2016年01月27日
バージャー病の手術…。
私の病気のデパートのデビューを飾った
バージャー病は、全国推計1万人、男女比9対1で
男性に多く、発症年齢は30代から40代が中心で
原因不明、喫煙が関与していると言われています。
私が発症したのは21歳くらいの時で23歳の時に
やっと今でも長年通っている病院で見つけてくれ
診断までに至りました。
私のバージャー病に対する手術は、交感神経
切除術という術式で、今では目覚ましい医療の
発展で脇に腹腔鏡の様に穴を幾つか開けて手術
が行える様です。
私が手術を受けた時代は、21年前ですから
まだそんな手法は取り入れられていなく
開腹手術でした。
交感神経というのは、脊髄の脇にあるのですが
脊髄に傷を付けてしまうと下半身不随になって
しまうので、開腹して内臓を1度取りだし、
前から脊髄の脇にある交感神経にアプローチ
する手法が取られました。
手術は、前日に入浴を済ませアンダーヘアー
を剃ります。
23歳だった私は凄く恥ずかしかった記憶が
残っています。
前日の夜から絶飲食が始まり、手術に挑みます。
手術は、全身麻酔下で行われ術中の事は何も
分かりませんが6時間半にも及ぶ大手術でした。
術後は、目が覚めるとお腹に今まで味わった
ことのない痛みに襲われました。
術後の初日はナースステーションの隣の
リカバリー室で経過観察が行われます。
体は、鼻からお腹から、オシッコの管と色々な
管が入っていました。
鼻の管とオシッコの管が嫌でした。
特にオシッコの管は、抜管する時には、今まで
にない、内臓ごと出てしまう様な痛みを味わう
ことになります。
それと、私は喫煙者だったので全身麻酔の
時に呼吸を管理する為に気管へ管を挿入される
為に、咳、痰がやたらでるのです。
私は、開腹手術だったので咳や痰を出すときに
お腹が痛くて仕方がありませんでした。
喫煙者の方で全身麻酔下で手術を受ける方は
私みたいに苦しまない様に気を付けましょう。
翌日からは大部屋へ移されて、お腹の傷が
物凄く痛い中、ベッドアップされたり歩か
されたりします。
お腹を30cmも切っている訳ですから咳も痛いし
笑っても痛い状況です。
なので、背中からは鎮痛剤(麻薬)が6時間毎に
体内に入る様にしてくれていました。
当時は、持病もないし何て言っても若くて体力
もあったので回復も早かったです。
外科的手術ですから退院までに要した時間は
1ヶ月くらいでした。
手術は、勿論成功して冷たかった足を触ると
温かくなり痛みも全くなくなりました。
痺れも安静にしていればなかったです。
血流は手術によって改善されました。
自覚症状としては、触ると温かい足なのですが
感覚としては、冷たいのです。
また、少し長い距離を歩くと痺れで感覚が麻痺し
歩けなくなるのです。
ですが血流は良くなっているので問題視は
されませんでした。
術後、薬を内服出来るまでになると内服薬が
処方されました。
薬は、坑血小板薬と坑凝固薬の2種類が投与
されます。
術後21年経過していますが今でも内服中です。
退院後の治療の基本は禁煙です。
私は、当時はタバコもヘビースモーカーの
様には吸っていなかったし年齢も若かったので
原因は、タバコのせいではないと自分で決めつけ
喫煙していました。
一番ダメな例です。
バージャー病の方は喫煙が一番良くないと
言われているので絶対に禁煙をしましょう。
後は、清潔に保ち傷(靴擦れ)などつけない様に
気をつけます。
傷などから壊死して最悪の場合は切断になる
ケースもあります。
退院の際にケースワーカーの方に保健所に申請
すると、国の難病指定の病気、特定疾患の
医療証を受給出来ると言う事で申請しました。
合わせて、足の痺れにより長い距離が歩けなく
なってしまっていたので、リハビリ科に受診
して身体障害者手帳も申請してみたらどうで
しょう?と言う事だったので言われた通りの
手続きをして身体障害者4級(左下肢機能障害)
