2019年05月10日
タイヤの豆知識、知ってて損はない!
タイヤの豆知識、知ってて損はない!
まず、一番大切な事、タイヤは命をのせてます。
タイヤはクルマの部品の中で路面に接している唯一の保安部品、そして、タイヤ一本の接地面積は、わずかはがき1枚分。
そんなタイヤはドライバーとドライバーの愛する人の安全・安心を守るためタイヤには主に4つの役割 があります。
タイヤには4つの役割がある
車両の重量を支える、駆動力・制動力を伝える、路面からの衝撃をやわらげる、方向を転換・維持する、この4つです。
車体や乗員・荷物などの重量を支え、エンジンやブレーキのパワーをすみやかに路面へ伝え、車を進めたり停止したり、路面の凹凸によって発生する衝撃を吸収して緩和し、直進を維持したり、方向を転換したり、車の進む方向をリードします。
このような役割がタイヤにはあり、大変重要な部品で、タイヤメーカーそれぞれが安全性能や快適性能、環境性能を高めるために鋭意開発を行っています。
タイヤ各部、内部構造の名称
タイヤはただの黒くて丸いゴムのように見えますが、実は複雑かつ緻密な構造をしています。
自動車の荷重を支えながら高速で回り、発生する熱や路面からの衝撃などに耐えなければならないため、タイヤはゴムだけではなく内部にワイヤーや繊維などの部材を組み込んでいます。
トレッド部とはタイヤが路面と触れる部分。路面からの衝撃や外傷から内部を守る役割を果たします。表面には各種の模様(トレッドパターン)が刻まれ、グリップや排水、摩耗の抑制といった性能を発揮します。
ショルダー部とはタイヤの肩に当たる部分で、カーカスを保護すると同時に走行時に発生する熱を発散させる役割を果たします。
サイドウォール部とはタイヤのなかで最も屈曲が大きい部分。カーカスを保護し、伸びを防ぐ役割を果たします。表面にはタイヤサイズや偏平率、速度記号などの情報が刻印されています。
ビード部とはホイールと結合される部分で、空気を入れる際にタイヤをリムに固定させる役割を果たします。
ビードワイヤーとはスチールワイヤー(鋼線)を束ねてゴムで被覆したリング状の補強部材。カーカスコードの引っ張りを受け止めてリムに固定する役目を担っています。
カーカスとはタイヤの骨格を形成するゴムで被覆したコード層の部分。荷重や衝撃、空気圧などに耐える仕組みを有しています。
インナーライナーとはチューブレスタイヤの内面に貼り付けられるゴム層の部分。気密保持性を確保する役割を果たします。
ベルトとはラジアルタイヤに配されるトレッドとカーカスのあいだのコード層。カーカスを締めつけて、トレッドの剛性を高める役割を果たします。
それぞれにはこのような役目があります。
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