2010年05月19日
縮緬 と きもの
私は縮緬が大好きで、若いころから集めていました。
そして、ブログを借りて一つの縮緬という日本の芸術を多くの方に
知っていただきたいと思うようになったのです。
そして、ブログを借りて一つの縮緬という日本の芸術を多くの方に
知っていただきたいと思うようになったのです。
縮緬の良さは絹にあります。時代にも依りますが
キラキラ輝くような特別なもの(たぶん山繭)と言われるものでしょうか。
たしか、糸のダイアモンドとも呼ばれているようです。
これらは本当に写真や言葉に表さすことは不可能です。
あまりの美しさに圧倒されます。もちろん模様も大胆、そして色も大変深いのです
以前、私は日本舞踊を楽しんでいました。汗をかくので洗える着物を
着て練習しましたが、そういった着物はあまり優雅な動きが出来ません。
しかし、縮緬の着物は踊った動きの少し後に、とても綺麗に揺れてくれるのです。
それ以来、縮緬は私の心を捕らえました
縮緬を集めて少しづつわかったことですが、
昔の人々も縮緬をたいそう愛していたことがよくわかります。
子供の頃に作った着物をさらに作り変え少女時代用に
そしてさらに大人用にと何回もリフォームしているのです。
ですから、着物はそれが出来る大変エコな衣装だったのですね。
今の時代は、すぐに捨ててしまいますが、何度もつくりかえた
昔の人々の知恵には頭が下がる思いです。
また、大事にされた縮緬を見ると人と物との愛情の深さを感じて
胸が熱くなるのを止めることは出来ません。
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