2017年01月20日
ズーマーカスタム エンジンスワップ
今回は、検索ワードを見て割と検索されているズーアク、エンジンスワップについて。
ちょっと前までの、ズーマーのエンジンスワップの定番というか…
ズーマーと同じ上からハンガーで吊るエンジンで、2サイクルなので配線もシンプルなんでスワップし易く、遅いノーマルズーマーを早く出来て二種登録する事で二段階右折や30キロの制限スピードから解放されるカスタム。
現在の定番のGY6も、同じ上から吊るタイプです。
グランドアクシス100エンジンをスワップするのには、エンジン、メインハーネスやレギュレータ、スターターリレーなどの電装一式、マフラー、リアホイール、ハンドルスイッチ。
と、なんやかんや色々揃えないといけないのでグランドアクシス100丸ごと一台の方が早い?
追加で必要な物として、2サイクルなのでオイルタンク、負圧式のガソリンポンプ、エンジンの一次負圧を取り出すためのニップル。
そして肝心なのがエンジンハンガー!
しかし、ノーマルのズーマーエンジンハンガーと交換して、グランドアクシスエンジンをスワップ出来るハンガーは廃盤。
アメリカ製の吊り下げハンガーも廃盤なので、ズーマーのリアフレームに溶接でグランドアクシスエンジンのハンガーを吊る部分を作る必要があります。
自作かショップか、溶接出来るお友達に頼むのか、そこが問題です。
ボイスのスワップハンガー廃盤
これは現在廃盤のビレットの吊り下げハンガー。
そして、溶接でワンオフのリアフレーム。
ハンガー廃盤で手に入らないのでこの方法になると思います。
グランドアクシス100のエンジンをスワップすると、スピード、パワー共にアップするのでフロントブレーキのディスク化も安全の為に必要やと思います。
スワップするのにまずは、グランドアクシスのエンジンに負圧式のガソリンポンプを動かすための、一次負圧を取り出すニップルを取り付けます。
グランドアクシスのインマニにある、ノーマルの負圧ガソリンコック用の負圧取り出し口でも大丈夫と言う説がありますが。
二次負圧なので負圧が足りず、ガス欠症状になりうまく行きません。
試しにやってみてダメだったので、エンジンを車体に積んだ状態でニップル取り付けましたが、やりにくい(笑)
ので、まず最初にエンジン単体で作業してくださいね。
キャブ、リードバルブを外してクランク室に穴を空けてニップルを取り付けます。
クランク室にドリルの切り粉が入らないように養生して、慎重に穴を空けて6mmのタップを立ててニップルを取り付けます。
だいたいスワップしてるみなさんこの位置です、液体ガスケットを少し塗ってニップルをねじ込みます。
新品のリードバルブガスケットを取り付けて、リードバルブ、キャブを元通りに取り付けます。
今回のエンジンスワップは、ワンオフリアフレームを使用してますので
リアフレームにエンジンを取り付けておきます。
エンジンハンガーはグランドアクシスの純正です。
今回はここまでで、次回につづきます。
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