2015年07月14日
マインドマップへの想い-100%主観の個人の意見
0. はじめに
マインドマップに対する捉え方は人それぞれであることは充分に理解しているつもりでいます。
文章に起こすと、真意が見え難くなり、また、非常に嘘っぽく感じ取られることが多いため、書き起こすことを躊躇してもいました。
以下、本記事の内容は、あくまで、私の個人的見解であり、私の経験、スタンスであることをご理解頂ければ幸いです。
- マインドマップは私に変化をもたらしたか
- 私はなぜ公認インストラクターになったか
- 私のマインドマップとの付き合い方
- マインドマップは本当に素晴らしいのか
1. マインドマップは私に変化をもたらしたか
結論として、内面的な部分で変化を感じたことは実はあまりありませんでした。
マインドマップを知った学生時代、大きな感動があった、という記憶も特にありません。。
ただ、逆に大きな抵抗があったわけでもなく、本に書かれていた内容に共感する部分ももちろんありました。
当時読んだ本はこちらで、Amazon ではいまや古本でしか手に入らないないようです。
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感動しなかったり、変化がなかった理由が上記の本にあるかは分かりません。
学生時代、よく考えられたメソッドなど、素晴らしいものを素直に評価したり、受け入れたりできなかった可能性もあります..
2. 私はなぜ公認インストラクターになったのか
では、なぜ内面に変化を感じず、感動もしなかったと書いた私が公認インストラクターになったのか。
個人的に、私にとってのマインドマップの効果を体感し始めたのは、以下、人になにかを伝えることが増えてからでした。
- 塾の生徒(小1〜中3)
- 新人・メンバー育成
当時、自身で活用することを中心にしていたことと、環境や立場的に積極的に伝えることはしていませんでしたが、マインドマップを伝え教えることで起きる「気づき」を多く目にしました。
中には大げさではなく、勉強嫌いの生徒の成績が劇的に向上する、メンバーの振る舞いが変わる等の成果が挙がることもありました。
社会人になり、他者に物事を伝えることが多くなり、いろいろと相談を受けることも多くなっていました。
そんな頃、「1.」で紹介した本の新版が発売され、後輩の1人が手にしているのを見ることに。
入門書ではなく解説書のような「ザ・マインドマップ」ですが、新版の方はかなり読みやすくなっていました。
Amazon レビューは旧の方が多いですね..
旧版「ザ・マインドマップ」を読んで約10年、マインドマップの効果を体感してきた約8年。
2014年3月、生みの親であるトニー・ブザン氏から直接マインドマップの話が聞ける機会も巡り、その他、多くのタイミングが合いました。
気持ちと行動のタイミングが合った以外、高尚な理由は特になく、直感・衝動だけで、私は公認インストラクターになりました。
3. 私のマインドマップとの付き合い方
勢いだけで公認インストラクターになった私ですが、後悔はまったくしていません。
気持ちの明るくなる出会いもありましたし、知らなかったマインドマップの可能性も含め、多くを知り、また次の行動に繋がる転機となる時間を体感することができました。
公認インストラクターになってからは、積極的にマインドマップの普及活動を開始しました。
正しい使い方を知ってほしい等、自分が良いと思っている方法を伝えたい心理は間違いなく持っています。
が、必ず、以下のことを意識するようにしています。
- マインドマップは道具である
- マインドマップは選択肢の一つである
- マインドマップのおたくにならない
- マインドマップを妄信しない
自分がどんなに良いと感じていても、自分以外の人に取って必ずしも良いものとは限りません。
そして、自分なりのやり方を確立している人に無理強いすることは、マインドマップの悪評を産むことに繋がる可能性も考えています。
きっかけとして、「マインドマップ」というものがあり、存在を知って頂くことが出来れば、
個々人に取って必要なタイミングでまた思い出される。
負担にならない、可能性を広げる形で影響を与えられることがインストラクターとして役割の1つだと考えています。
4. マインドマップは本当に素晴らしいのか
自分に合ったと感じたなら、マインドマップは本当に人生に影響を与えるほど強力なツールだと私は思っています。
ただし!
ツールはツールなので、「おたく」にならないように、という点は前述のとおりであり、
ワークショップでも時折お話させて頂いている次第です ^^;
多くのことに応用が出来る分、「自分に合わない分野での使い方」、「効率が落ちてしまう場面」もあると思います、あくまで個人的見解として。
「マインドマップは本当に素晴らしいのか?」という問いに対して、
本質や活用法、「自分に合いそう/やってみよう」と、その可能性と素晴らしさを1人でも多くの方に伝えるために、公認インストラクターは活動しています。
興味のある方は、是非1歩、行動を起こしてみて頂ければと思います。
「自分に合わない」ことを「知る」のも非常に大切なことなので、ぜひ一度正しく学ぶ機会を!
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