

もっと

それぞれのグループが諸々の問題に是々非々で取り組めるように

党と言う形を捨てるべき。


そのくらい徹底しないと

これからもっともっと

やりたいことのわからない党になるでしょう。


だから

一旦解党して

強い党議拘束を徹底することを前提に

もう一度集まり直した方が良い。

もちろん色々な解決しなければならない問題は多いだろうが。

党首決めるのに3年ぐらいかかったりして。


その2 自民党も解党して完全再編

党員それぞれの主義主張の違いということであれば自民党だって同じ。

民進党ほど極端じゃないだけ。

または、民進党よりうまくできる人が多いだけ。


じゃあ、何を軸に二つに分けるかというと

「リフレ型」と「緊縮財政型」。

この二つの経済の方法論で分けるのが今の時代は妥当。

結構うまく二分できる。


自民党の中でも安倍政権が潰れたら

民進党が政権を取ると思ってる人はいないので

自民党のポスト安倍を狙う人たちは

安倍首相の対極に構える必要もあって

「緊縮型」

が多い。

簡単にいうと

安倍政権と同じリフレ型だと対抗してるように見えないというか

存在感を示せないから

緊縮財政にして政府や役所の権限を大きくして

コントロールしやすい政治の方法をとりたい。

と考える。

またそこに一定の理もある。

しかし、

生活が豊かだと感じなくとも

今の時代はとにかく生きるのに必要な「もの」はあるので

単純な原理だけに任せておいて経済がうまく廻るわけではない。

積極的にお金を世の中に廻さないといけない。


その二つの考え方が争えば

自ずと方向性が見えてくる。

(もちろんそんな簡単な話じゃないけどね)


ざっくりした話ばかりで具体的な話がないのは心苦しいがそういうこと。

「民進党」しっかり仕切り直しをして欲しい。






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posted by sachi at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年07月17日

一番心配なこと

一番心配なこと

「アゴラ」より 一部要約

購読者に恥をかかせる朝日新聞

国を歪ませる一部メディア

加計問題を巡る閉会中審査

翌日の新聞で朝日新聞
加戸前愛媛県知事の
「我慢してきた岩盤に国家戦略特区が穴を開けた。ゆがめられていた行政が正されたというのが正しい」
との発言を報じなかった
(毎日新聞も詳報ではこの発言に触れている)。

隠すから余計にこの発言が核心だったのではという評価まで出てきてしまう。

「お友達ばかり優遇してフェアじゃない」
と批判している新聞が、自らの紙面でアンフェアとみられるようなことをやってはいけない。

こうした姿勢は、世論に
「全否定で来るものには全肯定で対抗するしかない」
とか、
「アンフェアにフェアでは対抗しきれない」
という過ちを引き起こさせる。

そうでなくとも
「横柄な政権側に対して前川さんは正義の人『っぽい』」
とか
「前川は出会い系バー男だけど加戸さんは誠実『そう』」
という印象論どうしの主張の対立が横行している。

中略


安倍政権への部分的批判さえメディア擁護のように受け取られかねないし、
「倒閣か安倍護持か」
の両者の圧力にかき消されかねない。
これを言論状況がゆがんでいると言わずしてなんとするか。
言論のゆがみは、
ひいては政治や国そのものの在りようをゆがませる。

以下略


本当に心配なことは

「事実」



軽くなっていること


権力側が正しいとか

憲法改正が良いの悪いの

ではなく

何が

事実で

何が

事実でないか



わからなくなっている

また

それが重要なことだという認識がなくなっていること



だから、事実をわからなくすることで

自分の側の言い分を通そうとする人が

多くなっている。

そして

そこにあまりにも

罪悪感がない。




事実を歪ませた結果

その次に

どんな修復不可能な複雑な問題が起こるか

その想像力がない。


このままだと

改憲してもしなくても

大変なことになるのではないか。






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posted by sachi at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年07月04日

都民ファースト圧勝 結論 マクロン すごい

都民ファースト圧勝
自民歴史的敗北

ご苦労様でした。

なんか政治がつまらなくて、政治のニュース見ていて気がつくと爪切りしてる自分に気がついた。

飽きるんだよ。


右側の人たちは力を振りかざすことに快感を感じてる人が多いようで、自分たちが求める力の正体もわからないまま突っ走ろうとするし。

左側の人たちは本当に「正しいか」「間違っているか」より揚げ足とってダメージ喰らわせようとしてるようにしか見えないし。

加計学園の件、安倍首相が100パーセント悪いとしたところで獣医増やさなくて本当にいいのか?

