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2017年10月05日

橋下徹氏、希望に忠告「民進は選挙後に裏切る」と独自見解

デイリースポーツ online より

橋下徹氏、希望に忠告「民進は選挙後に裏切る」と独自見解

橋下徹氏 前大阪市長の橋下徹弁護士が1日、 ツイッターに、 希望の党と民進党の合流に関して 「民進議員は選挙が終われば裏切るのは明白」 との分析を投稿した。 橋下氏は、 民進党からの入党希望者に 公認を与えるため選別作業中の希望に対し 「希望の党はもう民進議員を たくさん入れる必要性がない。 民進議員を入れたところで 今の希望の支持率が 下がることはあっても 上がることはない」 と断じた。 そのうえで、 野党第1党が、 少数の新設政党に合流する異例展開に 「民進議員は選挙が終われば 裏切るのは明白。 代表選をやって 元の民進党に戻すだけ」 との独自見解を記した。 これまでも、 選挙のために 新党を利用しようとする議員を 「チョロネズミ」 と批判し、 「ポンコツガラクタだけが 希望に行ってしまう」 と投稿している橋下氏は、 この日も 「目的はただ一つ。 ポンコツガラクタ議員の追放」 とツイートした。
ポンコツ ガラクタ と言わないまでも 似たような ことを言う人は いるが 橋下さんが言うと 説得力がある。 何と言っても 「パンダねーちゃん」 の面倒まで見てたのだから。 維新が拡大するときにした苦労を 希望の党も避けられない面がある。 今回の選挙は 各政党が 様々なキャッチフレーズを 使っているが、 どれもマトを得ていない。 それは 「なんでもあり選挙」 だからだ。 問われなければならない 内容も 多岐にわたるが その手法や戦術も 一筋縄ではいかない。 それぞれの政党の主張は 話題にならないが どういう枠組みか 現時点では 話題を占める。 緑のたぬきが希望の党で 赤いきつねが共産党 それだけ覚えていればいいと いう人までいる。 権力闘争の場では エゴや権力欲や策略や陰謀に 特別な免罪符が 与えられていると 勘違いする人が多いから 選挙は 最近の月9より面白い。 面白いが それが 正しいかどうかとは 別問題であることは当然だ。 軽率な言い方をするつもりはないが いろいろな噂を 信じるとすれば 民進党の左派が 切り落とされたのは 結果として 元は 倫理違反にある とも言える。 法律で禁止されていなくても よくない状態 倫理的ではない状態 誰かに苦痛を与え続けている状態が 続けば 予想を超えたしっぺ返しが来るものだ。 それは 誰かが故意にする「仕返し」とは また別次元のものだ。 一時の自民党もひどかったが 今 「倫理的ではない状態」に 一番慣れ親しんでいるのは 右派も含めた 民進党出身者だ。 よくないことを しているということではない、 あくまでよくないことが 当然であると思ってしまう 「かもしれない」 可能性が高い位置・状態にある という意味だ。 希望の党が 実質民進出身者に乗っ取られ 支持率が落ち始めたら 目も当てられない。 橋下徹はそうなると言っている。
posted by sachi at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月04日

橋下徹"前原さん、やり過ぎーー!!(笑)"

PRESIDENT ONLINE  より

橋下徹"前原さん、やり過ぎーー!!(笑)"