の手帳が交付されました。
行政的な恩恵は、特定疾患医療証では、当時は
年に2回手当てが出ていました。
医療費も無料でした。
今では、手当ても無くなり医療費も世帯収入に
よってひと月の負担額が決まります。
これは、毎年更新があって申請をすることに
なります。
身体障害者4級の恩恵は、所得税控除が38万円
あるのと高速道路の半額と水道代の基本料が
控除、NHK受診料が半額、美術館や博物館、
テーマパークなどで割引が受けられるといった
ところでしょうか。
私の様に、左下肢機能障害ですと、警察署に
申請すれば、駐車禁止除外車指定のプレートが
与えられます。
自治体によって違う場合がありますので
お住まいの自治体に問い合わせしてみましょう。
バージャー病は、一度発症してしまうと一生
付き合っていかないといけない病気ですが
上手く付き合っていけば、私の様に大きな
壊死や切断などといった事にも進んでいかない
場合もありますから、注意事項だけは守り
ましょう。
私にはそんな事、言えないか(^_^;)
バージャー病は、全国推計1万人、男女比9対1で
男性に多く、発症年齢は30代から40代が中心で
原因不明、喫煙が関与していると言われています。
私が発症したのは21歳くらいの時で23歳の時に
やっと今でも長年通っている病院で見つけてくれ
診断までに至りました。
私のバージャー病に対する手術は、交感神経
切除術という術式で、今では目覚ましい医療の
発展で脇に腹腔鏡の様に穴を幾つか開けて手術
が行える様です。
私が手術を受けた時代は、21年前ですから
まだそんな手法は取り入れられていなく
開腹手術でした。
交感神経というのは、脊髄の脇にあるのですが
脊髄に傷を付けてしまうと下半身不随になって
しまうので、開腹して内臓を1度取りだし、
前から脊髄の脇にある交感神経にアプローチ
する手法が取られました。
手術は、前日に入浴を済ませアンダーヘアー
を剃ります。
23歳だった私は凄く恥ずかしかった記憶が
残っています。
前日の夜から絶飲食が始まり、手術に挑みます。
手術は、全身麻酔下で行われ術中の事は何も
分かりませんが6時間半にも及ぶ大手術でした。
術後は、目が覚めるとお腹に今まで味わった
ことのない痛みに襲われました。
術後の初日はナースステーションの隣の
リカバリー室で経過観察が行われます。
体は、鼻からお腹から、オシッコの管と色々な
管が入っていました。
鼻の管とオシッコの管が嫌でした。
特にオシッコの管は、抜管する時には、今まで
にない、内臓ごと出てしまう様な痛みを味わう
ことになります。
それと、私は喫煙者だったので全身麻酔の
時に呼吸を管理する為に気管へ管を挿入される
為に、咳、痰がやたらでるのです。
私は、開腹手術だったので咳や痰を出すときに
お腹が痛くて仕方がありませんでした。
喫煙者の方で全身麻酔下で手術を受ける方は
私みたいに苦しまない様に気を付けましょう。
翌日からは大部屋へ移されて、お腹の傷が
物凄く痛い中、ベッドアップされたり歩か
されたりします。
お腹を30cmも切っている訳ですから咳も痛いし
笑っても痛い状況です。
なので、背中からは鎮痛剤(麻薬)が6時間毎に
体内に入る様にしてくれていました。
当時は、持病もないし何て言っても若くて体力
もあったので回復も早かったです。
外科的手術ですから退院までに要した時間は
1ヶ月くらいでした。
手術は、勿論成功して冷たかった足を触ると
温かくなり痛みも全くなくなりました。
痺れも安静にしていればなかったです。
血流は手術によって改善されました。
自覚症状としては、触ると温かい足なのですが
感覚としては、冷たいのです。
また、少し長い距離を歩くと痺れで感覚が麻痺し
歩けなくなるのです。
ですが血流は良くなっているので問題視は
されませんでした。
術後、薬を内服出来るまでになると内服薬が
処方されました。
薬は、坑血小板薬と坑凝固薬の2種類が投与
されます。
