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2015年04月22日

0032. インヴァージョン(転回形)について

こんにちわ。おんがくりろんでごはんたべたい(灬╹ω╹灬)です







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♪♪今回はコードの転回形についてです


●INVERSION(転回形)

コードトーンの並びを変えることを
コードの転回といいます

その転回形のうち、次のパターンには
呼び名があるのでおぼえましょ






例C△7


@ルートポジション

theory0096_inver1.gif






A1st inversion
theory0097_inver2.gif






B2nd inversion
theory0098_inver3.gif






C3rd inversion
theory0099_inver4.gif









Point!!

●INVERSIONは、
トライアドコード、セブンスコードどちらでも可能

(トライアドは2nd inversionまで)




●上記以外の転回形もある。
→上記は呼び名のついている転回の基本形








注意)

コードによっては、転回の結果や
パートごとの音の振り分けをした結果、
コードネームを変更するかどうかの問題が出てくる


その時は次の順に考えて何のコードか判断する

@オクターブの組み換えが基本形
Aしかし楽器の構造上無理なこともあるので
いろいろな並び方はあり得る。


→曲全体をみて、@Aから判断。
コードネームとして全体を統一する。



例1

ギター単体で「E−」コードを弾いていても、
全体としてC△7のコードであれば、
ギターもC△7と表記する



説明)

 E−コードは、
 C△7の構成音(C、E,G,B)の
 E,G,B音でできたコード

 ベースなどがC音を出していれば、

 全体のコードとして、それはC△7








例2

鍵盤などの楽器では
コードチェンジで左右に行き来しすぎないよう

転回を利用して演奏することも多い

→これによってハーモニーもスムーズに流れる



また左右の手で、コードの構成音を分散して
コードをヴォイシングすることも多く

→voice leading(voicing)後日ふれます


コードネームは、
曲全体から判断する



曲のジャンルにもよるが、
ジャズなどでは
ベースが存在している場合
Rootや5thを抜くことは多く、

またテンションなどの
コード外の音を鳴らすこともあるので


判断は全体からしかできない












■転回はじつはとても大事な話。



曲のニュアンスは、コード進行以上に
この転回形によって雰囲気が変わります。



1オクターブ内でコードを完成させたり、

1オクターブ以上に広げたり、

またtop note(コードの一番上の音)で
裏の旋律をつくったり


いろんな手法を用います



どのコードをどの転回形で演奏するかは

とても重要なポイントなんです







これらの手法は、Voice Leadingによって
より高度な操作が可能になります


いずれふれるので、

たのしみにまってってね(●´∀`)ノ+


















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