もし、自分がネイリストでは無く、ネイルサロンを運営する立場の人間だとすると。
お店をオープンするにあたり、ネイリストを集めなきゃ!
お店をオープンする前に、まずはスタッフ。
飲食店のバイト等と違い、ネイルは1日や2日で出来るようになるような仕事ではない。
早めにスタッフを揃える必要がある。
しかし!
今は、どの業界でもそうだと思うが、人が集まらない。
特に接客業。
世の中に接客業に関する嫌なニュースや情報が広がってしまったから、避けられる傾向にあると思う。
理不尽なお客への対応。
安いお給料。
長時間労働。
自分でお店を開業するような意気込みのある人なら、なんら気にせず「頑張ります!」って感じだろうが。
普通に働いて、普通にお金がが貰えれば良い、と思っている人のほうが断然多い。
そうなると、接客業はまず外される。
最強の接客業の一つでもあるネイリスト。
お客さんとの距離。
お客さんに触れながらの技術提供。
お客さんとの会話。
時間制限。
失敗出来ない。
ネイリストという仕事は、本当に大変。
本当。本当に。大変だと思う。
しかし、昨今の平均単価の低下。
まあ、これだけネイルサロンが世の中に溢れているのでしょうがない面があるが。
競争、競争、競争。
徐々に単価も下がり、今では、数千円でジェルネイルをする時代。
数年前までは、1万円の技術料が今は半分程に。
売り上げをキープする為には、客数をこなすしかない。
忙しいのに売り上げが上がらない。
給料が上がらない。
これでは募集をかけてネイリストなんて来ない。
募集欄に
20万円〜
と記載されていても・・・
そもそも、最初の設定が20万円なんて。
その辺の飲食店で1か月ちゃんとアルバイトをすればそれぐらいは稼げる。
残業もすれば、時給なのでちゃんと貰える。
しかし、ネイルサロンではそのような事はほとんどない。
サービス残業。
どんなに、忙しくても20万円を超える事はほとんど無い。
まあ、20万円もくれるネイルサロンが世の中にどれ程あるのか?と言われれば・・・
そりゃ〜、夜に掛け持ちで仕事をしなきゃいけないような仕事が続くはずもなく。
今後のネイル業界はどうなるのだろうか。
今は、資格ビジネスで一部の企業が儲かっているだけで。
もし、ネイリストを集めなきゃいけない場合は待遇を改善する必要がある。
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