政治家に緊張感を持たせる二大政党制は一番「まし」な制度

前号では、 10年後・20年後に 二大政党制が 確立することを見据えて、 とにかく今は 自らは屍になる覚悟で、 小池百合子さん、 前原誠司さん、 松井一郎さんたちで 棲み分けの密約をすべきと提言し、 今号で 密約の方向性を語るはずだった。 だけど、 ほんと僕は 完全に無責任な評論家になったと つくづく感じたね。 小池さん、前原さんは棲み分けどころか、 民進党解体って、やり過ぎーー!!(笑) いやー、 これは凄かった。 ここまで小池さんと 前原さんが やるとは全く思っていなかった。 一応、 僕がメルマガで書こうと思った 密約の方向性を紹介すると、 (1)小池さんと松井さんとの間で 東京と大阪の棲み分けをする。 つまり小池新党と 維新は小選挙区でぶつからないようにして 無駄な戦を避ける。 (2)前原さんは、 東京の小池新党と 大阪の維新の力を認めて、 民進は東京・大阪から撤退する。 (3)民進は地方部をメインにするが、 民進のイデオロギーに 囚われている左巻きの 何でも反対勢力や、 小選挙区で 当選する実力がないくせに 議員バッジを確保するためだけに あっち行ったりこっち行ったりする チョロネズミ連中のところには 小池新党や維新の候補者に選挙区を譲って、 民進党の支持率低迷の原因となっている ポンコツガラクタ議員を民進から外に出す。 というものだった。 小池新党と維新の (1)の合意は9月30日に成立。 ところが民進党の (2)(3)については、 前原さんはなんと民進党の解体という アプローチを採った。 僕の提案は、 民進党はとりあえず存続させ、 前原さんが持っている候補者公認権の力で 民進党を解体的に刷新するというもの。 大阪維新は7年かけて 大阪では基盤を築いた。 民進党の議員は大阪市議会では0。 大阪府議会では1。 堺市議会でも党名がなくなってしまった。 国会議員も小選挙区では 辻元清美さんが勝っただけ。 もう消滅状態。 小池新党も、 今後の小池都政の成果を見せることによって 東京で基盤を築く可能性が高く、 それは現民進党が 東京で勢力を 回復する可能性よりもはるかに高い。 大阪維新が 大阪で基盤を築くことができたのは、 大阪府知事、 大阪市長が大阪維新なので、 知事や市長の 行政権・予算編成権を通じて、 大阪維新の政策を 大阪で実行することができたから。 もちろん大阪維新の政策には 賛否両論があるけれども、 それでも口で言うだけではなく、 政策を実際に実行したので、 政策の結果を府民、市民が 現実に感じてくれて支持が固まってきた。 東京においても小池さんが知事として 政策を実際に実行すれば、 都民はその結果を感じることができる。 野党はある意味口だけ、 批判だけで、 政策を実際に実行することはできないので よほどのことがない限り 支持が広がらない。 そうであれば東京都政において 野党である現民進党が 東京で勢力を回復するよりも、 今後都政与党の小池新党 (都民ファーストの会・希望の党)が 基盤を築く可能性の方が高い。 ゆえに民進党は 東京・大阪から撤退して、 加えて民進党の解党的出直しを断行する というのであれば、 民進党のメンバーを 大幅に刷新する必要があると考えたんだ。 二大政党制にも 色々と問題があるが、 政治家に緊張感を持たせるには、 二大政党制が 他の制度と比べて一番ましである。 政治家は落選する危機感を抱いてこそ、 初めて一生懸命になる。 見てよ、 今の民進党の右往左往ぶりを。 あれだけ安倍晋三首相の平和安全法制や 憲法改正の姿勢について 猛反対していた民進党の議員が、 希望の党に入るために その話はもううやむや。 とにかく 当選するために必死になっている。 これが議員の本性。 まあ議員というのは よく言えば戦国武将のようなもので、 大合戦のときに 武将が自分の生き残りをかけて 右往左往するというのは 歴史的事実なんだけどね。 (略) このような意味で、 二大政党制において、 政党間の理念的・観念的対立軸を 予め深く論じることは無意味だ。 では理念的・観念的な対立軸は 横に置いておいて、 現実的な判断ができる2つの政党の 対立軸はどこに求めるべきか。 それは「支持層の違い」である。 政党や議員は 選挙で 有権者の支持を集めなければ勝てない。 つまり新しい政党は 自民党とは違う支持層をがっちりと 固めなければならない。 自民党は良くも悪くも 議員が地域を細かく歩き回り、 イデオロギーに 囚われていない有権者を 支持層に引き込む。 ただその際に、 地域の有力者とのコネクションを 最大限活用する。 自治会、PTAなどなど。 さらには あらゆる企業や業界団体とのコネクションも 活用する。 では 自民党に対抗する もう一つの党は どこを支持層として 掴んでいくべきか。 自民党は地域団体、 業界団体の組織力を頼っているので、 もう一つの党は こういう組織力に頼らない 政党であるべきだ。 民進党は連合という 労働組合を重要な支持団体として いたようだが、 先にも述べたが 労働組合の組織率は 現在非常に低いし、 そもそも今の労働組合は 労働者の中でも正規雇用者を中心に 組織化されたものであり、 現在労働者の4割ほどが 非正規雇用者であることを考えると、 労働組合は 労働者の一部しか代表していない。 さらには民間企業の組合では、 選挙における投票先についての 組合指示などに 組合メンバーは従わない。 だからこのような状況では、 新しい政党は、 労働組合に依存すべきではない。 もっと幅広い国民の利益を 代表するような 政党になるべきだ。 自民党が 組織を中心とした支持層なのであれば、 新しい政党は 非正規雇用者も含めた 労働者全体や、 個人事業主や専業主婦など、 特定の団体に属していない有権者を メインの支持層にすべきだ。 このような新しい政党は 組織力を使えないので、 選挙運動の際、票を集めるのは大変だ。 でもこれからの時代は インターネットを駆使して 組織力を上回る力で 人のつながりを作っていくことができる時代だ。 組織に依存しないかたちで 支持層を広げていくことを 頑張らないと 結局二大政党制は確立できない。 自民党は従来通り組織力を活用する。 新しい政党は組織に頼らず、 地道な地元活動に加えて 新しい方法で票を獲得していく。 そもそも 政党が作り出す 政策・制度というのは 政治家のイデオロギーには ほとんど左右されない。 現実的には支持層に左右される。 自民党は業界団体からの圧力によって 業界を守る規制・税制からどうしても抜けきれない。 たばこ規制(禁煙ルール)も 結局たばこ業界や 飲食店業界からの圧力で 自民党は厳しい規制(禁煙ルール)に 乗り出せない。 ところが そのような業界団体からの圧力を 気にしなくてもいい小池さんは、 東京都において 厳しいたばこ規制(禁煙ルール)を打ち出した。 これが 支持層の違いによって 政策が左右される象徴例だ。 特定の業界や団体・組織に 目配りする政党か、 それとも特定の業界や団体・組織に 目配りせず、 一般の有権者を意識する政党か。 新しい政党は後者であるべきで、 そのような特定団体からの圧力に負けない 政策・税制をガンガン展開すべきだ。 そのためには 企業団体から 政治献金を受けないことが 新しい政党の最重要ポイントとなる。 このような 政党間の競争状態が生まれて 自民党も負けじと切磋琢磨する。 安倍政権もTPPや農業改革では 業界団体とはせめぎ合いをやったが、 それでも農協団体票を頼りにしている以上、 最後は突き抜けた改革はできない。 しかし 小池新党が 農協団体票を気にしない 大胆な農業改革を掲げれば、 自民党も意識せざるを得なくなるし、 最後は選挙を通じて 国民がどちらかを選択すればいい。 政策は政治家のイデオロギーに左右されない というのは、 民主主義では当たり前の話だ。 民主政治においては 政治家は有権者に左右される。 そして日本の有権者は イデオロギーに囚われている人は少ないし、 宗教対立も階級対立も 激しくないので 価値観の対立も激しくない。 であれば、 政治家がイデオロギーや価値観に 囚われる方がおかしい。 だいたい保守だ、リベラルだ、と やっているのは 政治家と暇な学者や メディアなどの自称インテリだけで、 毎日汗水流して働いて 一生懸命納税してくれている 圧倒的多数の有権者は、 保守だ、リベラルだなんて意識していない。 圧倒的多数の有権者が保守だ、 リベラルだなんて 意識していないのに、 政治家が保守だ、リベラルだと 叫んでいることが そもそも滑稽なんだよね。 これまでの 55年体制の野党において イデオロギーや 価値観に囚われた議員が多かったのは、 中選挙区制の下、 万年野党が成立したからだ。 有権者の意向に関係なく、 政治家は自由気ままに 自分のイデオロギーや 価値観に拘泥できた。 しかし今はそういう時代ではない。 日本の有権者が イデオロギーや 価値観に囚われていない以上、 政治家もそのようなものに 囚われるべきはないし、 イデオロギーや 価値観に囚われる政治家は、 今後二大政党制の枠組みからは 追放されていくだろう。 ゆえに、 日本の二大政党制では イデオロギーや価値観よりも、 支持層の違いが非常に重要になる。 このように イデオロギーや 価値観に拘泥しない 二つの政党ができれば、 あとは日本社会や 有権者のそのときの 状況に合わせて 各政党による政策の切磋琢磨が始まるだろう。 政党間の 競争環境さえ整えば、 各政党はお互いに 差別化を図って 自ずと 政策の対立軸は生まれてくる。 その際、 自民党も小池新党も 時代と有権者に合わせて、 これまでは リベラルのラベルを貼られていた政策も 掲げてくるよ。 安倍政権の教育の無償化、 小池さんの選択的夫婦別姓制などが その流れの象徴だね。 そして 最後は有権者が 政権与党の実績評価と同時に、 各政党の政策評価、 そして各政党の実行力評価によって 政党を選んでいく。 これが二大政党制だ。 (略)

現実的判断ができる自民以外の政治勢力の芽ができる、それだけで大成功だ!

小池さんは 劇場型選挙を狙って 話題を提供しているが、 民進党議員の入党について 混乱が目に付いてきた。 選挙の前哨戦は始まっており、 10月10日が公示である。 混乱のまま選挙戦本番に突入すると、 さすがにそんな混乱した政党には 委ねるわけにはいかない という有権者の判断になり、 希望の党への期待は 萎んでいくだろう。 二大政党制は 一気にはできない。 さらに 今回の一回の選挙で 政権交代を狙うというのも 無謀すぎる。 もちろん戦は 博打の面があるが、 僕は自称インテリの類に 入ってしまったのだろう。 自分が試みて失敗した反省を基に 二大政党制の手順を どうしても慎重に考えてしまう。 55年体制から続いている 自民党に対抗できる 新しい政治グループを作るには 少なくても5年はかかる。 大阪ではできつつある。 東京ではこれからスタートだ。 民進党はチョロネズミ議員と イデオロギー議員を放出して 現実判断ができる議員で固め直す。 そして この3グループが 共倒れにならないように 足元を固め、 時には批判をし合い、 切磋琢磨をしながら政党として 強固になっていく。 そのようにして 次の世代において、 3つの派閥になるような形で、 一つの政治グループにまとまっていく。 3派閥間の権力闘争は 激烈にやればいい。 一人の看板で、 風を吹かすことができるのは 一回まで。 この選挙が終われば 希望の党の実力が 現実的に見えてくる。 野党では何もできないし、 小池さんも都政に力を入れるなら、 野党希望の党が 高い支持率をキープするのは困難だ。 一回目の風で 50席以上確保した 日本維新の会の支持も あっという間に下がっていった。 そして看板による風だけで 当選した議員は、 ほとんど使い物にならない。 議員の身分を維持したいがために、 あっちに行ったりこっちに行ったり。 やっぱり小選挙区でも勝てる、 そして負けたとしても 自民党と十分勝負ができる議員が 核になる政党にならなければならない。 そういう意味では、 今回の一回限りの選挙で 勝負を付けるというよりも、 10年後・20年後を見据えて、 真の二大政党制のきっかけづくりという意味で、 小池さん、 前原さん、 松井さんには一歩を踏み出して欲しい。 そのような意味で 3者の棲み分けを提案した。 ところが今は、 民進党の解体プロセスに入っている。 しかし民進党の解体プロセスというもので 大荒れとなっても、 目指すところは、 僕が提案した 3者密約の方向になると思う。 東京は希望の党、 大阪は維新。 そしてチョロネズミ民進議員、 イデオロギー的民進党議員には退場願う。 これを民進党について 前原さん自らが仕切ってやるのか、 民進党を解体した上で 小池さんの公認権で 実行していくのか。 前原さんは後者を選んだに過ぎない。 小池さんと松井さんの合意は完了した。 あとは小池さんが ポンコツガラクタ民進党議員を 切っていくだけである。
橋下さんでさえも 「時間をかけて」 と思っていた 「解党」を あっという間に やってしまった 前原さんの 「やりすぎ」は 歴史に残るかもしれない。 前原さんの 「やりすぎ」は 左右どちらの立場から見ても 「拙速」とか「びっくり」 「そこまでやらなくても」 とか いろいろいう方は おられると思うが 民進党を もっとも近くで見てきた 前原さんには 急ぐ必要が あったのかもしれない。 平たく言えば 「早く解党しないと 左派の人たちが何しでかすかわからない。」 くらいの 緊急性。 「山尾議員のリークの次は 何を用意してるか」 くらいのことは 岡田さんが代表していた時の 陰鬱が表情を思い出すと 想像に難くない。 だから 橋下徹でさえも呆れるほどの 「やりすぎ」 に至ったのでは。 橋下徹の文章を 改めためて 読み返すと 非常に安定した 偏りのない 姿勢を感じることができる。 橋下徹を 偏った考え方の 象徴のようにいう人もいるが (それはそれで気持ちはわかる) むしろ 非常な冷静さを 感じる。 政治家が 政治家になろうとする 動機の中に 権力欲があって かまわないし ある意味当然だと思うが、 必要なことは 時代を超えて大きな変化を 起こし得るような 「仕組みを変えるツボ」を 丹念に探し当てるような 姿勢があるべきなのだろう。 一生懸命頑張ればいいようなものでは 当然なくて それには 哲学も行動力も洞察力も必要だ。 橋下徹にはそういったものは だいたい揃っていて 多くの人は 意識するにせよしないにせよ それに気づいているのだが 実際に橋下徹が何かしようと ブツブツ言う人が多い。 二大政党制は大切な課題だ。
posted by sachi at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2017年10月02日

焦点:小池都知事の挑戦 90年代のデジャヴ

REUTERS より

焦点:小池都知事の挑戦 90年代のデジャヴ

[東京 2日 ロイター] - 衆院選挙に向けた 小池百合子東京都知事の 安倍政権に対する挑戦に、 四半世紀前の 政治ドラマを想起される人は多いだろう。 改革派の元県知事率いる野党連合が、 自民党政権を倒したあの選挙だ。 ただ、小池氏は、 政界の最初の師と仰ぐその細川護煕元首相より、 さらに一段上── 自民党に代わりうる保守新党の結成── を目指しているように見える。 細川・元熊本県知事は、 1993年に野党連合をまとめ、 日本新党代表から首相となったが、 政権は1年と持たなかった。 安倍晋三首相は、 政権支持率の回復と 野党第一党である民進党の混乱を好機ととらえ、 現在は3分の2の議席を持つ衆議院の 過半数を維持するために、 解散を決断して 10月22日投開票の選挙に 打って出た。 衆院議員の任期は まだ1年以上残っている。 安倍首相の賭けはリスクを増している。 できたばかりの小池氏が代表を務める 「希望の党」 の支持率は急上昇しており、 野党第一党だった 民進党は衆院議員が離党して 希望の党に公認申請することを決めた。 民進党を飲み込むことによって、 小池氏は 自民党に代わりうる保守新党を創ろうとしている。 そのためには、 小池氏自身が国政に出る必要があるが、 都知事を辞めれば都政を投げ出したと批判を浴び、 野党の代表で終わるリスクもある。 小池氏は 自分自身を フランスの マクロン大統領に なぞらえることが多い。 繰り返し 都知事の職にとどまると述べているが、 国政に出るのではないか との憶測は絶えない。 菅義偉官房長官は9月29日、 小池氏が衆院選に立候補する可能性について 「出てくるのではないかと思っている」 と述べ 「真正面から政策論争をするのは極めていいことだ」 とした。 状況は流動的で予想は難しいが、 安倍首相の決断は、 最近の海外における政治ドラマも 思い起こさせる。 イギリスのメイ首相が 下院解散に打って出たが裏目に出て、 6月の総選挙で与党・保守党が 過半数を失ったケースだ。 日本に関する研究を行っている スタンフォード大学のダニエル・スナイダー教授は 「安倍首相は今回、 リスクを取る価値があると判断した。 小池氏が何をするか予想していなかったのではないか」 と話す。 もちろん安倍首相は、 1993年の歴史的選挙のことを意識している。 安倍首相、小池氏、 そして民進党の前原誠司代表は、 いずれもその年に 衆院議員に初当選している。 小池氏と前原氏は 細川元首相の日本新党、 安倍首相は自民党から。 自民党はこの選挙で 結党以来初めて政権を失った。 1993年のこの選挙における もう1人の立役者が小沢一郎氏だ。 自民党を飛び出し 細川連立内閣結成を助け、 2009年の民主党政権誕生にも 大きな影響力を発揮した。 小沢氏は、今回もまたかかわっている。 小沢氏が代表を務める自由党も 希望の党に合流する。 安倍首相は28日の街頭演説で 「かつて1990年代、 新党ブームがあった。 何を生み出したか。 政治の混乱と経済の低迷だ」 と述べた。 また、 2009─12年の民主党政権での混乱を 有権者は覚えていると指摘。 「ブームから決して希望は生まれない」 と訴えた。 1993年の反自民勢力や 2009年の民主党と同様に、 小池氏は 「しがらみのない政治」 の実現を強調している。 小池氏が師と仰ぐもう1人の政治家、 小泉純一郎元首相もまた、 2005年の選挙で 自民党内の古い体質を持つグループを 「抵抗勢力」 と呼び、 改革を訴えて大勝利を収めた。 10日に公示となる今回の選挙で、 民進党の候補者を 合わせたとしても、 希望の党が 衆院465議席の過半数を獲得するのは困難だろう。 小池氏は民進党議員の全員を 受け入れるつもりはないとし、 リベラル派を排除する見通し。 たとえ小池氏が総選挙に出馬しなくても、 自民党が選挙で多くの議席を失えば、 安倍政権の失速は避けられない。
小池さんが 小沢さんとの 「しがらみ」 で苦しむ姿は 見たくはない。 自民党は 過去二回政権を失っても すぐに政権を取り戻した。 社会党と連立を組んだりもした。 今考えれば つくづくとんでもない話なのだが この度の民進党の崩壊の姿を見ると あの時の自民党の 忍耐力と視野の広さと 政権に対する (良くも悪くも)執着があれば 民進はまだ存在できたのだろうとは思う。 そうするべきだったと 言っているのではないが。 かつて 自民党から政権を奪い取った 日本新党も 民進党も 実質今はない。 (民進党はこれからなくなる) 長い時間の単位で見ると 安倍さんの言うように 残したものは 混乱だけだった。 そして 確かに安倍さんの言うように 経済もひどかった。 なのに なぜそれでも 自民党から 政権を奪いたいと言う流れが 起きるのか。 当然いろいろな理由がある。 いろいろな理由の中で もっとも単純な理由は 小沢さんの権力欲が 群を抜いて強いと言うことだが それは置いといて、 今回 中身をなかなか言わない 小池さんにイライラしながらも 少し見えてきたことは 自民党政治の「わかりにくさ」 なのだろうと思った。 本来 中身を言わない小池さんの方が 当然わかりにくいわけだが そこが小池さんのうまいところで 中身を迂闊(うかつ)に喋れば 『わかりにくい』と 感じられるから 言わなかった のだろう。 別にそれほど 「わかりやすい」ことを 意識的に話さなくても 「わかりにくい」ことを 言わずに 優しそうな顔をしてるだけ 勝手に 「わかりやすい」んだろうと 思ってしまう人は 相当数いる。 最初から 「安全保障」 とか 「憲法」 とか言っていたら 状況は全然違う。 そういう小池さんの 千両役者ぶりを 考えると 歴代の自民党のおじさま達は なんという大根役者なのか。 2009年の民主党に敗北する直前の 麻生首相の発言の 80パーセント以上は 言わなくてもいいことだったし 言わない方がいいことだった。 そのわかりにくさを 「しがらみ」 という一言で 「わかりやすく」 かつ象徴的に 表現した小池さんの語彙力は 確かにすごい。 自民党は その「しがらみ」が 実際にあってもなくても また 必要である「しがらみ」であっても 必要のない「しがらみ」であっても 「しがらみ」を見せてしまう、 または 「しがらみ」を感じさせてしまう。 そう考えてくると 安倍首相が無性に気の毒に思えてくる。 一国の首相を気の毒と言うのも 失礼極まりないが 今の安倍首相は 真面目さや義務感が 裏目に出ている典型だ。
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<民進党>枝野氏ら新党結成へ 党名「民主党」を検討

