2010年06月02日
宝石の櫛
以前何かの本で、「この子の髪は宝石の櫛で削っているのよ。」
という文を読んだ記憶があります。
宝石の櫛、なんて素敵かしら
そして、どこか宇宙の果ての物語のように思ったのでした。(°Д°)ハァ?
という文を読んだ記憶があります。
宝石の櫛、なんて素敵かしら
そして、どこか宇宙の果ての物語のように思ったのでした。(°Д°)ハァ?
さて、この宝石の櫛の事などすっかり忘れてしまったあとで
私のところに江戸時代の髪飾りが続々と
集まってきました。
何故か判りませんが、そういう時ってあるのです。
本当に不思議なのですが、次から次へと私のところに集まってしまうのです。
ですから、海外へ行った時など友人にプレゼントしたものでした。
さて昨年、山梨へ行ってトルマリンの工場を見学したときの事
トルマリンが櫛になったらいいのになと急に、昔の宝石の櫛を
思い出したのでした。
それで、ハッと気づいたのです。なにも新たにオーダーするまでもなく
私には、鼈甲の櫛がいっぱいあるではないかと。
しかもそれらは、美術品でもあるけど、実用品でもあるはず。
これだわ!これこそ宝石の櫛じゃない!早速試してみると、さすがでした。
とても髪が決まります。
ナイロン、プラスチックなどの櫛とが訳が違いました。
それ以来、私の髪も宝石で削るようになりました。
なんとなく、随分遠回りした様な自分の浅はかさに
呆れてはいるのですが。
皆様も、髪をべっ甲の櫛で削ってみて下さい。
何とも言えない満足感があります。とてもお勧めです。
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