2016年02月12日
X-ONE BIPHASEを使った。
Tecnifibre X-ONE BIPAHSE 1.30を使ってみました。
ラケット : PROSTAFF 97
テンション: 43ポンド+α(エラストクロス分)
XR3と比べるのは無理ですね/(^o^)\
XR3を張った時よりもテンションを10ポンド下げたので、比較がほぼ出来ません。
初の40ポンド前半ということで、ストリングスよりもまずテンションに慣れていませんので、感想を書くのも難しいです(ぉぃ)
何かと比べた感想では無くて、実際の使用感について少しだけシェアします。
初のローテンション!!!
何故ローテンションにしたかという話は前回の投稿にも書いてあります。
XR3を暫く使ってみてテンションが落ち始めてからかなり調子が良かったからです。
それでは、最初からテンション下げたらどうなるの?ということで43ポンドに。
テンション低めの選手といえば鈴木貴男プロ(ナチュラルだけど...)、
他にはマッケンローも居ますね。
鈴木貴男プロは42ポンドをベースにしているそうです。
他にもマッケンローは40ポンド以下と言われていましたが、実際に調べてみたら43〜55ポンドで張ることもあったそうです。
ラケットのフェイスが大きい時は割りとテンション高めなんだとか?
MAX200Gを使っていた時は43ポンド前後だったとか。
奇しくも今の私と同じくらいのテンションですね(笑)
張ってる人は絶対に違うので面圧も違いますが、緩めということは変わりません。
実際使ってみて感じたのは、思ったより違和感が無いということです。
確かにボールは飛ぶ感覚がありますが、強打するときは50ポンド台で張った時とあまり違いは感じませんでした。
打ち出し角度が少し上がるかとも思いましたが、思ったより変わりませんね...
以前の投稿でも書きましたが、ナイロンガットはポリエステルに比べてボールが上に飛んで行かないのかも知れません。
その時はテンションの差だと思っていましたが、素材の差の方が大きそうです。
50ポンドで張ったポリエステルよりも、53ポンドと43ポンドで張ったナイロンマルチのほうが打ち出し角度が感覚的に低く感じます。(恐らく、個人的な感覚の差があるので鵜呑みにしないでください)
一番変わったところは?
合わせるショットを打つとき。
ラケットをあまり振らない時の変化が大きかったです。
飛びます(笑)
超楽です(爆)
ライジングで軽く合わせてるだけでもそこそこの速度で相手にボールが飛んでいきますね。
ゆっくり振ると飛ぶけど、強打するときはそんなに飛ばないという変な感じです。
ボレーがやりやすいです。
パッシングショットで横を抜かれそうになった時、とっさに手を出して当てるだけのショットでもしっかりと相手コートまで飛びました。(相手はまずパッシングショットが抜けると思っていたのと、かなり無理な体勢からボールが返ってきたので二重にビックリしたと直後に言われました)
それと、相手側の前衛が私の足元に結構良いボレーを打ってきた状況でも、私が軽く当てて相手の足元に落としたら「マジか!?」と言いいながらミスショットになっていました(笑)
無理な体勢からのボレーが今回非常に安定していたと思います。
所謂タッチ系のショットが凄くやりやすかったです。
他にもロビングが苦手なのですが、うまく上がりました。
結論:振らないショット&タッチ系が良い。
逆に良くなかったところは...
スライス
全然ダメでした。
飛び方が今までと全然違ったので、調整が上手く行ってない感じがします。
これは慣れで何とかなりそうです。
バックハンド
スライスもですが、普通のトップスピンがおかしかったです。
時々思った以上に回転かかりすぎてショートするのと、コントロールが悪かったです。
それと回転がうまくかからない時に飛びすぎることも...
サーブの調子はそこそこ良かったのですが、テンションの差はあまり関係ないと思われます。
テンションとボールの速度には相関性が無いと言われています。
正確にはスイングピードが一定を超えると(20m/sだっけな?)、テンションの差でボールの速度はほぼ変わらないんだとか。
変わるのは打ち出し角度で、テンションが低いほうが角度が大きいそうです。
スイング速度が一定以下の場合は緩いほうが飛びやすいので、今回のような感触になったのだと思われます。
ちなみに、ほぼ変わらないのですが、ほぼってのは1%前後だった気がします。
(うろ覚えで申し訳ないです)
例えば時速90kmのボールが、テンションを下げると90.9km/hになるくらいです。
1km/hの差が大きいと感じるか小さいと感じるかは個々によって違うのでは無いでしょうか...