毎日新聞 より

<民進党>枝野氏ら新党結成へ 党名「民主党」を検討

民進党の枝野幸男代表代行は1日、 希望の党に合流しない 民進党前衆院議員らを集めて、 新党を結成する方針を固めた。 希望の党が民進党の全員合流を認めないことに反発した。 希望に参加できない 前衆院議員を救済するための受け皿を目指す。 党名は「民主党」を検討している。 新党には赤松広隆元衆院副議長(愛知5区)、 佐々木隆博氏(北海道6区)、 辻元清美氏(大阪10区)、 阿部知子氏(比例南関東) らが参加する見通し。 民進党参院議員からは 相原久美子、 有田芳生、 江崎孝、 神本美恵子 (いずれも比例) の4氏らが参加を検討している。 無所属で出馬することを表明した 野田佳彦前首相は、 自らのグループから 希望の党に参加するメンバーもいるため、 新党への参加には慎重とみられる。 岡田克也元代表も参加しない見通しだ。 枝野氏は1日朝、 前原誠司代表に電話で 「民進党の理念や政策を実現する前提が違うなら納得できない」 と伝えて会談を求め、 同日夕、前原氏と党本部で会談した。 会談には希望の党の若狭勝前衆院議員と 候補者調整の協議を進めている 玄葉光一郎総合選対本部長代行も 同席して協議したが物別れに終わった。 会談で玄葉氏は枝野氏に対し、 「民進党から150人、 希望の党から50人」 を擁立する調整を進めていると説明した。 民進党は全国で210人超の候補擁立を内定していた。 玄葉氏の主張通り150人が受け入れられたとしても、 約60人が希望に合流できない。 枝野氏側は両院議員総会などで 方針撤回を求めることも検討したが、 希望の党への合流に賛成する議員も多いとして断念した。 排除された前衆院議員らはこのままでは、 無所属で立候補せざるを得なくなるため、 新党を結成する。 無所属で出馬した場合、 比例代表との重複立候補ができず、 政見放送に出られないなど運動も制限される。 新党は共産、 社民両党との選挙協力を行う方針だ。 枝野氏側は前原氏に 2日昼までに 民進党から希望の党に参加できるメンバーのリストを 明示するよう要求。 前原氏が明確にできなければ 新党に踏み切る考えだ。
希望が 選別 とか リベラルを排除 とかいうと なんとなく物々しいが そもそも それだけ 理念の違う人々が 同じ党にいたことの方が おかしい。 前原さんが 小池さんと 実際どのような話をして どう理解して 民進に対しどう話したのか はわからないが 民進は実質解党して 別れた方が誰の目にも自然だ。 野党がみんな集まって 自民を倒そうという発想は ポピュリズムであると 断言できる。 断言できる時代になってきた。 断言できる時代になるために たくさんの失敗を積み上げてきた。 そのポピュリズムの 先頭に立っていたのは 小沢さんかもしれないが その小沢さんが 希望の設立にも関わっているという。 ここは 小沢さんご自身の 進化と 良識を 祈らずにはいられない。 また このポピュリズムは 与党がなぜ与党なのか 野党がなぜ野党なのか という 現実を隠してしまう。 民進の左派は 民進という右派もいる枠の中で 勢力を保っていたにも関わらず 右派に対する攻撃は 裏でも表でも 目に余るものだった。 また右派も 良くも悪くも 左派に迎合しことは 否めない。 左派に足を引っ張られまくって 何一つ自分らしいことが 実現しなかった前原さんが 左派を切り落としたとしても 誰も責められない。 むしろ よく今まで我慢した。 左派切りを決断した きっかけは 山尾議員の不倫リークだったのかもしれない。 そうでないかもしれないないが リーク元は左派議員という噂はある。 自分の乗っている船に 気に入らない部分があると言って 船を壊し始めれば 自分の居場所もなくなる。 そんなことも わからない人たちのために どうして自分が 非難されたり 名誉を傷つけられたり しなくてはならないのだと 普通の人間なら思う。 前原さんも普通の人間になる権利はある。 枝野さんの「新民主党」が どれだけ結束できるか どれだけまとまらないか そして どれだけ議席が取れるか 関心を持って見守りたい。
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2017年10月01日

