アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2020年06月30日

かたみ歌 朱川湊人 新潮文庫

日本が高度経済成長に沸く昭和40年代の、東京の下町にあるアカシア商店街で起こる不思議なことについて語った連作小説。

この頃は、そこらじゅうで古い日本と新しい日本が混ざっていた。テレビが白黒からカラーになり、自動洗濯機が普及し、ダイアル式電話機が各家庭に行き渡った。その一方、街には異界との通り道が残っていた。この物語は、その異界との通り道のことを描いている。

いくつかの謎が提出され、それらが最後に解決される。かといって、これをミステリーと言っていいかどうか。昭和40年代を知っている人にとっては、優しくも悲しい、そして懐かしく思う物語。あの頃は、すぐ隣に異界があることをみんな知ってたんだよなあ。

かたみ歌 (新潮文庫) [ 朱川 湊人 ]

価格:605円
(2020/6/30 19:03時点)
感想(16件)


この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9987252
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
プロフィール
なかなかやんさんの画像
なかなかやん
音楽大好き、読書大好き。いろいろ聴きます。DTMなんかもやります。作曲もします。小説も書いてみたいです。
プロフィール
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 ←よろしければクリックしてください

人気ブログランキング ←よろしければクリックしてください
カテゴリーアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。