『太陽の王子 ホルスの大冒険』
(たいようのおうじ ホルスのだいぼうけん)
東映動画製作の日本の劇場用アニメ映画
82分1968
深沢一夫がシナリオを執筆し、高畑勲が長篇動画をはじめて手がけた。撮影は「わんわん忠臣蔵」の吉村次郎。
様々な困難の中で3年の歳月と作り手たちの持てる技術・労力の限りを尽くして製作された日本アニメーション映画史に燦然と輝く傑作。
ジャンル:アニメーション / ファミリー
製作国:日本
製作年:1968
公開年月日:1968/7/21
上映時間:82分
製作会社:東映動画スタジオ
配給:東映
レイティング:一般映画
アスペクト比:シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ:カラー/シネスコ
メディアタイプ:フィルム
原題:Little Norse Prince Valiant
・1968年の「東映まんがパレード(東映まんがまつり)」の中核作品として公開された高畑勲監督の長編デビュー作。場面設計や美術設計などで若手時代の宮崎駿が抜擢されたほか、作画監督に大塚康生、原画に森康二が参加するなど、アニメ界の巨人たちが一堂に会した初の劇場長編でもある。内容的にもヒロインであるヒルダが抱える葛藤をはじめとする深いテーマや作家性、そして近代アニメの先駆的なダイナミックなアクション場面など、あらゆる面でエポックメイキングな日本アニメ史上にその名を刻む傑作となった。
・製作を宮崎駿と大塚康雄のコンビが手掛け、演出は高畑勲が担当。完成までに3年の歳月を要したという劇場用アニメーション。宮崎駿と高畑勲が出会い、日本のアニメ映画に初めて作家性が持ち込まれた記念すべき作品とされる。病弱な父親と、人里離れた浜辺で暮らしていたホルス。ある日、ホルスは狼の群れに襲われるが、たまたまそこで昼寝をしていた岩の巨人モーグに助けられる。そのお礼にモーグが以前から苦しんでいた肩のトゲを抜いてやるが、そのトゲは“太陽の剣”と呼ばれる剣だった。モーグから太陽の剣を譲り受けたホルスは「その剣を使いこなすことができたなら、おまえは人々から“太陽の王子”と呼ばれて尊敬されるだろう」と告げられる。やがて父親は「人間の世界に戻れ」と言い残して他界。遺言に従って相棒の小熊とともに旅立ったホルスは、モーグや謎の少女ヒルダの力を借りて、魔王グルンワルドと対決することになるのだが…。
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太陽の王子ホルスの大冒険 予告編
太陽の王子ホルスの大冒険 予告編
【太陽の王子】ヒルダの唄(未使用テイク)【ホルスの大冒険】
東映動画「太陽の王子 ホルスの大冒険」(1968年)より「ヒルダの唄」の未使用テイクです。本編では唄が差し替えられています。
キャッチコピーは「ホルスはとても強いんだ!」「太陽のつるぎがきらッきらッとかがやくと 巨人モーグがあらわれた! かわいゝ動物やおそろしい怪物もいっぱい!」
「ストーリー・あらすじ」
(表現1)
昔のこと、寒い北国にホルスという少年がいた。ある日、狩に出たホルスは、狼の大群におそわれたが、岩の巨人モーグに助けられた。ホルスは、そのお礼にモーグが以前から苦しんでいた肩のトゲを抜いてやった。ところがそのトゲは、太陽の剣と呼ばれる素晴らしい剣だったのだ。錆びたその剣をかついで帰ったその夜、ホルスのお父さんは、息をひきとってしまった。ひとりぼっちになったホルスは、仲良しの子熊のコロを連れ、村に出かけたのだがしかしその途中、ホルスは悪魔グルンワルドの使いの大鷲に襲われ、崖から突き落されてしまったのだ。それを救ったのは、鍛冶屋のガンコ爺さんと幼ないフレップだった。元気をとり戻したホルスは、フレップのお父さんを殺した怪魚を、退治したのだ。手下の、大カマスを殺されたグルンワルドは、狼に村を襲わせた。ホルスは狼を追っているうち、廃墟の村を見つけ、そこで美少女ヒルダと出会ったのだが、グルンワルドの妹であるとは知らないホルスは、村にヒルダを、連れて帰った。村では、結婚式が行なわれていた。ヒルダは幸福そうな二人を鼠に襲わせ、ホルスの斧を盗み、村長の席を狙うドラーゴに与えた。ドラーゴは、村長を殺しそこなうと、その罪をホルスにきせてしまったのだ。村人たちにいじめられたホルスは、みんなグルンワルドの仕わざと知って、悪魔退治に出かけていった。このすきに、グルンワルドは村を襲った。一方ホルスは、途中で、ヒルダに襲われたのだが、ホルスはヒルダの剣を叩き落すと優しくヒルダをいたわってやった。ヒルダに人間の心がよみがえったのは、その時だった。ホルスは急いで村に帰ると、太陽の剣を磨きだした。やがて村が、狼や氷のマンモスに襲われた。だがその時、岩の巨人のモーグが太陽の剣に呼ばれて、現われてきた。モーグは相手を粉々にくだいた。ホルスもヒルダから買った空飛ぶ首飾りにのってグルンワルドを追い、太陽の剣で悪魔を滅ぼしてしまった。そしてホルスやヒルダそれに村人たちに永遠の平和が訪れたのだった。