小池都知事は10.5辞職表明か 後継に野田聖子氏が急浮上

日刊ゲンダイ より

小池都知事は10.5辞職表明か 後継に野田聖子氏が急浮上

新党「希望の党」を 立ち上げた小池都知事が知事を辞職し、 自ら衆院選に出馬するシナリオが ささやかれている。 小池氏は都知事を続ける旨を 繰り返しているが、 菅官房長官は29日の会見で 「私は出てくるんじゃないかと思っている」 と指摘。 たしかに、 永田町で小池の発言を 額面通り受け取る人は少数派だ。 「小池知事が出馬を決めれば、 政権交代への機運が高まるでしょう。 一方で豊洲移転問題などで都政を混乱させ、 就任わずか1年で知事職を投げ出すことには 必ず批判がつきまとう。 小池知事は今、 安倍政権を過半数割れに追い込めるか 世論の動向を 慎重に見極めていると思います。 もちろん、 自分への“無責任批判”に対する弁明も 考えているはずです」(政治評論家・伊藤達美氏)  小池氏が国政転身を表明するなら、 10月5日の都議会最終日の可能性が高い。 議会で辞職を明らかにすることで、 まずは都民に誠意を見せる。 翌6日の定例会見、 あるいは10日の公示日の “電撃出馬”も小池氏ならあり得る。 「都知事の後継には、 側近の若狭勝衆院議員や 前神奈川県知事の 松沢成文参院議員らの名前が 挙がっています」 (希望の党関係者)  しかし、 小池氏がこだわっている 後継知事の条件は @都知事選で圧勝できる A自分と連携が取れる人だという。 今、小池氏が目星をつけているのは2人。 参院東京選挙区で2連続でトップ当選した 民進党の蓮舫前代表と、 自民党の野田聖子総務相。 特に白羽の矢を立てたいと 考えているのは野田氏のようだ。 「小池と野田は 政治歴がほぼ同じですが、 野田は8歳年上の小池を “ねえさん”と呼び慕っています。 2015年の自民党総裁選で 野田が出馬を目指した時に 小池は支援の意向を伝え、 昨年の都知事選で野田は 小池の選挙を裏で手伝った。 今夏には細川元首相が主導して 『小池・野田新党』構想もありました。 この情報を聞きつけた官邸が 総務相ポストで 野田を一本釣りしたことで 新党構想は立ち消えになりましたが、 2人のラインは まだ生きているといいます」 (前出の希望の党関係者) 野田氏はきのう、 「常にタイミングを見て崖を飛び降りる (小池の)勇気はある意味、 うらやましく思う」 と思わず本音を漏らした。 政権交代で再び自民党が 下野する恐れがある中、 都知事就任は野田氏にとっても 悪い話ではない。 「女性初の総理」は 小池氏がなるとしても、 その後、 首相ポストの禅譲も 見込めるかもしれない。 さて、野田氏に崖を飛び降りる勇気はあるのか。
当分の間は 憶測祭みたいなもので 色々な話が飛び交うのは 退屈しない。 小池さんが そんなに行きたいのだろうか。 飛び込みたいのだろうか。 それが今回の選挙なのだろうか。 小池さんは 普通の人が やらないことを やる度胸も胆力もあるし 高度に 先の見通しを つけることもできる。 だからこそむしろ 少なくても現時点では 「今ではない」と 感じているのではないか。 希望の党が何議席取ったとしても つまり 少ない議席に終わっても かなりの 多数勢力になったとしても 充分な存在感を示すことはできる。 しかし同時に 過半数をとるには かなりの無理がある数なのも否めない。 それは 一言で言えば質の問題。 少し詳しく言えば 連立にしても 単独にしても 小池さんの意想に沿って 主体的に動ける人物を確実に集めるのは かなり厳しい。 比較的現実的なのは 希望が少数であれ多数であれ 自民党と大連立を作るのが 夢は少ないかもしれないが 実益は双方にとって大きい。 北朝鮮問題にオリンピックと 決断力と実務力が 大きく問われる場面が 相次ぐことを考えれば 実務面で停滞することは 大変な代償を 支払わなくてはならない状況になる。 そして各大臣が 官僚主導にならずに 政治主導で 行政を進めてほしいことを考えると ある程度の専門性を持った大臣・閣僚が ある程度の数必要で 希望の単独政権は 議席の数の問題だけではなく かなり現実的ではない。 また 現在の経済の流れを 断ち切ることも かなりリスクが大きい。 希望が政権を取ったとしても 経済で失速すれば 短命に終わる可能性はかなり大きい。 新党設立に小沢さんが 関わっているとすれば 短命に終わってもいいと 言うかもしれないが 作っては壊し作っては壊す 結局は長続きしない政党作りを 小沢さんを崇拝する人ですら 賛同していない。 念のために 改めて言うが ここで言いたいことは 何も自民党と妥協して しがらみ政治を 続けろとか 急進的な態度はやめて 堅実に行けとか そういう 小池さんが一番嫌がることをしろと 言っているのではない。 小池さんが 衆議院に出ても出なくても また 自民党と連立を組んでも組まなくても 目先の権力を奪い合うことよりも 日本の国がこの先100年 戦争に巻き込まれたり 戦争を起こしたりしなくてもよいような 安全保障の仕組みなり その体勢なり また憲法にも関わるかもしれないが 国のあり方を作ることを考えてほしい。 自民と希望が しっかりとした 二大政党制を 築き上げればそれはできるのだ。 現憲法は70年の間、 日本が直接戦争に関わることを防いでくれた。 国際的な観点で見れば 問題もないわけではないが 一定の評価は当然されるべきだ。 しかし、 この後の100年は 現憲法や旧来の安全保障の認識で 持つとは思えない。 昔は 金持ちしか持っていなかった電話を 今は小学生が一人一台持つように 昔は大国しか持たなかった核を 今は北朝鮮のような最貧の小国までが持つのだ。 時代にあった試行錯誤や変更は常に必要だ。
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2017年09月30日

