2017年10月20日
双極性感情障害(躁うつ病)について、第二弾。
みなさんこんにちは。ヒロです。
昨日は忙しくて更新できませんでした。
今日はまた、躁うつ病(双極性感情障害)について。
前回、躁うつ病の方は
・ほかの人よりも気分の浮き沈みが激しい。
・気分の変動を自分、周囲の人が早く気づいて受診につなげることが大事。
ということを話しましたね。
今日は、そんな躁うつ病の方に見られることがある、合併症について話そうと思います。
もちろん、躁うつ病の方全員に当てはまるわけではなく、ほかの(例えばうつ病の方)にもみられることもありますが、
発達障害が隠れていたりその症状によって躁うつ病の症状がでていたりする人がいるように思います。
発達障害とは。。
また別の記事で述べようと思いますが、生まれつきの脳の機能の発達のばらつきや過ごす環境や他者とのかかわり方によって社会生活の困難さが生じる病気です。
この病気は心理検査などで分かるのですが、さまざまな場面などでの本人の反応、とらえ方をみて、平均的な反応が見られれば良いのですが、
発達障害の方は
数ある項目での評価に高い低いのばらつきが大きいという特徴があります。
例えば、
「計算は得意だが、言語の理解は乏しい。」
とか
「状況を絵で見たらすぐ理解できるが、自分で言語にしてあらわそうと思ったら難しい。」などです。
そのような方は小さいころから、こういった性格・性質を持って生活して生きているので、
他人が何を言っているのか、何を意図しているのか、今の周囲の状況はどんな状況なのかわからなかったり、
自分の気持ちをうまく伝えられなかったりします。
そういった中で、何らかのストレスや生きにくさを感じながら、ストレスの発散方法がわからなかったりすると、イライラ、興奮してしまったり、うつ状態になったり反対に躁状態になったりするのです。
一般的に、人はストレスを感じるとストレス発散のために
・他人に愚痴をこぼす
・自分の好きなことをして発散する
・相談する
・逃げる
など、なんとかしてそのストレスに対処しようとします。
発達障害の人はその対処方法がわからなかったり、苦手だったりするのです。
ストレス以外にも、落ち込むようなことがあったら、人に相談したり、自分の思いを打ち明けたりしますよね。また、気分が上がりすぎても、適度なところでストップしますよね。
それがなかなか難しいのです。
そして、うつ状態、躁状態で病院に行くと躁うつ病などと診断されます。薬自体はあまり変わらないのですが、薬を飲んでもなかなかうまくいかず、よくよく話を聞いたり、心理検査をしてみると発達障害が見つかるわけです。
診断されたら、またそこから新たな治療がスタートします。といってもなかなか薬ですっきりというわけにもいきません。
これについてはまた、発達障害の記事で書こうと思いますが、詳しく知りたい方は、どういう対応をすればよいかなどをまとめた、わかりやすい本があるので、おすすめの本を下に紹介しておきます。
どれも高価ですが、それに見合った濃い内容となっています。それにしても高すぎると思いますが、精神科の中でも専門的要素が高く、治療困難なことも多いことが原因かと思います。
躁うつ病の方全員が合併しているわけではなく、発達障害の方全員が躁うつ病になるわけでもなく、両者はお互いに影響を及ぼしあいやすいということですね。
裏を返せば、お互いの病気に一方の病気が今後合併(発見される、潜んでいる)する可能性があるということです。
少しでも気になるかたは病院で相談してみるのが良いと思います。それによって新たな道が開けたり、ちょっとでも生活の改善を図れることもありますよ。
いつもありがとうございます。
下のバナー2つを1日1回ぽちっとしてくださるととてもやる気が出ます!よろしくお願いします。
健康と医療ランキング
社会復帰、就職に関して(1,728円)
ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本
小児、家族の支援・接し方について(上 16,200円、 下 1,640円)
発達障害の理解と対応【Aセット】未就学児編―自閉症を中心に―[発達障害支援・小児全般 ME218-A 全3巻]
