私もまだ大した経験がなく、まずはネットで情報収集して、解説があればそれに従って作業したりします。
場合によっては「ココは消えなくてもいいかぁ」なんて妥協することもあります。
でも拘って作りたいっていう「気合の乗った」状態であったり、好きなキットはちょっとでも良くしてやろうと思うわけで、今回のキットの場合も他に多々手を加える予定なので、こういう事もやりたかった訳で。
ただ検索してみてもHGはやっている方がいくつかあって、それも一工程(ピン切るだけ)と至極簡単な部類。
MGは・・・・と探せど出てこないので、コレは自力で試してみるしかっ!ってなりまして、失敗覚悟でチャレンジしてみました。
その苦闘ぶりをお伝えするべく、同じ事の繰り返し部分以外は極力収録する形でお送りします。
手探り状態で撮影し(加工後はまた戻って取り直し、とはいかないので)手を加えた工程がわかる様に編集で繋いだのですが、解りにくかったらすみません。
工程としてここで文面にしておきます。
1:ヘルメットを何度も取り外せる様に、左右ダボ部二箇所に切り込みを入れる
2:丸ダボを斜めに切り込む
3:センサーと目のつなぐ部分を薄く削る(もしかすると必要無いかも)
4:目尻のパーツ角を削る(内側斜めに切り込む様に削ると尚可)
5:隈取り+口パーツも同様に端の部分を内側に向かって斜めに削り込む
6:クリアパーツの受け部分をハの字に切り掛き、ピンがハマる様にギリギリまで削り調整していく。
大まかに分けるとこんな感じ。
1と2はしっかり目に切ってスカスカになっても平気です(最終的に接着するため)
4と5の工程でフェイス部をヘルメットに入れる際、左右が干渉して入りにくいのをスムーズにしてくれます。
ハメる際にポリキャップが干渉するので、回して角度を付けて、フェイス部の裏側と並行にすると楽に入る様になります。
動画で見れる様に、この工程で入ることは実証済みなので、後は6番の工程で失敗しないかどうかです。
クリアパーツは粘度が低く余裕を持たせにくいので、かなりギリギリの調整が必要となってきます。
裏を返せば、時間と手間だけかければあとは誰にでも出来る加工な訳です。
後ハメ工作の経験がないと、そもそもどこをどれだけ工作するのか分からないのが不安で、それもちゃんと後ハメできる証拠がないとブルって敬遠してしまう、というところではないでしょうか?
私もその一人ですが、いくつか実際に試してみるとコツめいたことも分かってきて、今回の様に解説者がなければ思い切って自力で解決してみようとなるわけで。
ただ、立体物なので、あらゆる角度からの検証+テストが必要ですし、物によっては不可能なものもあるでしょう。
その見極めができる様になるのも、やはり経験だと思います。
積みプラの中にこの時代のキットがいくつかあるので、それを組む際にまた出てくるかもしれないです。
今回くらいの工程は普通にこなせる様にならないと、初級者脱出とは言えないとおもうので、今後も可能な後ハメはチャレンジしていきたいと思っています。
コレから組む方、素組みで放置している方など、手を加えて見たい方の参考になれば幸いです。
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