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2021年03月14日

ケンガンオメガの雑多な考察



ケンガンオメガの雑多な考察

※ネタバレ注意!(251話まで)



申武龍(シェンウーロン)二重人格説。ドラゴンボールのオマージュ説。

人格が2つに分かれてしまったので回生(フイシュン)する相手も2人必要になってしまったという説。
これをドラゴンボールの魔人ブウの分裂に例える人もいるが、
ドラゴンボールを元ネタとするなら、どちらかと言うと、ピッコロ大魔王と神様ではないだろうか?
ドラゴンボールの神様が天下一武道会に出場した時の偽名が「シェン」だった。
主人公の悟空は神龍(シェンロン)の名前との類似性から彼の正体を看破する。
神龍(シェンロン)と申武龍(シェンウーロン)。
ちなみに「ギャルのパンティおくれーーーっ!!!!!」と神龍(シェンロン)に叫んでいる豚の名は「ウーロン」。
ピッコロや神様は当初は地球上の誰も相手にならない程の強さだった。
そして神様は自分の分身であるピッコロを倒してもらう為に悟空に修行をつけていた。
250話の王馬や光我が修行を付けてもらう展開は、これらのオマージュなのかもしれない。
ピッコロ(カタッツの子)は地球の神になる為に自分の悪の人格を切り離さなければならなかった。
2人以上のクローンに対する回生が、この設定のオマージュなのかもしれない。
同化できるという点を言い換えると、ナメック星人は繋がる者と言えるのかもしれない。
また、亀仙人(武天老師)が変装して天下一武道会に出場した際の偽名がジャッキー・チュンであり、
繋がる者が戦鬼杯を観戦するのに使用した偽名のジャッキー・リーと元ネタを同じくしていると思われる。
この辺りも、師匠という立場のキャラクターとして関連してオマージュしているのかもしれない。



虎の器・成島光我(主人公)説。

128話の飛(フェイ)の発言を根拠とすると、二虎流使いの人間が虎の器となるらしい。
最近では王馬が光我に二虎流を伝授しているので、光我が虎の器となる可能性も高いのではないだろうか。
他に光我が虎の器だと思われる根拠として、そのキャラクターの名前がある。

光我→こうが→こーが→こが→虎牙

・・・と、名前の発音が虎を思わせるものになっている点もある。
また、光我は初登場時から虎の刺繡が入ったスカジャンを着用している。
これも実は1つの伏線だったのではないだろうか。
6.png
また、更にこじ付け臭い所までいくと、闘技者の若槻武士の異名が猛虎である。
彼の、求道の拳における前身的なキャラクターが光我の親戚である成島丈二だとすると、
これもまた光我にとって身近な虎の要素として見る事も出来なくはない。
若槻と丈二の類似点としては、両者共に同門の空手家である点、
最強と目されている人物に次ぐ実力者だと評されていた点、片目の視力が変化してしまった点などだろうか。
虎の器を自称していた飛の対抗戦の対戦相手が、猛虎である若槻であった点も因縁を感じさせる。

では、虎の器が(恐らく)クローンでも何でもない光我だとすると、
クローンとされている王馬や龍鬼は何だったのか。
「龍虎」という言葉がある。龍と虎の実力は伯仲している、あるいはその様な関係を意味する言葉だが、
「虎の器」があるならば、「龍の器」があってもおかしくはないのではないだろうか。
217話で臥王鵡角の龍の一族という背景が明らかになり、
251話で龍鬼には彼の遺産である龍家絶技を継ぐ資格があると言及された。
クローンの登場人物は実は虎ではなく龍の器だったのではないだろうか。
龍の器という言葉自体が考察や妄想の域を出ないワードなので恐縮なのだが、
龍の一族の首領である龍毅(ロンイー)は、繋がる者の回生は許容していたが、
クローンの利用には反対し、繋がる者と敵対する事になった。
彼らの会話から察するに、繋がる者はクローン技術を利用する前から存在していた様だ。
もしかすると、クローンは利用せず回生や指導で繋がる者の知識や記憶や二虎流を継いだ者が「虎の器」、
クローン技術を利用して生まれた存在が「龍の器」という事なのかもしれない。
王馬に二虎流を伝授された光我が前者であり、クローンである龍鬼が後者であると解釈できないだろうか?
そうなると、二虎流を受け継ぎ、クローンでもある王馬は、
虎の器でもあり、龍の器とも言える、実に興味深いな存在という事になる。
王馬は1人の人間でありながら、虎の器と龍の器が繋がる者である、と言えるかもしれない。
申武龍が二重人格であり、2つの人格を2人の人間に分けたいのではないかという説を前述したが、
王馬の二虎流と姿形がケンガンオメガのダブル主人公である光我と龍鬼に分かれているのは偶然だろうか。
これらの様な何かしらの2つの要素が虎と龍とに分かれているのではないかという考察でした。




posted by くさよ at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画
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