術後21年経過していますが今でも内服中です。
退院後の治療の基本は禁煙です。
私は、当時はタバコもヘビースモーカーの
様には吸っていなかったし年齢も若かったので
原因は、タバコのせいではないと自分で決めつけ
喫煙していました。
一番ダメな例です。
バージャー病の方は喫煙が一番良くないと
言われているので絶対に禁煙をしましょう。
後は、清潔に保ち傷(靴擦れ)などつけない様に
気をつけます。
傷などから壊死して最悪の場合は切断になる
ケースもあります。
退院の際にケースワーカーの方に保健所に申請
すると、国の難病指定の病気、特定疾患の
医療証を受給出来ると言う事で申請しました。
合わせて、足の痺れにより長い距離が歩けなく
なってしまっていたので、リハビリ科に受診
して身体障害者手帳も申請してみたらどうで
しょう?と言う事だったので言われた通りの
手続きをして身体障害者4級(左下肢機能障害)
の手帳が交付されました。
行政的な恩恵は、特定疾患医療証では、当時は
年に2回手当てが出ていました。
医療費も無料でした。
今では、手当ても無くなり医療費も世帯収入に
よってひと月の負担額が決まります。
これは、毎年更新があって申請をすることに
なります。
身体障害者4級の恩恵は、所得税控除が38万円
あるのと高速道路の半額と水道代の基本料が
控除、NHK受診料が半額、美術館や博物館、
テーマパークなどで割引が受けられるといった
ところでしょうか。
私の様に、左下肢機能障害ですと、警察署に
申請すれば、駐車禁止除外車指定のプレートが
与えられます。
自治体によって違う場合がありますので
お住まいの自治体に問い合わせしてみましょう。
バージャー病は、一度発症してしまうと一生
付き合っていかないといけない病気ですが
上手く付き合っていけば、私の様に大きな
壊死や切断などといった事にも進んでいかない
場合もありますから、注意事項だけは守り
ましょう。
私にはそんな事、言えないか(^_^;)
皆様のポチポチっと1クリックが私への大きな力に変わります。
処方箋による薬代は
バージャー病の場合は無料でした。
法改正によりまして、薬代も上限額に加算された為に、実質的に無料がなくなってしまいました。
外来通院、入院、投薬全て込みの上限額設定です。
病院に行けば、一ヶ月に一度は上限額迄は支払わないと駄目なんです。
生活保護や障害認定を受けている場合は別です。
また受給者本人の家族(主に両親)に
所得が、高い場合
上限額が上がる場合もあります。
あくまでも、受給者本人の申請所得が基本なんですが。
循環器科は呼名が
病院や各医療機関により
まちまちですね。
循環器内科
循環器外科
心臓血管外科
血管外科
などが、単独で設定されている場合
または、複数をまとめている場合など。
大学病院や総合病院では
単独で設定されている場合が多くあるかとおもいます。
私の場合は
初療では、厳密に言いますと
皮膚科を受診しまして、循環器専門医がいなかった為に、地域の拠点
大学病院に転院をしまして更に
心臓血管外科に転科しました。
バージャー病を診断するためには
出来るだけ
各循環器専門医が必要だとおもいます。
内科的な治療なのか、
外科的な治療なのか、の判断は病院、医師。
整形外科や皮膚科では実際の
各血管治療はやらないと思いますし、判別も難しいはずです。
受診機関の選択肢が疑問であれば
総合診療科を。
出来るだけ多くの、医師やスタッフがいる病院で見立てをしてもらう事も大事です。
バージャー病の診断と動脈硬化症の診断が似ているためです。
バージャー病の確実性診断には特定項目問診と
血管造影検査が必須条件です。
プラス
喫煙歴の有無ですね
(→.←)
こんにちは♪
説明不足ですみません。
指定難病の医療助成〜
公費負担による支援の事でした。
各都道府県が窓口ですね。
全額ではなくて、加入保険の自己負担分の内の
月ごとの上限額を超える部分が支援されます。