エラストクロス
写真の通りエラストクロスを使っています。
最初は無しで使っていましたが、ナイロンマルチは削れやすいので、ノッチがつき始めたところに入れて行ったら写真のようになりました(笑)
前回使っていたXR3は削れ始めてから途端にスピン性能が落ちたので、今回は先手を打つことにしています。
エラストクロスを付けると面圧が上がりますね...
少し飛びが悪くなる感じがします。
スピン量が増えるという噂もありますが、タイミング的に比べることは出来ませんでした。
一応、理屈的には(スナップバックの効果を考えると)スピン量が増えそうな気もします。
5個位付の時は特に感じませんでしたが、10個を超え始めた頃くらいから振動が少なくっていることに気が付きました。
ナイロンガットはビヨ〜ンとした打感があるので、それが幾分改善されたように思います。
ポリエステルガットはあまり振動しないので、実はナイロンよりも肘に悪くなかったりするんですよね(笑)
(固いのが問題であって、テニス肘の原因となる振動に関してはポリのほうが抑止効果が高い)
ソースは少し怪しいのですが、振動止めよりもエラストクロスの方が振動抑制効果が高いそうです。
テニス肘の人は振動止めを使っても効果はありませんが、エラストクロスはもしかすると効果があるかもしれません。
最後に、あまり意味はありませんが...前回のセッティングと比べて...
前回張っていたXR3 1.30(53ポンド)と比べてみます。
テンションが違いすぎるのであまり参考にはならないと思いますが...
前回:
ラケット :PROSTAFF 97
ストリング:Tecnifibre XR3 1.30
テンション:53ポンド
今回:
ラケット :PROSTAFF 97
ストリング:Tecnifibre X-ONE BIPHASE 1.30
テンション:43ポンド+α
同じ店で恐らく同じ人が張っています。(張り方の癖が同じだったので)
前回と比べて...
ストローク:
・スピード:ほぼ変わらず
・スピン :やや悪い(フォアのみ)
・打球感 :ほぼ変わらず
・安定性 :悪い(慣れの問題か?)
上にも書いていますが、軽く振った時は今回のほうが圧倒的に楽に良い球が行きます。
強打した時は今回のほうがやや良い球が行っていたかと。
予想外だったのはスピン性能が少し悪かったです。
打ち方の違いなどがあると思いますが...思ったより掛かりませんでした。フォアハンドでは。
バックハンドでは逆にスピン量が増えたので、もう少し使ってみないとわかりません。
ボレー
今回のほうが安定しています。
実はボレー&ストロークの練習が無くゲームのみの使用でしたが、XR3よりもコントロールが楽でミスも少なかったです。
よく飛びますが、予想外の飛びではなく、コントロール出来る飛びの良さと言った所。
サーブ
ゲームではサービスエースが多すぎてよく分かりませんでした。
キックサーブが前よりも良く跳ねていたと思います。
(フォームをまた少し弄ったので、そのせいかも?)
擦るような打ち方をすると酷いスッカスカのボールになります(笑)
トータル
大きな違いはありませんでした。
苦しい展開でやや楽になりましたが、緩いボールを叩くときは気を使うようになったのでプラマイゼロって感じですかね...
ベースラインの後ろからひたすらトップスピンで打ち込み続けるストローカーには向いていないセッティングだと思います。
繋いで繋いでネットに出るタイプの人や、コースとタイミングでウィナーを取るタイプには良いかと思います。
私としては結構好きな味付けでした。
自称サーブ&ボレーヤー or サーブ&ストローカーなので(笑)
サーブで崩して、オープンスペースや相手の予想と逆に軽く打ち込むタイプの人には良いかもしれませんね。
ローテンションの走りといえばマッケンローですね。
まだまだシニアツアーを回っているジョン・マッケンローとステファン・エドベリの試合です。
この時エドベリが使っているのはSIX.ONEですかね?
エドベリのフットワークが良すぎてビビります(笑)
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