(表現2)
海辺に父と二人で住むホルスは、岩男のモーグの肩に刺さっていた二本の剣を手に入れた。その剣は太陽の剣と呼ばれる名剣で、その剣を鍛え上げ使いこなせるようになった時、ホルスは太陽の王子と呼ばれようとモーグは言う。父を失ったホルスは、一切を焼き払うと、父の遺言に従い人々のいる北の村に向かってコロとともに舟出した 。再びこの地に帰ることはない。途中ホルスは悪魔グルンワルドに弟になるよう誘われるが断ったため、崖から落とされてしまう。ホルスは、倒れたまま流氷にのって村に流れ着いた。村の一員として受入れられたかに思われたホルスだが、グルンワルドのたくらみで村に送り込まれた一人の少女ヒルダのために村人たちの不信を買い、とうとう村を追い出されてしまう。悪魔が勝つかに見えたが、ヒルダの心の奥底には密かに人間らしさへの憧れが兆していた。そして悪魔の攻撃が始まった・・・。
(表現3)
太陽の王子 ホルスの大冒険のストーリー画像1
海辺に父と二人で住むホルスは、岩男のモーグの肩に刺さっていた二本の剣を手に入れた。
その剣は太陽の剣と呼ばれる名剣で、その剣を鍛え上げ、使いこなせるようになった時、ホルスは太陽の王子 とよばようとモーグは言う。
父を失ったホルスは、一切合切を焼くと、父の遺言に従い人々のいる北の村に向かってコロとともに舟出した 。再びこの地に帰ることはない。
途中ホルスは悪魔グルンワルドに弟になれと誘われるが断って、崖から落とされてしまう。ホルスは 倒れたまま流氷にのって村に流れ着いた。
ホルスは村の一員として受入れられるかに思えたが、グルンワルドのたくらみで村に送り込まれた一人の 少女ヒルダのために、村人達の不信を買い、とうとう村を追い出されてしまう。悪魔が勝つかに見えた。
しかしヒルダの心の奥底には、密かに人間らしさへの憧れが兆していた。悪魔の攻撃が始まった。ホルスは 人々を励まし、力をあわせて太陽の剣を鍛え上げ、ついに悪魔を倒した。ヒルダも仲間に受け入れられる。
(表現4)
悪魔グルンワルドに見つからぬよう、人里離れた浜辺で育てられた少年ホルス。ある時、狼に襲われた彼は、岩の巨人モーグに助けられる。ホルスはお礼にモーグの肩に刺さったトゲを抜くが、そのトゲこそは伝説の“太陽の剣”だった。モーグからその剣を託された一方、父と死別したホルスは、遺言に従って人間の村で暮らし始める。そんなある日、ホルスは廃墟と化した村でひとりだけ生き残った少女ヒルダと出会うのだが……。
(表現5)
製作を宮崎駿と大塚康雄のコンビが手掛け、演出は高畑勲が担当。完成までに3年の歳月を要したという劇場用アニメーション。
宮崎駿と高畑勲が出会い、日本のアニメ映画に初めて作家性が持ち込まれた記念すべき作品とされる。
病弱な父親と、人里離れた浜辺で暮らしていたホルス。ある日、ホルスは狼の群れに襲われるが、たまたまそこで昼寝をしていた岩の巨人モーグに助けられる。そのお礼にモーグが以前から苦しんでいた肩のトゲを抜いてやるが、そのトゲは“太陽の剣”と呼ばれる剣だった。モーグから太陽の剣を譲り受けたホルスは「その剣を使いこなすことができたなら、おまえは人々から“太陽の王子”と呼ばれて尊敬されるだろう」と告げられる。やがて父親は「人間の世界に戻れ」と言い残して他界。遺言に従って相棒の小熊とともに旅立ったホルスは、モーグや謎の少女ヒルダの力を借りて、魔王グルンワルドと対決することになるのだが…。
「受賞」
タシケント国際映画祭 - 監督賞
文部省選定・厚生省中央児童福祉審議会推薦・優秀映画鑑賞会推薦
[音楽・サントラ]
◆太陽の王子 ホルスの大冒険 オリジナル・サウンドトラック
太陽の王子 ホルスの大冒険 オリジナル・サウンドトラック
ディスク枚数: 2
レーベル: CINEMA-KAN Label
商品番号:CINK-88
発売日:2019/07/24
1968年『わんぱく王子の大蛇退治』『狼少年ケン』で、その仕事ぶりを認められた高畑勲の初監督(演出)作品『太陽の王子 ホルスの大冒険』のサウンドトラックが、空前のCD2枚組でついに完成!『平成狸合戦ぽんぽこ』『かぐや姫の物語』で今も高い評価を受ける高畑勲が初めて監督し、宮崎駿が本格的に制作に関わった伝説的作品の音楽を担当したのは、日本民謡を素材にした楽曲でも著名な間宮芳生。今回の商品化は本編楽曲はもちろんのこと、今まで発売された商品に未収録だった音源も徹底収録した2枚組!全音源をリマスタリングした『わんぱく王子の大蛇退治』に続く最終盤! (C)RS
