石川県の紹介

民間福祉施設としては日本最古の「陽風園」


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地域におけるセーフティネットの中核としてその役割を

問われているのが社会福祉法人です。

金沢市で明治６年（１８７３年）に創立された陽風園は、約１４０年もの長きに渡って

金沢の社会福祉を担ってきました。

救護施設三陽ホーム、養護老人ホーム向陽苑崎浦、特別養護老人ホーム万陽苑、

障害者支援施設リハビリポート若葉・若竹、みずき保育園など各種施設と従業員１３００名を

超えていて、地域になくてはならない存在となっているようです。

陽風園のはじまりは、天保１１年（１８４０年）にまで遡ります。

園祖の小野太三郎翁、当時の加賀藩には身寄りのない老人や生活困窮者を数う「お救い小屋」なる

ものがあったそうです。小野はそこで働いていましたが、幕末の動乱に巻き込まれ、お救い小屋も

その被害にあってしまい、露頭に迷う人々が大勢いたようです。

そうした状況を見かねた小野が、彼らを自宅に保護したのが元治元年（１８６４年）のことでした。

その９年後、明治６年には、小野は私財をあけわたし、金沢市キノ新保に家屋１棟を購入して

障害者２０人あまりを保護します。これが陽風園のはじまりと言われています。
（石川の百年企業：記事参照）



概　要
名称 社会福祉法人 陽風園
所在地 金沢市三口新町1丁目8番1号
TEL(076)263-7101(代)
FAX(076)260-0635
設立 明治6年
財団法人設立 明治39年10月29日
社会福祉法人へ組織変更 昭和27年5月9日
設立者 小野　太三郎
（陽風園HPより引用）