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2015年05月29日
マスタリーラーニング(4)〜実践編〜
実践について書いてみます。
<達成目標>
・基本姿勢・・・背中を丸くして腰を落とし、すり足で進むことができる。
・差し手・・・脇を締めて下手をとることができる。
・足さばき・・・押し切って相手が動かなくなったら、左足を開いて体を開き、
相手の体制を崩すことができる。(チャンスを作る)
わんぱく相撲大会の1週間前、3つの達成目標を立てました。
学校も学童もあるので、朝と夕方の30分が練習時間です。
公園に行き、裸足になり
四股踏み 30回
腰わりスクワット 30回
基本姿勢のすり足 10回
あたりと押しの練習 10回
いつもの合同練習のときのように、地味な稽古から始めます。
この地味な基礎稽古が大切なのですが、7歳児 だらける。
全ての稽古のつながりが、あまりわかっていないので、
基礎稽古に身がはいってませんでした。
それどころか、取組の相手をしているとき困ったことに気づきました。
うちの息子、右と左が反射的にわからなかったんです。
1年生になったばかり、かなり手ごわい。(笑)
そのことがわかり、相撲とはかけ離れた練習をさせました。
「右手あげて」
「左手あげて、右手下げて」
「左足あげて」
「左をさげて、右足あげて」
脳で考えたことに素早く体をついていかせる練習です。
脳を働かせると、イメージトレーニングにも役立ちますからね。
「急がば回れ」 です。
狙い通り、取組のとき 「右足を開いて」「右手で差す」
という指示が、わかるようになってきました。
@基礎稽古
A達成目標を指導しながら取組の稽古
B動画で確認
Cイメージトレーニング
3日間、これを繰り返したところ
基礎的な稽古とのつながりも理解できるようになり、
技も決まるようになってきました。
腰を割る姿勢がきちんとできることで、倒れなくなってきました。
何より、本人が わかる(できる)=楽しい
を実感しているようで、稽古も真面目に取り組むように変化していました。
ただ押すだけの、ちびっこ相撲から、一歩前進です。
さぁ、いよいよ、本番!!
練習の成果は、大会の後の記事でご報告します。
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マスタリーラーニング(3)〜目標を立てる編〜
負けたくない!! という気持ちは強いようだけど、
大会の1週間前まで、最終練習でも全く勝つことができない息子。
そんなもどかしさの中、親として何をしてあげられるだろう?
相撲の基本の動画なるものを探し、
ボーッと観てみたら、基本姿勢、差し手、足さばき
どれもこれも、今の息子に身についておらず、勉強になることばかり。
相撲の基本中の基本を簡単に説明した動画でした。
大会まで、あと1週間。
息子は諦めていない。ダメでもいいから諦めないで、指導してみよう。
ダイビングのインストラクター時代に使っていた指導方法である
マスタリーラーニングを応用してみよう。私はそう思いました。
マスタリーラーニングは、まず、指導する側が正しい知識をつけ、
目標達成のために導くことが必要です。
繰り返し練習することで、習得するので、諦めない心も育てます。
勝ち負けにこだわりすぎず、
わかる(できる)= 楽しい
を身をもって体験できたら、またひとつ息子の糧になるのだろうと思ました。
今の息子が苦手としているところや、まともに組み合ってパワー負けをしている
事を考慮して、いろいろと相撲の基本があるのだろうけど、まず明確な目標として
防御、攻め、技に関わる3つの基本的な達成目標を立てました。
<達成目標>
・基本姿勢・・・背中を丸くして腰を落とし、すり足で進むことができる。
・差し手・・・脇を締めて下手をとることができる。
・足さばき・・・押し切って相手が動かなくなったら、左足を開いて体を開き、
相手の体制を崩すことができる。(チャンスを作る)
さて、いよいよ指導開始なのですが、
子供相手だけあって、悩める指導者になってしまう母なのでした。
続きは次の記事で。
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