54歳これから・・・

退職日まであと２日になりましたが　実はまだ同居しているお袋には退職することを伝えていないのです。

伝えていないというか伝えられなかったというか・・・

８４歳になる高齢のお袋に伝えた時の事を思うと言い出せないというのが本音でしょうか

いずれ出勤しなくなるわけですからバレるのは時間の問題なんですが　汗
その時の様子はまたここに書こうと思います。

がんになる前にはいたって健康で病院のお世話になったこともなく体には自信を持っていたのですが

２年目に職場の健康診断の検便で便潜血が陽性反応と出てその時は「えっ　痔だろ」くらいに思って自己判断で精密検査には行かなかったのです。　

去年の暮れの健康診断でも陽性反応が出たんですが「おいおい　また痔かぁ」くらいにしか思っていなかったんですが　

職場の同僚からの強固な勧めもあり渋々後日内視鏡の精密検査に行ったところ　上行結腸に3センチのがんが見つかりその場で進行がんの宣告を受けて病院を紹介されました。

内視鏡でがんが見つかった時は「あ〜あこれはがんですね　しかもこの大きさなら進行がんです病院を紹介しますからすぐに行ってください」とあっさりと言われた時にはがんと言われたショックというよりも他人事のように思えて「夢じゃないよね？自分には何が起こってるんだ」という気持ちでした。

病院の紹介状をもらい家路に着く間も実感が湧かず　大変なことになったと感じたのは
お袋にそのことを伝えた時の落ち込む姿を見てでした。　

その時の私の気持ちは「本人が落ち込んでないのになんでそんなに悲しんでるの？」くらいでしたよ
　
もうお袋には悲しい思いをさせたくないのですが　また退職を知ったらどう思うのかを考えると言い出せなくて戦々恐々な心境ですがここ２日の内には伝えようと思います。