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[主題歌]
全て、作詞:深沢一夫、作曲:間宮芳生、演奏:新室内楽協会
「主題歌」 歌手:調布少年少女合唱隊
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「収穫の唄」 歌手:日本合唱協会
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「子供の唄」 歌手:調布少年少女合唱隊
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「婚礼の唄」 歌手:水垣洋子、日本合唱協会
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「ヒルダの唄」 全て、歌:増田睦美、リュート:浜田三彦
ヒルダとホルスの出会いのシーンで流れる唄
陽気な唄(自己紹介の後に歌う唄)
荒野でひとりうたう唄
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「ヒルダの子守唄」 歌手:増田睦美、リュート:浜田三彦
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(朝日ソノラマ)
【キャスト】
[登場人物:声優]
ホルス:大方斐紗子
悪魔グルンワルド:平幹二朗
悪魔の妹ヒルダ:市原悦子
村長:三島雅夫
村人ドラーゴ:永田靖
ホルスの父:横森久
白フクロウのトト: 〃
子リスのチロ:小原乃梨子
子熊のコロ:朝井ゆかり
幼女マウニ:水垣洋子
村の子供フレップ:堀絢子
ポトム: 〃
フレップの母チャハル:杉山徳子
村人ボルド:横内正
岩の巨人モーグ: 〃
村の青年ルサン:津坂匡章
ルサンの許婚ピリア:赤沢亜紗子
村の女:檜よしえ
若い女:阿部百合子
村人A:立花一男
村人B:神山寛
村の鍛冶屋ガンコ:東野英治郎
【スタッフ】
製作:大川博
企画:関政次郎、相野田悟、原徹、齋藤侑
脚本:深沢一夫
演出:高畑勲
作画監督:大塚康生
美術:浦田又治
場面設計・美術設計:宮崎駿
原画:宮崎駿,森康二,大田朱美,奥山玲子,菊池貞雄,小田部羊一,喜多真佐武
動画:生野徹太,堰合昇,吉田茂承,相磯嘉雄,山下恭子,坂野隆雄,薄田嘉信,坂野勝子,黒澤隆夫,阿部隆,的場茂夫,池原昭治,服部照夫,角田紘一,村松錦三郎,石山毬緒,長沼寿美子,山田みよ
背景:土田勇、井岡雅宏、内川文広
演出助手:竹田満、笠井由勝
トレース:入江三帆子、黒澤和子
ゼログラフィ:加藤稔
彩色:岸本弘子、宮本慶子
特殊効果:平尾千秋
検査:新納三郎
調色:谷口洋平
撮影:吉村次郎、片山幸男
録音:神原広巳
編集:千蔵豊
音響効果:大平紀義
記録:的場節代
進行:吉岡修
現像:東映化学工業株式会社
音楽:間宮芳生
演奏:新室内楽協会
合唱:日本合唱協会
◆シネマ・コミックEX 太陽の王子 ホルスの大冒険 (文春ジブリ文庫)
文藝春秋
東映アニメーション作品 (著), 深沢 一夫 (著), & 1 その他
高畑勲初監督作品。宮崎駿が初めて本格的に製作に携わった長篇。少年ホルスと悪魔の戦いを描く。全シーン・全セリフを一冊に収録。
◆太陽の王子ホルスの大冒険 (スタジオジブリ絵コンテ全集第二期)
徳間書店
高畑/勲:著者略歴
1935年、三重県生まれ。アニメーション映画監督。’59年に東京大学仏文学科卒業後、東映動画へ入社、劇場用映画「太陽の王子ホルスの大冒険」(’68)で初演出。以後、劇場用中編映画「パンダコパンダ」シリーズ(’72、’73)をはじめ、TV作品「アルプスの少女ハイジ」(’74)「母をたずねて三千里」(’76)「赤毛のアン」(’79)の演出を手がける。劇場用長編映画作品としては「じゃりン子チエ」(’81)をはじめ「火垂るの墓」(’88)「おもひでぽろぽろ」(’91)「平成狸合戦ぽんぽこ」(’94)「ホーホケキョ となりの山田くん」(’99)などを監督
◆太陽の王子ホルスの大冒険 (ジブリ・ロマンアルバム) コミックス
大塚康夫氏と宮崎駿氏の絵が多いですが、大田朱美氏(宮崎氏の御夫人)や小田部羊一氏の絵も見ることができるマニアにはたまらない一冊です。
◆太陽の王子 ホルスの大冒険 ポストカード D
◆太陽の王子 ホルスの大冒険 ポストカード H
◆太陽の王子 ホルスの大冒険 展示用スチール 写真 H
◆太陽の王子 ホルスの大冒険 展示用スチール 写真 B
---以上
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