なんだか最近ポケットモンスターの初代を4倍速でプレイすることが流行っている気がするので
流行に便乗して少し初代ポケモンについて解説してみようと思います。
強敵・最初に戦う事になる岩タイプのジムリーダー・タケシの倒し方
最初に フシギダネ を選んだ場合
レベル 7 で 覚える やどりぎのタネ や
レベル13 で 覚える つるのムチ があればタケシ戦は楽勝
最初に ゼニガメ を選んだ場合
レベル 8 で 覚える あわ や
レベル15 で 覚える みずでっぽう があればタケシ戦は楽勝
問題は最初に ヒトカゲ を選んだ場合。
この場合、倒す方法は大きく分けて以下になります。
方法1 ひのこ でゴリ押す
ヒトカゲはレベル9で ひのこ を覚えます。
イシツブテやイワークの防御の種族値は、それぞれ100、160と
極めて高いですが、
今で言う特殊防御を含む特殊の値は30と極めて低いので、
物理ではなく特殊に分類される、ほのおタイプの攻撃は
今一つとは言え意外と通用するのです。
逆に言えば弱点をつける格闘タイプの攻撃は物理なので
思ったほどダメージが出ないと感じる人も多かったのではないでしょうか。
また、ほのおタイプの攻撃は、タケシの繰り出してくるイシツブテやイワークの持つ
いわタイプには効果が今一つですが、
同じくイシツブテやイワークの持つ、じめんタイプには等倍です。
当時の地面タイプのポケモンの多くは岩タイプを持っていたため
勘違いされることが多いのですが
イシツブテやイワーク等に対する炎タイプの攻撃は実は四分の一ではなく半減なのです。
具体的な例を挙げれば、じめんタイプ単一である
ダグトリオやサンドパンには、ほのおタイプの攻撃が普通に効きます。
炎が地面に対して不利である事には変わりはないので、そういう状況はあまりないですが、
だからこそ勘違いも多かったと言えます。
他に似たような勘違いで良くある物が、
岩タイプに 氷タイプが効果抜群だとか、
岩タイプに電気タイプが無効などでしょうか。
いずれも岩タイプに関する勘違いですね。
ヒトカゲvsタケシの攻略法の続きです。
方法2 バタフリー の ねんりき を使う
発売当時、結構有名だった方法です。
バタフリーは ねんりき をレベル12で、
ピカチュウ版であればレベル10で覚え、
上記で説明した通りイシツブテやイワークは特殊が低いので
特殊であるエスパータイプの攻撃の ねんりき が問題なく効きます。
一方でスピアーのダブルニードルはレベル20と遅めな上
むしタイプの攻撃は物理に分類されるので
タケシへの対策としては微妙です。
しかしスピアーのダブルニードルは中盤のエスパータイプの対策になるので
バタフリーとスピアーのどちらを育てるかは悩みどころです。
両方育てるには流石に手間、そんなところです。
キャタピーとビードルの出現率がバージョンによって大きく違うのも問題になりがち。
トキワの森で、
赤バージョンではキャタピーとトランセルの出現率は5%程度
緑と青ではビードルとコクーンが5%程度
ピカチュウバージョンでは、なんと、ビードルとコクーンが出現しません。
方法3 変化技を駆使する
変化技とはダメージを与えるのではなく自分や相手の状態を変化させる技を指します。
タケシのポケモンに対して有効な変化技は以下の通り
命中を下げる すなかけ
レベル 5 ポッポ
防御を下げる にらみつける
レベル 0 ニドラン♂
レベル 9 オニスズメ
レベル15 ヒトカゲ
防御を下げる しっぽをふる
レベル 0 コラッタ
攻撃を下げる なきごえ
レベル 0 ヒトカゲ
レベル 0 オニスズメ
レベル 0 ピカチュウ
レベル 0 ニドラン♀
タケシのイシツブテは防御を上げる まるくなる を無限に使用するため、
このイシツブテに対して防御を下げる変化技を使うのは微妙。
すなかけ を使う場合は必中攻撃であるイワークの がまん に注意。
がまん 使ってきた場合は解けるまで攻撃はせず変化技でやり過ごしましょう。
イワークの攻撃力の種族値は45と低く、その低さはポッポと揶揄される。
ちなみにイシツブテは80
参考までに第6世代で猛威を振るったファイアローが81
タケシの攻略法の続きです。
ピカチュウバージョンではどうなるか?