例えば病院窓口での請求金が
一万円の患者さんで
国民健康保険の自己負担2割だったとします。
通常の支払い金額は
2000円になりますね。
指定難病の受給者証に
月額の支払い上限額が記載されていまして
(申請時の所得により決定)
一万円と記載されている患者さんは
2000円が自己負担分で残り8000円迄支払わなくてはなりません。
一万円を超える金額が公費から支払われるシステムです。
長期的な薬物療法
検査入院、外科手術等
高額になりがちな自己負担分をカバーしてくれます。
現行では指定難病の場合は
全額支給にはなって居ません。
それに加えまして
約一年半年に一度都道府県毎に
更新手続きがあります。
病気の重症度を主治医の診断書を元に審査する為にです。
全ての対象申請疾患に審査があります。
システムが少し、ややこしいかも知れませんね。
新調は循環器が良いのですね。
私は血管外科に罹っています。
医療費助成は神奈川県では
バージャー病はありません。
昔はあったのですがね。
無くなって医療費負担もある
様です。
私は身体障害者1級なので
医療費負担はありませんが・・・。
受給可能な公費負担による医療費助成
一昨年の難病法改正によりまして
認定の疾患が拡充されました。
バージャー病も指定難病のひとつです。
【手続き・認定申請・必要書面等】
は最寄りの保健所、または都道府県の保健機関にお尋ね下さい。
一定の審査基準を月ごとの審査会で認められますと
受給者証が発給されます。
また地域毎に
お見舞い金が支給されます。
私の管轄市役所では歳末に一度です。
疾患の拡充に伴い、今後減額等も…
患者同士の医療懇親会等を行っている
患者会は数少ない模様です。
バージャー病を治療する
専門医もまた数少ないかと思われます。
見慣れない傷やあざなどが四肢末梢部分に現れたり、肌の色がチアノーゼ状態だったり、手足に見覚えないシビレや筋肉の疲労は???
末梢動脈閉塞や血栓症のサインかもしれないです。
初療は出来るだけ
循環器専門医を受ける事をオススメ致します。
今晩は★
生命予後には大きな支障はきたすことが少ないけれど、四肢末梢動脈に何らかの炎症を引き起こしては支障をきたす…
バージャー病の原点です。
いち罹患者として、全く病に屈しなかったと書けば、嘘となりそうですよ(^_^;
ただ、私はバージャー病と向き合って生きて行く決意みたいな部分を、主治医から教えられて治療に臨んできました。
8年後だから言える事なのかも知れません。
健常者には、当たり前に通っている血流がないだけで、様々な困難に立ち向かわなければなりませんよね。
禁煙を境にした、瞬間から
私は煙草の存在を恨みました。
現場職で働いていたので、煙草は切っても切れない存在だったんですね…
常に煙草と隣り合わせで生活をしておりました。
平成に改元された時代は
煙草も安くて、至るところで吸えたのも懐かしいです。
ややもすると?病院の待合室にも灰皿が有りました。
電車・バスにも。
今ほど、煙草のリスクを説明する医師も少なかったのかもしれません。
煙草のリスクが医学的に論じられるようになったのも
新しいですね。
稀少な疾患ですが、煙草の箱に
バージャー病と書いてもおかしくはないかと思ってしまうこともあります。
バージャー病大丈夫ですか?と
たまに聴かれますが。
率直に大丈夫ですと書いてしまうと、これもまた嘘となりそうです。
ただ病に屈しない信念をもって
病に向き合う心をこれからも大切に生きて行こうかと思っています。
またお邪魔させていただきますので
宜しくお願いいたしますm(._.)m
コメント有り難うございます。
バージャー病で苦しみましたね。
幸と言っていいのか私は麻痺を
しちゃったので進行も遅れて
いる様です。
私が発病した20数年前に比べれば
雲泥の差で医療は進歩しているでしょう。
ただ、この病気は完治しないこと。
タバコは一切ダメですね。
お互い完治に向けて頑張りましょう!