小池さんも正義の味方と悪者を作って「悪者を成敗する正義の味方」的なストーリーにしか見えない。
実際ほとんど騒いだほど結果は変わってないし。

これって小泉さんもビジネスモデルとしては同じだけど、小泉さんはまだ「演じてる」自覚があってそれを楽しんで、それが「その先の目的」のための「手段」だったことをはっきり自覚していたように見える。

小池さんの場合は「巨悪に立ち向かう正義の味方」である状態が「目的」になってるように見えてしょうがない。
それが「目的」になってしまえばその先には進まない。
当然。

ちょっと言い過ぎかもしれないけど、都民ファーストの代表やめたのって、いろいろ二元代表制とかそれなりの理屈は言うけれど、自民党が予想よりもはるかにひどい負け方したから「巨悪に立ち向かう正義の味方」状態が保てなくなって、ともすれば「自民をいじめる魔法使いのおばさん」状態になってしまいやしないか不安になったんじゃないかって。
これ本気で言ってるわけじゃないけど少し本気。

もう少しだけ本気なことを言うと
自民にちょっと勝ちすぎたから少し「目立ち度」を下げないと自民からいろいろ攻撃されることを考えたかね。

そう言う虚構の上で始まったことだから、言ってることは全部綺麗なことなんだけどなんか人工的な感じがしてしまう。


そんな日本の政治のことを考えていて、ちょっと思ったこと


マクロンとかフランスってすごいんじゃないかってこと。

マクロンって25歳上の奥さんと略奪婚するのもすごいけど、右翼とか左翼とかそう言う価値観とは全く違うところから政治のあり方とやり方を詰めてるところがあって、普通ならありえない方法論を使って、やってみればコロンブスの卵ってくらいすごい。

もう右とか左とか言う時代じゃないんだよ。

右の人は右である理由を、左の人は左である理由を、どちらでもない人はどちらでもない理由をよく考えてみることから始めましょう。







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posted by sachi at 10:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年07月01日

豊田真由子 衆議院議員 暴言録 まだまだ出てるけど

豊田真由子衆議院議員の暴言録はまだまだ尽きるところを知らないようですが、東大出身の衆議院議員でこういうこという人はかなり珍しいわけですが、
東大出身でも衆議院議員でもない人だったこういうことしていいわけではないですが。
当然。



こういう人を見ると

数年前に読んで、強い印象を受けた本が脳裏に蘇ってくる。

スーザン・フォワードというアメリカの臨床心理学者(カウンセラー)が書いた本で

『毒になる親』




超ざっくりいうとこういうこと(本書の「まえがき」をほぼ抜粋)


1
子供の頃、親や周囲の大人からひどい目にあわされる
(しっかりと心を支えてもらった経験がない・感情を踏みにじられる・粗末に扱われ一人ぼっち・常に後ろめたい気持ち)
(過干渉・過保護・過剰なコントロール過大な圧力をかけられた)
(性的な行為・残酷な言葉で心や体を傷つけられた)

2
それで
ネガティブなパターンをセット

3
すると
大人になっても生活が大きく影響される----「1」の中のどのような「ひどい目」であっても影響は驚くほど共通
(自分が生きていく価値を見つけられない)
(自己破壊的な傾向・怒りが抑えられない等)
(自信が持てない・何をしても自分は不十分)
(愛される自信がない・頑張り続けないと嫌われてしまう恐怖・過剰な義務感)
(中には薬物等に依存する場合も)

