2018年09月27日
知っておくとイメージしやすい『いびき』のメカニズム
いびきは誰でも経験のあることだと思います。
自分では分からないかもしれませんが・・・
だって、寝ていますからね!
しかし、過度のいびきは・・・分かりやすくフランクに言いますと
「うるせぇなぁ、こいつは!」と思われるような激しいいびきの場合は
周りに迷惑になります。
というか、なってます。絶対!
友人関係、恋愛関係、夫婦関係など大事な関係を壊しかねない『いびき』と
いう問題を改善するためにまずはそのしくみ、メカニズムを知ることで理解
が深まると思います。
いびきの原因は空気の通り道が狭くなるから
いびきの主な原因は、「上気道」と呼ばれる空気の通り道が狭くなるから
です。
「上気道」とは鼻の奥からのど仏までの空気が通る部分のことで、口から
入った空気も「上気道」に合流します。この「上気道」が何かの理由で狭
くなり、その狭くなった隙間を空気が通ろうとするので空気抵抗が大きく
なり、粘膜が振動して音が発生します。
これが『いびき』です。
管楽器の音が出るしくみとほぼ同じですね。
上気道が狭くなる理由
■枕の高さ
枕の高さや形が合わないと、顎を下に引いたような状態や反対に頭を後ろに
落としたような状態になってしまいます。
試していただければ分かりますが、これでは呼吸が楽ではありません。
■筋肉の弛緩
横になって眠っている時は身体は力が抜けて脱力してリラックスしています。
口の中の上の部分、最中(もなか)を食べるとくっ付いてしまうところあり
ますよね。
あの部分よりも奥の方を軟口蓋(なんこうがい)と呼びますが、その軟口蓋
や舌の付け根などが脱力すると、寝ている状態ですから重力でのどの奥の方
に落ち気味になります。すると上気道が狭くなってしまいます。
■口呼吸
寝ている時に、口で呼吸をしていると、鼻での呼吸に比べて軟口蓋が落ち
やすくなりその分、上気道を狭くします。
事実、いびきをかく方は多くの方が口呼吸になっているようです。
また、口呼吸が当たり前になってしまうと、口の中が乾燥してしまい雑菌や
ウイルスに対して免疫力が落ちてしまいます。
普段から口呼吸になっている方はどうぞご注意ください。
■肥満
肥満によって上気道にも脂肪が付いて狭くなることがあります。
よく映画などで太ったキャラクターがちょっと動いただけでのどを
ヒューヒュー鳴らしていますがあれなども上気道が狭くなって呼吸
しづらくなっているんですね。
その他にも、アレルギーや鼻炎などが原因で鼻の奥やのどの奥が
腫れることでも上気道が狭くなります。
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