素組み自体でのポイントはあまり多くなく、単純にパーツ数の多さとスミ入れの場所が多く、作業自体はその辺りで時間がかかりました。
これでもなるべく無駄な表面処理は避けたりあからさまに不必要なスミ入れなど「完全なる自己満足」な部分は省略して進めましたが。
今までですと、OPの後、素組みしつつ気になるところは時系列で収録し、各工程をこなして行って、素組み完成後に撮影し編集、そこで一本。
スミ入れや塗装部分の後に最後デカールを貼り、トップコートを吹いたら撮影し一本という流れでこれまでやってきました。
色々場面は収録しているけど、いらないところは飛ばしてくださいね〜ってスタンスでした。
時系列の方が徐々に組み上がっていく感がでるだろうとの考えからです。
でも今回は、短いOPの後すぐ完成します。
そしてひとしきりキットの完成具合を見てもらってから、改めて作業中のポイントなどをまとめてお送りする形になっています。
いらなきゃ飛ばせはユーザーに手間をかけさせてるなぁと最近感じまして、たまにはこうした構成にしてみてもいいのではないか?となったからです。
もちろんこうなると完成だけ見て「んじゃ!」ってなって、最後まで見てもらえる可能性が減りますが、組んでいる最中のポイントは実際に組んだ事がある人か、これから組むか、途中の工作具合が知りたいニッチな方向けな気がしてきて。
(飛ばしたら飛ばしたで結局総再生時間は変わらないのだし。)
なので尺についてはあまり変わらないものの、まずは完成だけ見れる方が、後々になって制作部分だけ見たいとか、時間のある時につきあってやるからまずは出来を見せろっていう層にむいているのではないかな?と思います。
今回珍しく勢いで買ったいわば「(作品的)思い入れのないキット」ではありますが、一目惚れした感覚があるので、作業自体は苦痛なく進められました(撮影環境での苦痛はありましたが)
ただ動画に収まってると思いますが、デカールがなぁ・・・・。
私の趣味とは反しているデザインや仕上がりが多かったので一部はアレンジ&貼らない方向でまとめましたので、説明書の指定とは違う部分がかなりありますのでそこはご了承を。
かなり小さなデカールがあり、その貼りにくさや段差をまたぐ指定などデカールについてはかなり癖があります。
私の場合綺麗(思った様に)に仕上がらないと感じたので、無理なものは貼っておりません。
またパーツのハマり具合が微妙なパーツがいくつかあり、組むには少々面倒な部分もありました。
スミ入れをしても外装を取り外す前提の部分が多かったり、メッキパーツ仕様も整形色が違うバージョンも込み込みでの設計なので、パーツを修正、仕上げするにも難易度が高く感じる面が多かったの事実で、ちょっと万人向けではない気もします。
どこまで手を入れるか、触らないかなど見極めが悩ましいところはありますが、こういうキットを組むと自分の経験値が上がる気がします。
細かい?ことで言えば、シールドやノーマル?のライフルなどが付属されてないのが残念。
(折角腕にシールドマウント用の穴があるのに・・・付属しないなら塞ぐカバーとか欲しかったわ)
(見える見えないはともかく)久々にスミ入れが充実したキットだったので、時間は喰いましたがそのあたりは楽しかったです。
そういう練習に向いているキットだと感じました。
MGならではの可動範囲の広さはあるけど武器(羽?)をつけると自立しないので、ちょこちょこポージングを変えて飾りたい人にはそのあたり取っ払って見てやる方がいいと思います。
素のシャープさも活かせるし。
ケースなどに入れてどっかり飾りたい人は武器も台座込みで飾って、その大きさや迫力を楽しむなど飾る時にはセンスが必要かもしれない。
私が動画で言ってる苦言ポイントについては、発売よりさらに十年以上たっているので、新しいものについては改良されているでしょうけど、このキット(シリーズ)についてはそのままだと思われるので、これから組むぞって方は後半のピックアップ部分もぜひ参考になさってください。
さて次はどの積みプラを崩しますか・・・・。
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