ピカチュウバージョンでは御三家と呼ばれるヒトカゲ ゼニガメ フシギダネを
序盤で使うことが出来ず、最初のポケモンはピカチュウとなります。
電気タイプの攻撃が効かない地面タイプを持つタケシのポケモンにはピカチュウは相性最悪です。
そのため、赤や緑や青には無かった救済措置がピカチュウ版には存在します。
かくとうタイプの技を使う
ピカチュウバージョンではニドラン♂とニドラン♀がレベル12で
にどげり という格闘技を覚えます。
これはピカチュウバージョン以外ではレベル43で覚える技でした。
また、ピカチュウ版でのみ、22番道路(トキワの西)にマンキーが出現し
そしてピカチュウ版でのみ、格闘タイプの けたぐり をレベル9で覚えます。
けたぐり は今のポケモンでは相手の重さで威力が変化する攻撃技ですが、
初代では威力50命中90の普通の攻撃技でした。
既に触れましたがイシツブテやイワークは防御が極めて高いため、
弱点でも物理である格闘タイプの技では水や草のように1、2ターンで倒すのは難しいので、
イワークが使う受けたダメージを倍返しする がまん には注意です。
ピカチュウバージョンのタケシのイワークは、
初代では凶悪な拘束技である しめつける を使ってきます。
初代の拘束技は相手の行動を封じるため、
先行で拘束技を命中され続けると一切行動が出来ずに倒されてしまいます。
イワークの素早さの種族値も70と序盤では高いので
連発されると辛いところ。
そのためピカチュウ版では すなかけ で命中を下げておきたい。
赤・緑・青では
レベル12 イシツブテ
レベル14 イワーク
であるのに対し
ピカチュウ版では
レベル10 イシツブテ
レベル12 イワーク
になったのが救いか。
技のデパートと呼ばれるほど器用なニドキングやニドクインに
序盤の お月見山の つきのいし で進化できる、
ニドラン系のポケモンを捕まえてメインで育てて使っていくのが
最近では主流の様です。
一撃必殺の技である つのドリル や じわれ を覚えることができるので
終盤では技が必中になるヨクアタールと素早さが上がるスピーダーを組み合わせて
四天王のポケモンを一撃で倒していくことが出来るのも大きいでしょう。
初代の一撃必殺技は相手の素早さを上回るという条件を満たすと
およそ3割の確率で相手に命中するようになるのです。
このアイテムによる凶悪なコンボは前述の拘束技や、
当時は起きたターンに行動できなかった状態異常 ねむり にする催眠技でも応用できるでしょう。
それほどヨクアタールというアイテムは強力なのです。
通信交換と秘伝技
当然ですが進行しているロムから通信交換によって強力なポケモンを貰えば楽になる反面、
交換で得たポケモンのレベルとバッジの入手状況によって
戦闘中に命令を聞かないというデメリットがあります。
逆に言えば戦闘中でなければデメリットは無いため、
通信交換による最大のメリットは秘伝マシンの入手状況に関わらず
秘伝技を使うことができるポケモンを入手できることです。
ストーリーの進行に必要な いあいぎり なみのり かいりき を
秘伝マシンを入手せずに使えるようになるので、
いあいぎり の ひでんマシン01 の入手に必要なサント・アンヌ号、
そのサント・アンヌ号に入るのに必要な ふねのチケット を持っているマサキを助けるために
通る事になるゴールデンブリッジこと24番道路、及び25番道路(ハナダシティの北)
なみのり ひでんマシン03 と
かいりき の ひでんマシン04 を貰うために必要な きんのいれば を
入手するために入る必要のあるサファリゾーン
といったような、これらの本来は必ず攻略することになる場所をカットすることが出来ます。
特に いあいぎり の ひでんマシン01 をスルーすることによって
サント・アンヌ号がクチバシティから出港しなくなるため、
セキチクジムのピンクバッジを入手してからサント・アンヌ号の入口で なみのり を使用すると、
右の方に有名な謎のトラックを見ることができます。
たまに都市伝説と言われたりしますが、このような方法を使えば
バグ技を使わずとも謎のトラックにお目に掛かることが出来ます。
なお、この謎のトラックを調べたりしても特に何もありません。
これらの秘伝技 なみのり かいりき いあいぎり を全て覚えることが出来る