4
ところが
親との因果関係に気づいていない

5
なぜかというと
自分の人生を左右している最大の問題の要因が親だと思いたくない

6
なぜか
「自分がいけなかったんだ」と感じるから

7
なぜか
子供は自分を守る術がなく、全てを親に依存
守ってくれるはずの親が実は信頼できないとは考えつかない

8
それで
「罪悪感」や「不十分な感じ」を心の奥に抱える

9
それで
3のようになる

10
心のメカニズムは成長後も継続・様々な影響

11
本書は
第一部がどんな「毒になる親」がいるか
第二部が「毒になる親」を持った人がどうやって自己を回復するか



もちろん
豊田真由子衆議院議員がこのような「毒親」に育てられて人物かどうか断言することはできない。

でも
高校の同級生の暴露記事にあったように常にプレッシャーを感じていて憂さ晴らしをしていたのは確かなようだ。



常に親(または近しい大人)からの強いプレッシャーを感じながら育ち、

親への怒りを自分の罪悪感に変換し

さらに、強いプレッシャーを感じ、

原因がわからないから怒りを閉じ込め続けて

常に不十分な感じがするから苦しい思いして努力し続けて

東大入ったり、ハーバード行ったり、官僚なったり、

衆議院議員になったりしてたら

閉じ込めてた怒り
爆発させても一応筋が通りそうな状況がちょっとでもあったら

所構わず

爆発させるよね




秘書さんお気の毒です。



※注
この話はあくまで予想です。
たとえ、もし、ほぼ予想通りだったとしても
「じゃ、親が悪い。」
っていうほど単純な問題ではないのでそこはご理解をよろしくお願いします。
詳しくは本書に書いてあります。
この文は特定の誰かを非難するのが目的ではなくて、
この文の目的は上に該当して今まで原因もわからず苦しんでいた人が
良い方向へ進んでもらうきっかけにしてもらうためです。




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posted by sachi at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年06月29日

豊田真由子衆議院議員 その後 まとめ

語 録

「このハゲーーーーー!」

「違うだろーーーーーーっ!!」

「お前の娘が交通事故に遭ってひき殺されて死んでさ、ひくつもりはなかったんですって言われたら腹立たない?」

証 言

ある議員
「同じ議員としてホントに恥ずかしい…」

厚労省官僚時代の元同僚
「彼女は官僚時代からアクの強い人でしたが、代議士になると、ますますエスカレート。何の恨みがあるのかわかりませんが、厚労省時代の先輩たちをアゴで使い出したんです。彼女が厚労省の職員を呼び出した時、来たのが課長補佐クラスだと“課長連れてこい!”と怒鳴り散らすので、職員は辟易としていましたよ。国交省で働く夫に対しても口汚く罵るようで、最初はじっと耐えていた彼も、小学生の2人の子供のために“これ以上こんな母親の姿を見せられない”と家を出て、今は別居状態。子供たちのことは豊田議員の母親が実家で面倒を見ていると聞いています」

国会議員秘書歴20年以上の神澤志万氏
「このハゲーーーーーっ!」ですっかりおなじみになってしまった豊田真由子衆議院議員ですが、実は永田町では、豊田事務所は以前から「秘書たちが就職したくない事務所ナンバー1」でした。
2012年の当選から4年半で辞めた秘書は100人を超えるといわれ、本当に生活費に困るくらい困窮した秘書が、最後にドアを叩く事務所といわれていたのです。そのため、もはや“ネタ”と化していました。
「就職活動しているんだけど、どこか公設秘書の枠が空いている事務所があったら教えて」
「豊田事務所があるじゃん(笑)」
「えーーーー! やめてーーーー! 死んじゃうよ」
というやり取りを、何度かしたものです。

(秘書のミスについては)そもそも、ほかに行くところがないような人しか雇えない豊田議員も、自分の人望のなさや日頃の行いの悪さを是正すべきでした。

豊田議員は、いろいろな議員立法のチームに所属していましたが、議員仲間の評判も最悪でした。ときには、ほぼ徹夜で法制局の職員が立法作業を行ってくれるのですが、その作業チームの会議の場で、豊田議員は一度も職員を慰労する言葉を発したことはありませんでした。「やって当然!」という態度なのです。

メンバーの議員たちが汗を流す会議には遅刻や早退ばかり。途中10分だけ参加、というときも。

履 歴

日本一偏差値が高い女子校・桜蔭高校

東大卒

厚労省の官僚

自民党に離党届

現在心身症で入院中









たくさん怒りを溜め込んで生きてきたんだね

いつも怒りを吐き出す場所探してたんだね





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タグ:豊田真由子
posted by sachi at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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