今晩は★
勝手に書き込みを失礼致します。
8年前の今頃は
手術室に入っていました。
バイパス手術から8年を迎えまして。
時間の流れは早いものですね。
医療技術も日進月歩です。
特効薬や完治させる為の治療方法が確立されていない
バージャー病の場合は??
これから、再生医療分野に期待。
私も万が一、悪化した場合は
単核球細胞移植という療法を受けることになりそうです。
国立循環器病センターが主に行っている
治療分野です。
参考までに。
罹患した当初は
バージャー病の治療方法すら知らずに入院したため
内科的な治療があるのか?
外科的な治療があるのか?
すら知りませんでしたね。
退院後に色々と調べた次第でした。
長期的なグラフトの開通自体は、元々成果が良くはないんです。
私の場合は潰瘍を治すためにバイパス手術を選択するしかなかったのです。
右足の背にクレジットカードの大きさで
クレーター状の潰瘍が出来ていました。
血流がないと治せない状態でした。
再生医療がようやくバージャー病に治験段階になっていた時に
バイパス手術を受けています。
再発であるのかないのか?の見極めの目安にしてきたのは、
自覚症状よりも四肢末梢部分に潰瘍や壊死が出来ているかいないかで判断材料になっていました。
検査数値は、手足の血圧測定から動脈硬化を判断しているABI数値ですね。
1.0を下げると動脈硬化の目安で
大動脈の詰まり、末梢動脈の詰まりを疑います。
バージャー病や末梢動脈不良の場合
0.3を下げると殆どは潰瘍が出現するそうです。
検査入院後の薬物療法変更から現在
自覚症状・患部を含めまして
寛解期だそうです。
良くも悪くもない状態が続いています。
バージャー病からすると
外科治療が不要で
薬物療法でコントロールできる状態。
この状態は私の身体しか知らないというのも事実ですね…
ブロック手術は私の元主治医が得意分野でしたので、説明は聴いております。
現在は呼吸器外科とのチーム医療で
内視鏡手術でも可能だそうです。
ポートという小さな穴から手術可能性だそうですね。
回復期の入院生活は大変でした。
点滴という拘束を受けながら
移動制限をされたり、食事制限をされたり。
一番苦しかったのは、手術後に多量の痰が出た事や尿管を入れていた事でした。
今となり、貴重な体験になりました。
煙草を口にしないと決めた患者の戯言を長々と失礼いたしました。
喫煙のリスクの中に
〜バージャー病〜が含まれている事に触れて頂ければ幸いに思います。
再発したり苦労されていますね。
私はバージャー病よりも重い病気に
掛かってしまったためバーシャー病
の治療はワーファリン、メチコバール
です。
最も、深部静脈血栓40cmで
生死を彷徨いましたが・・・。
術後の感染症や合併症もなく
回復期が進みました。
2ヶ月近い車椅子生活で
歩行のリハビリが必要でしたけどね。
術1ヶ月後
退院の許可がおりました。
点滴から薬物治療に切り替わり
ワーファリン・プレタールの内服も始まりました。
チアノーゼ状に近かった肌色も潰瘍も新しい血流の力で
みるみると回復してゆきました。
術後一番の特効薬〜それは
絶対禁煙です。
主治医からは守れなく再発した場合は
治療を中止、また今後の再手術はやりません
と迄も言われました。
そして術5年後位まで経過観察をするという事を告げられました。
退院後は約2ヶ月に一度通院し主治医の診察を受け、定期的にエコー検査や血液検査を続けました。
いつきたしてもおかしくはないグラフトの閉塞
術6年半年後
ABI値がやや悪く
再度血管造影検査入院を勧められました。
もしかしたら?でも画像をみないとなんとも言えません…
