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2024年02月24日

日本を愛する外国人 ヴィム・ヴェンダース監督

昨年9月に予告編を観て、封切りを楽しみにしていました。その9月に仕事を辞めて、もう稼ぐこともないので東京にまた来ることはない。そう思い、両国で大相撲を見ようと浅草のホテルに泊まることにしました。歩いて30分の近くに国技館はありました。館内の大声援や興奮も冷めやらぬ中、帰りは隅田川のライトアップされた橋を眺めながら歩きました。すぐ近くにスカイツリーがあることは知らなかったです。カメラに収めました。
役所広司さん演ずる主人公は押上近くの古アパートで独り暮らしをしています。
ついこの前見てきた風景が映画に映り、何かしら引き寄せてくれたような感覚に陥りました。役所さんは同い年。昔から好きな俳優です。
ヴィム・ヴェンダース監督はロードムービーを草分けとして、数々のドキュメンタリー映画で受賞されています。
『東京物語』の小津安二郎監督に強い影響を受け、笠智衆さんの大ファンと聞きます。
宗教色の強い映画かもしれません。「平山」さんはモンク(僧侶)の名から来てるようです。
流れるテーマは、「生活、魂、音、光、時間、繰り返す」ということではないでしょうか。
『ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』の映像を見ると、まさに田中泯氏の『名付けようのない踊り』に重なります。すぐさま田中泯さんに出演をお願いされたような気がします。
軽バンのカセットテープから流れる音楽はこのドラマの旋律でもあります。
「朝日のあたる家」「ペール ブルー アイズ」「ドック オブザ ベイ」「目覚めの街」「青い魚」「ブラウンアイド ガール」「サニーアフタヌーン」「フィーリング グッド」「スリーピーシティ」「パーフェクト デイズ」。
名曲は世代とは無関係。いろんなことを教えてくれる映画。
住みにくい世の中にはなりましたが、まだ日本人に生まれてきて良かったと思える作品です。



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