タイトル：カルダノ(ADA)、エコシステムの指数関数的な成長により、18カ月で大きな価格上昇を記録
カルダノ(ADA)は、2月上旬、価格が少し引き戻された後、今週も上昇を続けた。過去72時間で、この暗号通貨は、市場全体が上昇を始めるなかで、日曜日に跳ね返り、17％以上の急騰を見せ、0.41ドルを突破した。CoinMarketCapのデータによれば、本記事発表時点で、ADAは0.40ドルで取引されており、過去24時間で0.77%下がっている。
ADA価格の魅力的な伸びを見ると、カルダノのエコシステムをめぐるいくつかの開発に辿り着くことができる。暗号調査会社、CryptoCompareのレポートによれば、カルダノブロックチェーン上の総ロック額（TVL）は1月に49.9％上昇し、2022年8月以来の水準に達した。この成長は分散型プロトコルが牽引したもので、MeldやIndigoなどのレンディングプロトコルはそれぞれ、48％以上と76％以上の伸びを示した。DefiLamaで見る限り、報告時点では、カルダノのTVLは約1億2600万ドルとなっており、2月前半にも成長を続けていることを示している。
また、レポートでは1月のカルダノ価格の上昇を取り上げており、「2021年8月以来、この資産にとって最もパフォーマンスの高い月であった。」と述べられている。時価総額第7位のこの暗号通貨は、先月、市場全体の暗号通貨の上昇の恩恵を受け、0.25ドルの記録的な底値から70％強の回復を見せた。カルダノの魅力的な値動きは、取引活動の急増によるもので、中央集権型取引所での取引量はおよそ158%増の98億7千万ドルに達した。
これは「2022年12月、2020年10月以来最低の月間取引量を記録して底を打った後、待ちに待ったリバウンドで、この暗号通貨の13カ月ぶりの取引量の増加を示すものだった。 」と同社は述べている。
今月初め、待望のステーブルコインDjedは、カルダノブロックチェーン上で稼働し、コミュニティに興奮の波を巻き起こした。ローンチからわずか2週間で、いわゆる過剰担保型のこのステーブルコインは、担保として3100万枚以上のカルダノ(ADA)トークンを集めた。2月16日現在、31,200,698.37 ADAが基本準備金として存在し、担保率は514％を占めている。さらに、Djedの時価総額は、ローンチ時の170万ドルから本記事発表時点の217万ドルまで増加しており、このペッグされた資産がある程度採用されていることを示唆している。
火曜日、Twitter Spaceのセッションで、バイナンスのCEO、チャンポン・ジャオ氏は、ステーブルコインに対する規制当局の締め付けが強くなっているため、暗号業界はおそらく「他の選択肢を探す」ことになるだろうと指摘した。これは、Djedや他のアルゴリズム型ステーブルコインなどのドル担保ではないステーブルコインが出現し始め、暗号業界全体が完全な分散化に向けて推進される可能性があることを示唆している。
（記事は以上です。）
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