日本では、じゃがいもの食事摂取基準では特定の記載はなく、イモ類として扱われています。
他の国や研究機関では、じゃがいもを野菜の分類から分けているものがあり、「じゃがいもは野菜ではなく炭水化物」と考えられるようにと明記されています。
※イギリスの食事のガイドライン
じゃがいもに関して様々な見方があるのは負の側面があるためでしょうか。
じゃがいもには摂取後の血糖値を上げる働きがあります。
欧米の研究では、特にフライドポテトとして食べている人ほど糖尿病や高血圧を患いやすいと報告されているそうです。
食と健康を考慮する時に、栄養素や、食品(じゃがいも)という個別の要素だけに着目するより、調理法や食事の環境(地産地食、一物全体など)、食べ方などを考えていくことの方が大切に思えます。