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数字に夢中

最近、国立のモンテッソーリ幼稚園に通う息子が数字を書く事にすごく熱中しています。ここ数日3日くらい連続で、何枚も0から10までの数字を書いています。息子に聞くと「学校で数字の勉強をしているから、家でもやる。」と日本語で返答してきました。

そして、「マンマ、イル ヌーメロ コミンチャ ダ ゼーロ」(お母さん、数字は0から始まるんだよ)とイタリア語で得意そうに言っていました。

数学の感性を育てるのに、数字を教える時に0から教える事が大切と言います。これは、ヨコミネ式教育法でも確かその事を言っていたと思います。

これが、息子が書いた数字です。


まだ下手ですが、真剣な顔で、「3の次は4」とか独り言を言いながら書いているので、とても愛らしいです。



数字に夢中になり出した日、どうしても3が上手く書けないと言って来ました。
「3は、オヤマを2つ書けば良いのでしょう?」と何度言ってみせても、一人で書こうとするとひとつのヤマを書いた後、同じ場所を少し元に戻ってから毛一つのヤマを書くという事が分からなかったらしく、ただの縦の波のようになってしまって、「3が書けない」と半泣きしていました。

その日は金曜日で、寝る時間になっても真剣に数字を書いているため、明日は土曜日だし、飽きるまでやらせようと思って見守っていると、23時過ぎまでやって、「やっと3が書けた」と言って満足そうな顔をしていました。大人にはどうして3が書けないのか?と思いがちですが、4歳の子供にとっては、2つ目のヤマをかき出す時に同じ所を戻らなければならないという事が分かるまで、かなり時間がかかったようです。

昨年の日本人学校のバザーで買った数字とひらがなの練習帳があったのを思い出し、見せるとまたこれがやる気満々で取り組んでいます。
こういう風に熱中している時が伸びている時期だと思うので、時間が許す限りどんどんやらせてあげようと思っています。



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