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2023年02月18日

タイトル:カルダノのチャールズ・ホスキンソン氏、条件付きステーキングのスタンスを擁護

2023年2月17日、Coin Editionが報じた記事(Cardano’s Charles Hoskinson Defends His Stance on Contingent Staking)の内容です。

タイトル:カルダノのチャールズ・ホスキンソン氏、条件付きステーキング[コンティンジェント・ステーキング、Contingent Staking, CS]のスタンスを擁護

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●カルダノのチャールズ・ホスキンソン氏が条件付きステーキングのスタンスを擁護している。
●この話題について、ホスキンソン氏がマシュー・プロミン氏(*)に返信している様子がみられた。
●さらに、ホスキンソン氏はプロミン氏の提案の欠点を指摘した。

(*)Mehen Group、マシュー・プロミン(Matthew Plomin)氏
カルダノブロックチェーンに対応したフィアット担保型ステーブルコイン「USDM」を開発

カルダノの創案者、チャールズ・ホスキンソン氏は、Twitterで条件付きステーキングの概念に対する「誤解」に対応した。最近のツイートでは、Mehen Groupの創設者であるプロミン氏とのやりとりもみられた。これは、規制当局がどのようにパーミッションレス・ステーキングを抹殺する可能性があるかについて触れたプロミン氏の最近のツイートに対する返信だ。

しかし、ホスキンソン氏は、その提案を狂気の沙汰だと述べている。同氏はこうも言っている。

「(これは狂気の沙汰です。)トラストレス(信用を必要としない)で、プロトコルによって強制的に実行するモデルから、管理され、信用を必要とするモデルへと移行するのですから。このような事業体の一つひとつがマネーサービス事業者となり、何年も何千万ドルもかけて全米でライセンスを取得しなければならなくなるということです。」

チャールズさんのツイート

「(下記[プロミン氏のツイート]の内容に対する引用RT)これは狂気の沙汰です。トラストレス(信用を必要としない)で、プロトコルによって強制的に実行するモデルから、管理され、信用を必要とするモデルへと移行するのですから。このような事業体の一つひとつがマネーサービス事業者となり、何年も何千万ドルもかけて全米でライセンスを取得しなければならなくなるということです。」

プロミン氏
[政府、学校、投資会社のほか、プライベートステークプールを運営する企業は、同じようなパターンを踏襲し、準管理型ステーキングに従事することになりますね。

手数料を100%に設定し、T&C(terms and conditions agreement,契約条件の合意書)を受諾した適格な委任者にのみADAを配布するというような。]


(プロミン氏のツイートの続き)
「いずれにしてもやっていることはマネーサービスのビジネス活動なのです!

これは、条件付きステーキングであっても変わりません。CSによって得られるものは、委任前にKYCをやっておけば米国の法律を回避できるということだけです。

委任後、トークン配布前にKYCを実施したとしても、同じ目的を達成することができます。

[以下、記事の中のツイート]
(プロミン氏のツイートの続き)

「私たちは、トラストレスプロトコルの強制モデルから管理型信用性モデルへと移行しているのではありません。

ISPOは常に信用できるモデルでした。私たちは常に、ISPOトークンを提供するSPOやプロジェクトを信頼してきました。

条件付きステーキングがこれを解決するわけではありません。」


チャールズさん
「ISPOに関して、なぜコントラクトの部分を無視したのですか。そのことが完全にどこかへ行ってますね。あなたは、顧客の資金を先取りして、後からサインをもらうことを提唱していることになるんですよ。まあ、それを回避するためにCSが必要になるといったところだと思いますが。」
[記事内の中のツイートは以上]


プロミン氏
「もしかしたら、お互いに見落としている点があるかもしれません。コントラクトの要素について説明してください。
条件がきちんと開示されているのであれば、不適格な委任者はISPOトークンなど期待しないはずです。なので、そのような委任者は、手数料が100%で、ISPO報酬がゼロという両方の条件に同意していることになります。」

プロミン氏も自身の提案を擁護し、条件付きステーキングの最大の問題は、SPOと委任者の関係の本質を変えてしまうことだと述べた。ホスキンソン氏はこのツイートに返信し、これは新しいビジネスモデルであり、CSではないステーキングプールもひとつ残らず運営されていて、まだ存在していると述べている。

ホスキンソン氏は先日も、基本的な概念を理解できず、誤った説明を続ける人々への失望を表すツイートを公開したばかりである。また、条件付きステーキングが通常のステーキングに取って代わるわけではないことも明らかにしている。条件付きステーキングは、通常のステーキングやプライベートプールに代わるものではなく、カルダノにKYCシステムを押し付けるものでもないと断言している。

(記事は以上です。)

【関連記事】
カルダノの創設者、条件付きステーキングを批判する人は「基本的な概念を理解していない」と発言

【参考記事】
トラストレスについてはこちらを参照しました。

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