ただ主治医の表情がカテーテルを操作した時に重ねて見えました。
覚悟は既にしていましたので、入院を待ちました。
2年前の4月
再び入ったのは
新しくできた病棟でした。
また血管造影のベッドに。
私の病を知る放射線科のスタッフの殆どがまだいました
。
造影剤を注射し画像が見え始めると主治医が側で説明し始めました。
XXさん
残念ですがグラフトの一部の閉塞が確認できました。
目標だった5年後はクリアしたのですが
吻合した部分のグラフトの一部が詰まりました。
特段に直ぐに再治療する必要はないので、治療薬物を変更すれば問題ありません。
再発した場合は直ぐに治療します。
付き添いの方にも説明させて下さい。
心の片隅では
やはり閉塞してしまう病だと思いながらも
傷痕は残ってしまったものの治癒した右足を見て納得はしました。
バイパス手術の成果で
右足の潰瘍は完治し
薬物治療で血流は作られていたわけでしたから。
薬物の変更で採血が要らなくなったことで
3ヶ月に一度通院する事になりました。
昨年3月
主治医の移動により隣の医療センターにご栄転されて
後続の医師になりました。
寛解(容態が良くも悪くもない)で安定しているため
現在は今後の通院を検討しています。
今後どのように…
バージャー病の場合
元の主治医の見解では仮に再発した場合
同じ手術は出来ないと云われています。
グラフトになる静脈が限られている為なんですね。
移植する血管に人工血管やらを代用すれば別です。
バージャー病の場合
元々、カテーテル治療などによる血栓除去・バルーンなどによる拡張術、ステントグラフトによる拡張術などは適応例外です。
医療センターや主治医にもよりますが。
そこで注目されはじめた治療が
血管再生医療分野です。
初療の段階で、外科手術を受けなくても内科的な治療から始める事が選択肢で、低侵襲な治療が期待出来ますし一定の条件を満たせば、新しい動脈が生まれます。
これから同じ病に巡りあってしまった方には、是非ともご検討されたい分野です。
血管再生医療は末梢動脈だけではないそうです。
内科的な治療から始めるという部分が新しいですね。
まだまだ稀少な治療分野かも知れませんが、私も次に受けられる可能性が強いです。
次にまとめます。
詳しく病歴の説明有り難うございます。
私は他病気により両下肢麻痺を起こし
今はバージャー病は感じません。
続きを読むのを楽しみにしています。
グラフトの閉塞が書かれています。
いつきたしてもおかしくも珍しくないんです。
3日後
再び血管造影検査を受けまして、末梢部分の血流の評価を示されました。
自身の場合膝下部分の動脈がかなり細かった為に
MRIやCTでの画像診断がかなり難しいと言われました。
一番細かった部分の動脈が
シャープペンの芯程までに閉塞していました。
血管造影検査
私の場合左足の鼠径部に局部麻酔を掛けてカテーテルを注射しました。
検査後は8時間の絶対安静
天井を見上げたまま、ベッドから移動禁止でトイレも尿管でした。
検査後は造影剤を体内から抜くために多量の点滴が入ります。
尿管はインサートよりは
抜管が嫌でした(苦笑)
痛みというよりは違和感が長く続きましたしね。
造影検査中は主治医自らがカテーテルを操作し
画像を見つめながら血流の説明を受けました。
XXさん新しい血流が出来ました…
危惧された閉塞や新しい血栓は見られません…
術2週間後
縫合部分の抜糸と潰瘍を保護していた包帯が外されまして、車椅子による単独移動が許可されました。
点滴は軽い拘束の一部だったんですね…
潰瘍を守るために。
バージャー病の外科手術という珍しい症例?
