2015年05月02日
石川県 百年企業 第8弾 「コメヤ薬局」
https://www.guppy.jp/files/img/job/29/296/296_835839654867956_l.jpg
企業理念
地域の人々の健康を守るため、
お客様の立場に立って経営する。
会社概要
設 立
1946年 創業:慶長期(1596-1615)
資本金
1,000万円
代表者
代表取締役 長基 健司
売上高
40.5億円(23年3月期実績)
従業員数
130名
事業内容
院外処方箋調剤業務、医薬品・医療品・日用生活品・化粧品販売、介護保険業務
(コメヤ薬局HPより引用)
鶴来の街中にあった小さな薬局。「コメヤさん」と近所の方が、漢方薬に精通している父を頼って、
薬の相談に来ていた。現社長の長基健司はそんな街の薬屋さんの息子として少年期を過ごしたそうです。
長基家は鶴来屈指の旧家だそうです。藩政初期から鶴来に居住、長者屋を名乗ったことから、
分限者だったと考えられています。※分限者:金持ち、財産家のこと
2代目から米屋を名乗り、酒造業を営んでいたそうです。
今日に続く薬業種を兼業したのが8代目で、文政8年(1825年)のことでした。
明治初期、長基性となった10代目孝太郎が薬業種を専業としました。
孝太郎は「コメヤ薬局中興の祖」と呼ばれ、「商人は目先の利ばかりにとらわれず、徳も売れ」という
言葉を残しています。
※中興の祖:一般に「名君」と称される君主または統治者のうち、政権の危機的状況後に
政権を担当して危機からの回復を達成し、政権の安定化や維持に多大な功績があったと
歴史的評価を受ける者をさす。
現社長の長基健司は、京都薬科大学を卒業し、薬剤師免許を得て、漢方専門薬局で修行。
鍼灸師でもあった店主から鍼灸師の資格も勧められ取得することとなります。
その後、すぐには家業にはつかず、4年ほど鍼灸師として臨床の現場で学び、昭和60年(1985年)
にコメヤ薬局入社となります。
そんな社長ですが、「鍼灸、漢方を通じて東洋医学を極め、地域の方の健康に役立ちたい」
そんな風に語っています。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3614554
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック