[タイトル名]　ラッキーマイン
[著者]　鈴木マサカズ
[発行所]　講談社　モーニングに連載中
[現在の刊行数]　４巻完結（６/３更新）
[あらすじ]　偶然拾った５００円玉でスピードくじを買ったら２００万円の大当たり。ちょっとした大金持ちになった主人公・鴨次ナナオはバーでものすごくグラマーな女性・アゲハに出会う。
自分のことを「ラッキーセブンのナナオ」と称しアゲハをくどこうとする。アゲハに誘われるままついていったところは、なんと人が死んでいた！
一人の男がいて「拳銃で頭に押し当てて引き金を引くだけで１億円あげるよ。」という。ラッキーセブンのナナオはどうするのか？アゲハとの行方は？

マインとはきっと鉱山のことなのだと思う。金鉱を掘り当てた人を「ラッキーマイン」と呼ぶのではないだろうか？といらぬ知識がそう語る。
実際に漫画とはちっとも関係ない。ちょっとの見栄と意地、そしてどうしようもなくて引けなくなった運命、こんなのが合い混ざったと表現するのがピッタリの漫画だ。
そしてちょっとグロいところが嫌に勝負事のいやらしさをリアルに表わしてくる。１話だけ試し読みできる時期があったが、試し読みするのではなくてどっぷり読んで欲しい。
賭け事が嫌になるかどうかは読者しだいだ。

[勝手に１０点満点]
面白さ　８点
グロテスク度　８点
勝負のきつさ　８点
賭け事のいやらしさ　９点
人の不幸の恐怖度　１０点