巨匠たちの憂鬱

最近のゲームはグラフィックがとても美麗で、もう驚かなくなった。

それでも髪の毛一本一本まで丁寧に作りこまれた画像は圧巻である。

しかしレトロゲームの魅力が色あせたわけではない。現在でも根強い人気を誇っているソフトはある。

くにおくんや、ファイナルファンタジーシリーズ、ドラゴンクエストなど、

中でもファイナルファンタジーの第六弾のBGMはとてもシリーズを通して完成度が高い。
特におススメなのは
”仲間を求めて”である。切ないメロディーに哀愁のあるメロディー、そして新しい世界に向かって歩き出そうとするプレイヤーの背中を押してくれる。そんな楽曲である。

ゲームを一通りプレイした貴方、もう一度その魅力に浸ってみてはどうかな？



1990年代はCDとてもが売れた時代である。その中でもメディアにほとんど出演せず、クルーズライブとツアーライブを一度ずつしか行わなかったため、本当に実在するのか？噂されたほどミステリアスなのが坂井泉水がボーカルユニットのZARDだ。実質坂井泉水のソロプロジェクトなのだが、作曲は織田哲郎などのシンガーソングライター、そして作詞は全て坂井泉水本人が担当している。

その中でもメガヒット記録したのが”揺れる想い”という楽曲である。この楽曲をテーマとしたアルバムも大ヒットを記録した。

今回紹介したいのはアルバムの楽曲の中の曲”You　and　ｍｅ　（ａｎｄ…）”という曲である。
この曲、歌詞をよく読んでみると、女性同士の恋愛模様を描いた曲である。

そしてもう恋人同士ではいられない、ここまで自分は彼女のために演じてきた、でもお別れはしたくない
友達のままでいたいという、でもそれもできそうにない、そんな意味も匂わせる歌詞が魅力である。

今日でこそ、LGBTの理解が進んでいるけれど、当時はそれほどLGBTへの理解も認知も広がっていなった、それなのに三十年も前にこのような先進的な詩を書ける、
作詞のセンスと先見性、ヒット曲は時代を表すと言われるが、時代の先端を行っていたのでしょう。

是非歌詞に注目して聞いてみてください。他の曲ももう全部魅力的です！

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