やっとお目見えになります。
塗装については缶スプレーオンリーでした今までの動画。
調色をするとなると相当量塗料を用意しなきゃいけないって事と、色変えの時の手間・道具のお手入れが面倒に感じていたのとかで、出番としてはどうしてもこの色で仕上げたいと思うものが出てくるまでずっと眠ってました。
そしてキット(パーツ)を仕上げるには改造などを含むから塗装必須って物が塗装段階になるまではってなるまでずっと待機してたわけで。
そのキットがようやくその段階に入った!となったら、重い腰をあげざるを得ないというね?w
ブラシを買った直後はまだどのキットを初めてにするかビジョンがなかったのと、整形色活かしのウェザリングもかなり楽しかったのも事実で、コレにしようって決めてからもアレコレ別キットをやりつつ、合間を見て少しづつ手を入れていたキットが恐らくこの次あたりに動画になるもので、ヒントはこの動画にも出てきます。
ただココでも愚痴った様に、私自身の環境がよろしくない時期が続き(現在進行形だけど)気分が乗らない時間がずっと続いており、吹っ切れるまでに時間がかかったと言うか。
残りわずかな人生、悔いを減らしたいという思いから最近は手をうごかしているのが実情です。
それはまたネガネガなので置いときます。
そして満を持して?登場頂いたのが今回のエアブラシセット。
テストがてら、まぁ本番含みますけどもw
実際に吹ける状況になったので、以前に撮った開封動画に今最新の状況でテストしている実際の動画を編集してお送りする形となりました。
(カメラも変わっちゃったねぇ・・・画質の違いがわかるかも?)
実際に吹いてみた感想としては、これはこの製品がどうこうというよりも、エアブラシというものの感想になってしまってますが、感覚としては加減が難しい。
まったくの経験不足を感じます。
どの程度の希釈状態?一度に吹ける塗料の量は?どれくらい重ねる?などの加減が手探り状態であるので、その辺りは今後の課題・練習になるでしょう。
けれども、一通り吹き終わった感想としては、やはり綺麗に塗れる物だなぁと
感心。
そりゃそうだ、そういう道具だと言ってしまえばそれまでですが、一定の感動みたいな物はありました。
なのでこの製品は、あまり知識はないけども始めてみたいなぁとか、お小遣いもそれほど・・・とかいう人のまさにスターターキットとしては非常にコスパが高い物だと感じました。
ハンドピースだけとっても、ピンキリですが、有名メーカーの信用のおける物はそこそこの値段します。
中にあるニードルの太さで吹ける塗料の口径が変わりますが、それをいくつも揃えるのはまた大変で、そのあたりまでもセットになったものも売ってますが、ニードルだけ色々あっても手早く換えられる訳ではないので、ピース部分もゆくゆくは欲しくなったりするかもだし。
そうなるといくつもハンドピースがあって、それを取っ替え引っ替え出来るアタッチメントが欲しくなったり・・・・。
キリがないよねぇ〜w
でもとりあえず最低限これあれば出来るよってものがセットになってます。
どんな道具が必須でどんな物が便利でとか、値段がどうだとか性能がとか、全部ここであげる訳にはいきませんが、今回使ってみたものだと大きく分けて、コンプレッサー(+タンク)、ハンドピース、エアホース、レギュレーターがついてて現在12790円なのはかなり安い。
所謂中華製品で同様らしき物がamazonでも売られていますが、代理店をきちんと通している証の社名ロゴシールが貼ってあるので、初期不良に関しては対応してもらえると思います。
最初安すぎてすぐ壊れるかも?って不安だったのと、三年半前に一度通電テストをしてそのまま放置だったので、壊れてるかも?とかエアホースが腐食・劣化してないかとか不安もかなりありましたが、今回まともに動くのを確認できてホッとしてます。
また詳しい人から見るとこの機械のエア圧が足りる足りない?とかその辺はよく勝手が分かってませんので、あえて触れておりません。
サフを吹く時なんかは口径が太めの方がいいという話も聞きますが、0.3で吹けない訳でもないし、細吹きするのに0.2の口径がいいとか、その辺りまず普通の吹きをマスターしてからかな?って思ってますし、0.3でしばらく慣れて必要性を感じたら手をだしていくとかそういうので良いと思う。
エアブラシセカンド童貞の私でもそれなりに思える仕上がりでもあったので、難しそうと悩むよりはなにごともチャレンジかなぁと。
それにしても安い方がいいってことで、この価格帯なら手をだしやすいのではないか?と。
遥か昔、絵の具を吹くのに無理し買ったハンドピース、どこへ行ったのかわからなくなってますが(すっげぇ探しても見つからないから多分処分している)
ピースと2mくらいのホースとエアボンベのセットで当時1万弱くらいのやつだったかなぁ・・・