だったのか研修医や医学部生、他科の医師が良く病室にやってきました。
特に皮膚科のスタッフの皆さんには
潰瘍の治療をはじめとした様々なスタッフの皆さんにお世話にもなりました。
あるクリニカルフェローの女医さんは良く治療して頂きました。
そして主治医の診療科とのパイプもしっかりと。
その女医さんの一声。
人間には素晴らしい治癒力が存在しているから
治療を諦めない事が大事です…と。
主治医は勿論
術前から今日まで。
そして多くの医療スタッフの皆さんの力で
回復期へと進む事になりました。
続きます
はじめましてこんにちは。
喫煙歴約15年があり、同じ病に巡りあって、治療を体験した患者の一人です。
バージャー病患者の声を読む機会が少ないので貴重な書き込みをありがとうございます。
私は8年2ヶ月前に発症疑いの為
総合病院へ
緊急入院
1ヶ月の検査入院を経まして現在主治医の在籍する
大学病院心臓血管外科へ転院しました。
右足の背に潰瘍が発症し
皮膚科の加療を受けながら主治医の各種治療を受ける事になりました。
第一関門は血管造影検査を受けまして
バージャー病の確実視診断告知と
バイパス手術への同意を勧められました。
自身の場合
画像からは右足大腿動脈より下肢の広範囲の閉塞感を確認しました。
提案された手術は
右足大腿動脈〜腓骨動脈バイパス手術
潰瘍を回復させる為に新しい血流をつくることに
期待する事になりました。
全くリスクがなかった訳ではありませんでしたが…
部分的な切除を回避するためにバイパス手術に同意をし主治医に委ねました。
年末年始を病室で過ごしまして
年明け一月にバイパス手術を受けました。
予定日の前日から断食をし、数種類の点滴が追加されて手術室からのコール待ちをしました。
当日の午後1時コール
ストレッチャーに乗り手術室へ入りました。
20分位でマスクを当てられますと意識がなくなって麻酔が入りました。
主治医の声で目覚めると累計手術時間が表示されていました。
手術時間14時間42分
画像よりもはるかに細い動脈で癒着が酷く難しい手術だったことが直ぐに説明されました。が
手術は無事に終了しまして、病室に送られました。
意識がハッキリとすると、両手に複数の点滴ラインと尿管のカテーテルが留置されて左右の脚には切開の跡
縫合の跡がハッキリと残っていました。
透明なテープで巻かれていて手術痕がハッキリと見えました。
手術から数時間後
主治医が術衣のまま手にドップラーという
血流の音を聞く機械を手に回診に来たんです。
手術の説明と期待できる成果とリスク
ドップラーで新しい血流の音を聞かせながら
手術の成功が告知されました。
術後一番危惧されたのは
バイパスしたグラフトという動脈の代わりに利用をした自己静脈の閉塞でした。
自身の場合
左右在伏大静脈を移植しましたが。
閉塞自体はいつきたしてもおかしくはない事が
バージャー病な訳でして。
続きます
タバコ、怖いな 強烈な体験記だった
医療の進歩に感謝しつつ以前からの患者さんの
闘病が終わってないと実感しました
退院も近いね 頑張ろう!
なんか、すごい一気に読みきっちゃった。
そんな病気 知らなかった・・・
知らずに生きてこれた事 感謝しなきゃねぇ。
大変な手術だったんだね。
それも若い時に・・・
歳行ってからだと、治りも遅くて
大変な事だったんじゃないかしら。
回復の早い時期で良かった って思っちゃうね^^;
いや、若いうちからって言うのも辛いよねぇ。
どっちにしても辛い。
よく頑張ったね・・・