橋下徹氏 朝日、毎日「希望の党」報道を批判 「反安倍でとにかくOK」

産経新聞より

橋下徹氏 朝日、毎日「希望の党」報道を批判 「反安倍でとにかくOK」

「希望の党」立ち上げと 民進党の「解党」騒動をめぐる 一部メディアの姿勢について、 おおさか維新の会や 日本維新の会で代表を務めた経験がある 橋下徹前大阪市長(48)が、 ツイッターで批判の投稿をした。  橋下氏は28日、 「しかし朝日新聞や毎日新聞は酷いな。 僕が石原(慎太郎)さんや 江田(憲司)さんと組もうとしたときには、 重箱の隅を突くような 細かな政策の一致や これまでの言動との整合性を求めた。 ところが 希望と民進の合流は 反安倍でとにかくOKだって。 国民はそんなに甘くないし、 そんなことやってるから メディアの信頼が落ちる」 と批判した。  これに対し、 「その通り」 「国民はそんなに甘くなければいいですが」 などといったコメントが相次いだ。 投稿は 29日午後4時40分時点で 1万7千件近くリツイートされるなど 大きな反響を呼んだ。  また、 一部メディアで 次期都知事候補の一人として 名前を挙げられたことについて 「東京の人は僕らを分かってないですね。 (中略)都知事なんて全く興味なし」 とばっさり否定した。
極めて真面目な話だが 「反安倍」と言ってる方々が 小池新党ならよしとして 本当に良いのか 確認された方が良い。 リベラル・左派の方々が 安倍政権が右であると言う理由で 「反安倍」と言うのなら 小池新党が もっと右である香りを感じても 良さそうなものである。 言葉の遊びのように 聞こえるかもしれないが 「自由民主党」は 色々な問題はあっても 確かに 「自由民主党」 であるのに対して 小池新党は 「不自由民主党」 だと考えている。 決して 悪い意味で言ってるのではないし、 批判でも皮肉でもない。 自由民主党より 色々な制限を厳しくはするが 目的には多少の犠牲を恐れず 的確に向かう。 悪く言えば管理は厳しいが よく言えば 質は高い。 だから 小泉(純一郎)さん的なスタイルに近い。 それに対して 「自由民主党」は 確かに 悪く言えば しがらみも多いかもしれないが よく言えば 多方面への配慮がある。 必ずしも急進的な目的志向ではない。 その中で 目的達成のため 今はもっと急進的に進むべきと考えたのが 小泉純一郎だったのだろう。 だから小泉純一郎的な 目的志向派が独立してできたのが 小池新党と見ることもできる。 だから自民党は むしろ小池新党より穏健な右派と見る方が 小池新党との関係で言えば正しい。 つまり 小池新党は 良い意味でも悪い意味でも 急進的な右派になり得る。 その読み込みができていないリベラル・左派は 「反安倍」などと言ってる場合ではないはずだ。 だから リベラル・左派は しっかりとした思想的な根拠があって 「反安倍」 なのか、 単に安倍総理が嫌いだから 「反安倍」 なのか、 単に 「反安倍」 と言えば 権力と戦っているような 気分になれるから 「反安倍」 なのかが否応無しに 問われることになる。 「小池さんの『希望』と自民党の『自由と希望』で戦いましょう」 と 小泉進次郎は言った。 小泉進次郎はさすがだと思った。 しっかりと その読み込みができている。 小泉進次郎は親の七光りではない、 むしろ トンビが産んだ鷹かもしれない。 わかる人にしかわからない例えで 大変恐縮だが 「自民」と「希望」の関係は WindowsとMac または AndroidとiPhone と見ることもできるし また高度な意味で そうなってほしい。 つまり どちらにも 長所・短所 メリット・デメリット があるが 共に 『存在する十分な必然性がある存在』ということだ。 今回の選挙は 誰が政権をとるか が問題なのではなくて 日本に良質な二大政党制が 息づくかどうかが最大の問題だ。 それには質の高い哲学を持った 数名のコーディネーターが必要だ。 橋下徹はその一人だと思っている。
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2017年09月29日

今後この希望の党に入る人の顔ぶれが「希望を持てるか持てないか?」

中田宏氏の公式ブログ  より 一部


また小池さんも記者会見で 「憲法改正」や「保守」 という言葉を口にしましたから、 これは自民党にとって かなりの競争相手となる政党になるでしょう。 これまで 何度も本ブログで書きましたが、 憲法や安全保障など基本的な価値観は 一致させなければなりません。 そうでなければ民主党や民進党のような 失敗にまさになってしまいます。 今回、 小池さんが”価値観”を出し そして 厳選して 100人超の候補者を擁立したら、 選挙は結果を出して その後も続くかもしれません。 逆に 訳のわからない人まで 入って左派・右派がまた争う政党になったら、 選挙は少しのブームで凌げるかもしれませんが その後は ”希望が持てない” ということになるでしょう。 本ブログの読者には 必ず投票に行っていただきたいですが、 その際に、 今後この希望の党に入る人の顔ぶれが 一つの判断材料になります。 「希望を持てるか持てないか?」 ということです。 24日には 民進党の前原誠司・自由党の小沢一郎の両代表が 「選挙に向けて協力し合っていこう」 と話し合いましたが、 これから先も民進党からは まだまだ離党者が出るでしょう。 そして果たして共産党と組むのでしょうか? 民進党はもう今の段階で、吹っ飛んでます。
今回の選挙が面白いのは 色々と 想像を巡らせることができる 余地が大きいからだ。 これから民進党はどうなって行くのか、 橋下徹はこれからの政治に どう関わるのか、 希望の党の正体は、 結局憲法改正はどうなるのか、 などなど 考えると (不謹慎な言い方だが) 正直面白い。 色々想像すれば想像するほど 投票に行きたくなるので 選挙妄想(笑)はおすすめだ。 もちろん 面白いだけなら 毎回それなりに面白いが、 今回が 取り立てて 面白いと感じるのは 想像しうる幅が とてもダイナミックで 広いからだ。 例えば、(あくまで妄想) 民進党は 結局解党して右派は 希望に吸収され 左派は別の会派を作る。 左派会派は 共産党と協力もするが 細かな路線対立が尽きない。 勢力は衰退する。 希望は 民進右派を吸収するが、 自民の勢力には及ばない。 しかし その時点で保守改憲派が動き 小池首班指名で 自民・希望の大連立で憲法改正。 あくまで妄想の一例なので 誤解なきよう。 とにかく 想像の余地は 広いと言うこと。 妄想して選挙に行こう 小池新党 数より質で進めてほしい 節に願う。 また橋下徹と小池百合子が 路線の違いで 反目するのは 見たくないので 維新は希望より 自民協調路線でいてほしい。
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2017年09月28日

