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2017年07月19日

中学2年地理「昼間と夜間人口」

昼間人口と夜間人口、これらの言葉を聞いたことがありますか?
読んで字のごとく、これらはある地域の昼間の人口と夜の人口をそれぞれ表しています。
さて、このキーワードで覚えるべきことは以下の1つだけです。

・大都市では昼間人口の方が多く、その周辺の都市では夜間人口のほうが多い。


それでは、詳しく見ていきましょう。


昼間人口と夜間人口に関する問いは、割とポピュラーな内容です。教科書にもその図が載っていますし、静岡県の高校入試でも過去に出題されました。
それでは、なぜ大都市では昼間人口の方が多く、その周辺の都市では夜間人口のほうが多くなるのでしょうか。



昼間人口と夜間人口.png

以上は関東地方の夜間人口あたりの昼間人口の割合を示したものです。
昼間人口のほうが多ければ赤、夜間人口のほうが多ければ薄青、特に夜間人口のほうが多いならば青となっています。
東京は昼間人口のほうが多く、ほかの地域は夜間人口のほうが多いことがわかりますね。

千葉や埼玉などに住む人は、東京の会社に勤めている人が多くいます。また、東京の学校に通っている人も多くいます。
こういった人たちが昼間に東京へ通勤・通学していることで、昼間人口と夜間人口に差が生まれるのです。

さらに、東京に勤めている人がなぜ千葉や埼玉に住んでいるかというと、東京は地価が高いからです
地価が高ければ、家を買う際の値段が高くなることはもちろん、土地にかかる税金も高くなります。住む上で高いコストが必要になるのです。
そのため、地価の安い周辺の県に住み、東京へ通勤・通学する、という現象につながるのですね。


以上のように、資料から特徴や問題を読み取ることが、地理の問題においては重要となります。
その読み取り問題の多くは、教科書で取り扱った特徴・課題について踏み込んだ内容になっていることが多いです。
こういった問題は教科書でも太字になっていないことが多く、ノートにもまとめにくいかと思います。しかし、こういった問題こそが地理のもっとも重要なところでもありますので、せめて、教科書に載っている資料だけでも「どこを見て」「何を読み取るべきなのか」を考えてみるのはいかがでしょうか。

資料の読み取りが出来るか出来ないかで、地理の点数は大きくかわってきます。
これらは、関連する語句を覚えていなくても正解できる可能性がありますので、ぜひがんばってみてください。



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posted by friend at 09:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会
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