石川県の紹介

石川県の百年企業　紹介　第３弾　「加賀屋」


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会社概要
社名 株式会社 加賀屋
代表者 代表取締役社長　小田 與之彦
所在地 〒926-0192　石川県七尾市和倉町ヨ部80番地　TEL.0767-62-1111（大代表）
資本金 5000万円
年商 グループ全体140億円
創業年月日 明治39年9月10日
創立年月日 昭和33年4月25日
従業員 300名（グループ全体800名）
営業所 東京、大阪、名古屋、新潟
（加賀屋HPより引用）

「プロが選ぶ日本のホテル・旅館１００選」で３２年連続総合第１位の栄誉を

獲得したこともある加賀屋。

こういった素晴らしい評価を得ている理由としては「宿泊されたお客様に喜んでいただく」、

その精神で常に時代の変化に応じた取り組みを行ってきたからに違いないと思います。

加賀屋は明治３９年（１９０６年）、津幡町の倶利伽羅で農業を営んでいた小田与吉郎が田畑を

売り払い、和倉温泉で売りに出されていた土地を購入し、「加賀屋」を開業したことが始まりです。

開業当時は、わずか１２室３０人収容という小さな規模の旅館だったようです。

それが今では客室総数232室（浜離宮10室　雪月花72室、能登渚亭74室、能登客殿40室、能登本陣36室）

にまで拡大されています。

昭和５６年（１９８１年）に第６回「プロが選ぶ日本のホテル・旅館１００選」において

初めての総合第１位になりました。

そんな加賀屋ですが、経営に関して順風満帆なわけでもなかったようです。

一番の大打撃は記憶にも新しい平成１９年（２００７年）の能登半島沖地震でした。

震度６強の強い揺れでしたが、加賀屋自体にはそんなに被害があったわけではないようですが、

建物の点検・修理や予約のキャンセルとその後続いた自粛ムードで経営は悪化していったようです。

しかし、そんな状況でも社員の雇用を守り続けた加賀屋の経営理念には感服いたします。

平成２２年（２０１０年）には台湾にも出店し、日本のトップレベルのおもてなしを

海外にも提供して成功をおさめています。

伝統を守りつつ、新しいことにチャレンジしていく精神を見習いたいと思います。







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