発達障害の子どもの「できる」を増やす提案・交渉型アプローチ: 叱らないけど譲らない支援 (学研のヒューマンケアブックス)
大人の発達障害(1,512円)
ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 大人の発達障害 日常生活編: 特性を持つ大人の日常生活の「大変さ」を減らす対応とサポート
アスペルガーADHD発達障害改善(19,800円)
アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル
昨日は忙しくて更新できませんでした。
今日はまた、躁うつ病(双極性感情障害)について。
前回、躁うつ病の方は
・ほかの人よりも気分の浮き沈みが激しい。
・気分の変動を自分、周囲の人が早く気づいて受診につなげることが大事。
ということを話しましたね。
今日は、そんな躁うつ病の方に見られることがある、合併症について話そうと思います。
もちろん、躁うつ病の方全員に当てはまるわけではなく、ほかの(例えばうつ病の方)にもみられることもありますが、
発達障害が隠れていたりその症状によって躁うつ病の症状がでていたりする人がいるように思います。
発達障害とは。。
また別の記事で述べようと思いますが、生まれつきの脳の機能の発達のばらつきや過ごす環境や他者とのかかわり方によって社会生活の困難さが生じる病気です。
この病気は心理検査などで分かるのですが、さまざまな場面などでの本人の反応、とらえ方をみて、平均的な反応が見られれば良いのですが、
発達障害の方は
数ある項目での評価に高い低いのばらつきが大きいという特徴があります。
例えば、
「計算は得意だが、言語の理解は乏しい。」
とか
「状況を絵で見たらすぐ理解できるが、自分で言語にしてあらわそうと思ったら難しい。」などです。
そのような方は小さいころから、こういった性格・性質を持って生活して生きているので、
他人が何を言っているのか、何を意図しているのか、今の周囲の状況はどんな状況なのかわからなかったり、
自分の気持ちをうまく伝えられなかったりします。
そういった中で、何らかのストレスや生きにくさを感じながら、ストレスの発散方法がわからなかったりすると、イライラ、興奮してしまったり、うつ状態になったり反対に躁状態になったりするのです。
一般的に、人はストレスを感じるとストレス発散のために
・他人に愚痴をこぼす
・自分の好きなことをして発散する
・相談する
・逃げる
など、なんとかしてそのストレスに対処しようとします。
発達障害の人はその対処方法がわからなかったり、苦手だったりするのです。
ストレス以外にも、落ち込むようなことがあったら、人に相談したり、自分の思いを打ち明けたりしますよね。また、気分が上がりすぎても、適度なところでストップしますよね。
それがなかなか難しいのです。
そして、うつ状態、躁状態で病院に行くと躁うつ病などと診断されます。薬自体はあまり変わらないのですが、薬を飲んでもなかなかうまくいかず、よくよく話を聞いたり、心理検査をしてみると発達障害が見つかるわけです。
診断されたら、またそこから新たな治療がスタートします。といってもなかなか薬ですっきりというわけにもいきません。
これについてはまた、発達障害の記事で書こうと思いますが、詳しく知りたい方は、どういう対応をすればよいかなどをまとめた、わかりやすい本があるので、おすすめの本を下に紹介しておきます。
どれも高価ですが、それに見合った濃い内容となっています。それにしても高すぎると思いますが、精神科の中でも専門的要素が高く、治療困難なことも多いことが原因かと思います。
躁うつ病の方全員が合併しているわけではなく、発達障害の方全員が躁うつ病になるわけでもなく、両者はお互いに影響を及ぼしあいやすいということですね。
裏を返せば、お互いの病気に一方の病気が今後合併(発見される、潜んでいる)する可能性があるということです。
少しでも気になるかたは病院で相談してみるのが良いと思います。それによって新たな道が開けたり、ちょっとでも生活の改善を図れることもありますよ。
いつもありがとうございます。
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