希望の党綱領全文

日経新聞 より

希望の党綱領全文

我が党は、立憲主義と民主主義に立脚し、次の理念に基づき党の運営を行う。常に未来を見据え、そこを起点に今、この時、何をすべきかを発想するものとする。  
  1. 我が国を含め世界で深刻化する社会の分断を包摂する、寛容な改革保守政党を目指す
  2. 国民の知る権利を守るため情報公開を徹底し、国政の奥深いところにはびこる「しがらみ政治」から脱却する。
  3. 国民の生命・自由・財産を守り抜き、国民が希望と活力を持って暮らせる生活基盤を築き上げることを基本責務とする。
  4. 平和主義のもと、現実的な外交・安全保障政策を展開する。
  5. 税金の有効活用(ワイズ・スペンディング)の徹底、民間のイノベーションの最大活用を図り、持続可能な社会基盤の構築を目指す。
  6. 国民が多様な人生を送ることのできる社会を実現する。若者が希望を持ち、高齢者の健康長寿を促進し、女性も男性も活躍できる社会づくりに注力する。
少し急いで作ったのかもしれない。 もう少し 具体性が求められるものも あるかと思うが そこは責めることはできない。 キーワード
  • 包摂
  • 寛容
  • 改革保守
  • 情報公開
  • しがらみ脱却
  • 税金有効活用
  • 現実的な安全保障
  • 多様な人生
  • 女性も男性も活躍
まだまだ固まってはいないのだろうが、 または、 まだ全部は言わない方が良いということだろうが、 アメリカで言えば 共和党に近い存在になるのではないか。 自民党は それよりは少しリベラルよりの(アメリカの)民主党に近い存在になる。 意外に思うかもかもしれないが 現在の安倍政権にしても 完全な経済保守とも言い切れない(良い意味でも)ので そう考える方が良い。 そういう二大政党制は大いにありだ。 左派は結果的に衰退する。 悪いことだけではなかったので 残念な部分もあるが やむを得ない。 アンフェアな 「なんでもあり」が 少し過ぎた。 当選するためだけのために 突然左派の人が 右派になるのはやめてほしい。 Amazon 本 の 人気度ランキング より 過去24時間で最も売上が伸びた商品。 2. 3,329,600% 売れ筋ランキング: 2 (以前は 66,594) 生きていくあなたへ 105歳 どうしても遺したかった言葉 日野原 重明 5つ星のうち 5.0 1 単行本 ¥ 1,080 プライム 3. 1,544,215% 売れ筋ランキング: 201 (以前は 3,104,074) マンガでわかる 発達障害の僕が 羽ばたけた理由 栗原 類 単行本 ¥ 1,296 プライム 発売日: 2017/12/8 4. 322,100% 売れ筋ランキング: 4 (以前は 12,888) うちの火星人 5人全員発達障がいの家族を守るための"取扱説明書" 平岡 禎之 5つ星のうち 4.7 26 単行本(ソフトカバー) ¥ 1,620 プライム 5. 36,463% 売れ筋ランキング: 58 (以前は 21,207) Hot Pepperミラクル・ストーリー―リクルート式「楽しい事業」のつくり方 平尾 勇司 5つ星のうち 4.1 32 単行本 ¥ 1,620 プライム 6. 33,160% 売れ筋ランキング: 23 (以前は 7,650) SMAPがいた。僕らがいた 元J側近スタッフ一同 単行本(ソフトカバー) ¥ 1,300 プライム 出版日: 2017/9/29 10. 7,123% 売れ筋ランキング: 30 (以前は 2,167) モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 (NewsPicks Book) 尾原 和啓 5つ星のうち 4.8 4 単行本 ¥ 1,620 プライム 発売日: 2017/9/28 11. 3,943% 売れ筋ランキング: 103 (以前は 4,165) 安楽死で死なせて下さい (文春新書) 橋田 壽賀子 5つ星のうち 4.8 5 新書 ¥ 864 プライム 12. 3,575% 売れ筋ランキング: 81 (以前は 2,977) 小さなお店・会社が一人勝ちできるお金をかけない販促の反則技33 すぐに結果が出る… 石橋 拓也 5つ星のうち 5.0 2 単行本(ソフトカバー) ¥ 1,620 プライム 13. 2,917% 売れ筋ランキング: 51 (以前は 1,539) 潤うからだ (美人開花シリーズ) 森田 敦子 5つ星のうち 4.5 2 単行本(ソフトカバー) ¥ 1,296 プライム 14. 2,125% 売れ筋ランキング: 368 (以前は 8,191) 今そこにあるバブル (日経プレミアシリーズ) 滝田 洋一 5つ星のうち 4.5 4 新書 ¥ 918 プライム
posted by sachi at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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