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2022年11月26日

日本を愛する外国人 オリラジ

先ほどユーチューブで「オリラジ・アカデミー」『禁断のテレビ史』を見終わったところです。講師は中田敦彦氏。大学でいえば2コマになろうという時間の講義ですが、前編、後編を別の日にやろうとしたら、学生はそれこそ抗議すること必然でしょう。それほどの迫力。
前回、スティーブン・R・コヴィー著 "7つの習慣"についての講義を聴き、これだと思ってその書を探して読み始めたばかりで、その合間に別の配信を見ようとしたらドハマリとなったわけです。その熱量に圧倒されます。相当の読書量、相当の理解力、そしてやり遂げる力。
次々と新しいテーマを掘り下げておられる。
注目度は現代日本で成田悠輔氏と双璧を成すと言って過言でないのではないでしょうか。
NHKを視聴してる場合ではないなと痛感します。
シンガポールに移住されたとのこと。これはやはり、中国がやがて世界を席巻するのはほぼ間違いないと読んだ上での先見の明であります。
目まぐるしく変化する世の中。旧知の友人は「俺たちいい時代に生まれて良かったのう」とボソリと言った。確かにそのとおりです。

2022年11月18日

日本を愛する外国人 もののあはれ

11月8日火曜日の『知恵泉』の特集は本居宣長でした。「もののあはれ」についてゲスト出演したのは、お笑い芸人であり、作家の又吉直樹さん。ご自身なりの表現でうまく説明されていたので、改めて意味を理解しようと思いました。
もののあはれ。辞書には「目で見たもの、耳で聞いたものに触れたときに生ずるしみじみとした深い情趣、無常観的な哀愁」とあります。
又吉氏は「例えば相手が自分のことを好きではないときに、自分の内面に起こる『悲しい』気持ちと向き合うとき生まれる感情のようなもの」といい「自分の知識と経験だけでものを書くと自分の持っているものにしかならず、人の印象や何かを見たものから出発したほうが自分の能力の外に出られる。また人から相談に乗ってもらうように頼まれたときに、なんでこんなに調子がいいんだろうと思うくらい理路整然と答えている自分がいたり、反対に私生活がうまくいってないときのほうが気付かされることが多く、創作活動がうまくいく」。そんな趣旨のことを話されていました。
お笑いで、たまに変な方向に脱線したとき、相方がそこを突っ込んでくるような情景が浮かんできます。
学者の理論ではなく、自身の経験から発見した受けとめ方には説得力があります。その意味で、番組制作の方が又吉氏を招いたのはずばり良い勘が働いたように思えます。
小林秀雄氏の『本居宣長』を読み始めると、宣長の葬儀や遺言のことから始まり、その博学才穎に釘付けになります。国学の先駆者、契沖の話、加茂真淵との出会い。自分はまだまだ「もののあはれ」に到達していませんが、だんだんと『古事記』と『源氏物語』とのつながりが炙り出されてくることでしょう。そして、なぜ『源氏物語』は書かれたのかというところまで導かれるに違いありません。『光る君へ』が始まる前に間に合うかどうかですが。
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