それも当時はエアが高かったので続けられなかったという思い出が蘇ります・・・。
(いわゆるボンベ式で、コンプレッサーなんて10万とかしてた時代ね)
腐るものじゃないからとっとけばよかったよねぇってちょっと後悔。
なのでハンドピースは始めてではないんだけど、2次元に水彩絵の具を吹くのと、3次元に有機溶剤吹くのとではかなり勝手が違って感じました。
机に向かって紙(平面)に乾燥の遅い物を吹く、宙に浮かせながら立体物をなるべく手早く吹く、違いと。
言葉で表現するのは難しいけどもw
実際にはこの時が初エアブラシだったんだけど、あまりに昔すぎて構造とか各部署の役目とかすっかり忘れてました、なのでほぼ初心者です、特に立体は。
今回実際には便利である様にとクリーナーボトルなど用意してますが、これはさほど高くないです(1200円程度だったかな)
ガラス製なので掃除しやすそうなのと、ある程度の重さがあるのでハンドピースを仮置きしておけるスタンド代わりになるので、その点で便利に感じました。
大きめのシンナー(薄め液)と、キムワイプ(お試しで小サイズを購入)は必須です。
アクリルもしくはエナメルをメイン吹く場合の希釈はもちろんアクリル・エナメル溶剤になりますが、道具の手入れにラッカー溶剤があっても良いと思います。
もちろんツールクリーナーというさらに強力な溶剤も出てますが、これは毎度でなくても良いそうです(それだけ成分が強い)
それと実際その作業をしてみて「キムワイプ」の使い心地の良さは、特筆する物がありました。
普通の箱ティッシュよりは高いですが、そのかなりの毛羽立ちにくさの割に柔らかさのバランスが良かったです。
またちょっと面積が小さいか?と思いつつ、普通のティッシュの半分くらいの正方形のものを買いましたが、これが標準的なハンドピースのカップを吹き切るのに丁度良い!っていうね。
表面のゴワゴワな加工も非常に都合が良くて、長年モデラーが愛用している気持ちがわかりました。
これまでの作業ではわざわざねって思ってセコく普通のティッシュで拭いてたりしてましたが、この拭き心地はやめられなくなりそうです。
ブラシよりキムワイプレビューになりそうなので、話を戻しますが・・・。
これまで無理してエアブラシなんてというスタンスは今も同じなんですが。
なくても三年工作してこれた訳だし?
でも工作の限界って出てきますよね、パーツの形状変更が発生した場合など特に。
今時のキットならプロポーションも良いしイジる必要も少ないけど、何か変わった事がしたいって時はパテやプラバンなどを使う加工も出てくるでしょうし。
そうなると塗装は必須。
基本になるキットの成形色を好みの色にしたいとか。
量産型を誰それさんのパーソナルカラーに変更するとか、パール塗装(表現)をしたいとか、メタリックにしたいとか色々・・・。
あと中途半端に古いキットは整形は良くてもそのプラ自体の成形色は気に入らないものだったりとか。
赤の成形色だけど、この赤じゃないんだよねぇ・・・もう少し暗ければ・・・とか。
自分の思い通りのフィニッシュを迎えるにはやはり通らなければならないというところでしょうか。
ここ10年位のキットであれば成形色も設定にかなり近いし(間接などの部分は共通色的だったりしますが)、プロポーションや可変などのスタイルに関して好みやイメージでアレンジしなければ普通に組んだだけでかっこいいし、ましてやパーツ分割もほぼされているので塗るにしても楽なもんです。
旧キットはマスキング辺りが地獄に感じましたので、今の人は幸せですw
その辺りは次回の動画あたりでお恥ずかしい部分もお見せすることとなりそうですが・・・。
ということで今回はエアブラシのセットと紹介してみた訳ですが、手放しにオススメとまでは言えません、いくらコスパが高めとはいえ一万円を超えるものはおいそれとはいえない。
それも廉価版的な物だし。
それでもとっかかりには良いと思えるだけの物だというのは言えるかも。
やってみたけどイマイチでも買ったからには使ってますってくらいで収まるかもだし、コレをきっかけにのめり込んで良いものに買い替えていくことだってあるだろうし、逆にやっぱいいや〜って見切る事にだってなるかもだし。
どうなるかわからないものにどれだけコストをかけられるかッて事だけども、ギリ手を出せる価格なのではないかな?と思います。
少なくても30年前で考えれば10万近くはしましたよ、このセット内容なら・・・。
はぁ今時の人が羨ましすぎる・・・・w
どなたかの参考になれば幸いです。
さぁて塗装し終わった物を完成させなきゃねぇ・・・・。(まだ作業中)
買った当時とは価格に変動などがありますが、参考までに道具のリンク貼っときますね。
-
no image
-
no image
-
no image