クラブ 及び キングラー が良く通信交換で利用されました。
ピッピにんぎょう と ポケモンタワーのガラガラ
有名ですが、ピッピにんぎょう というアイテムを使うことによって、
野生のポケモンから確実に逃げることが出来ますが、
ポケモンタワーの道を塞いでいる固定出現のガラガラの幽霊に
ピッピにんぎょう を使うと何故か成仏し先に進むことができます。
本来、ここのガラガラの幽霊は倒さないと成仏せず先に進めないのです。
この方法によって何か良いことがあるのかというと、
幽霊のガラガラを倒すために必要なシルフスコープを入手する必要がなくなるので、
タマムシシティのゲームコーナーのロケット団のアジトをカットする事ができます。
サイクリングロード強行突破
じてんしゃ というアイテムを持っていないとサイクリングロードに入れないと思われがちですが、
警備員を無視して左方向にキーを入力し続けると、
警備員を振り切ってサイクリングロードに侵入することができます。
この場合、自転車を持っていないのに自転車に乗っている状態になります。
この方法によって何か良いことがあるのかというと、
じてんしゃ を入手する必要がなくなりので、
更に ひきかえけん を入手する必要もなくなるので
ポケモンだいすきクラブの会長の話や
5番道路および6番道路(ハナダシティ〜クチバシティ間)の往復をカット出来ます。
もっとも、クチバシティの東、シオンタウンの南の
12,13,14,15番道路を使えば自転車が無くてもセキチクに行くことが出来ますが、
16,17,18番道路に当たるサイクリングロードの方が短くトレーナーも少ない。
どちらのルートを通るにしてもポケモンタワーを攻略してポケモンの笛を入手し
カビゴンを起こす必要があります。
自転車は移動が速くなるためプレイスタイルに関係なく欲しくなると思われがちだが、
ポケモンスタジアムシリーズのドードーGB、ドードリオGBを使う場合、
歩きでも十分な移動速度になるため、
イベントをカットしたり、持ち物の個数に余裕を持たせたい場合に有用です。
余談
今では世界的に有名なポケモンシリーズですが、
初代のポケットモンスターの発売は1996年2月27日
25年近くも前のゲームとなる為、
ポケモンシリーズは知っていても
初代のポケモンについて詳しいという人は少なくなって来たのではないでしょうか。
2016年2月27日よりニンテンドー3DSバーチャルコンソールで配信されたので、
ここで初めて触れたという人も年齢に関わらずいるかもしれません。
2008年頃、初代ポケモンのジムリーダーや四天王およびチャンピンを
戦闘開始時に手持ちのポケモンが全てレベル3以下の状態で撃破する挑戦の動画が投稿され、
後に完結となりました。
同年、初代のポケモンを目隠しでクリアするという動画が投稿され、
完走はしたものの、こちらは削除されてしまっていました。
この動画サイトは2006年頃に開始したもので、
2000年の00年代後半にネット上で初代ポケモンの再ブームが訪れたと想像できます。
その頃は、ダイヤモンド、パール、プラチナ、ハートゴールド、ソウルシルバー、など
第四世代、ニンテンドーDSのポケモンの時代でした。
ポケモンシリーズの年表は以下の通り。()内は俗称や備考等。
第一世代 GB
1996 02 27 赤 緑
1996 10 15 青
1998 09 12 ピカチュウ (黄)
第二世代 GB GBC
1999 11 21 金 銀
2000 12 14 クリスタル (ゲームボーイカラー専用ソフト)
第三世代 GBA
2002 11 21 ルビー サファイア (ルビサファ)
2004 09 16 エメラルド
2004 01 29 ファイアレッド リーフグリーン (FRLG) (初代のリメイク)
第四世代 DS
2006 09 28 ダイヤモンド パール (ダイパ)
2008 09 13 プラチナ
2009 09 12 ハートゴールド ソウルシルバー (HGSS)
第五世代 DS
2010 09 18 ブラック ホワイト (BW)
2012 06 23 ブラック2 ホワイト2 (BW2)
第六世代 3DS
2013 10 12 XY
2014 11 21 オメガルビー アルファサファイア (ORAS)
第七世代 3DS
2016 11 18 サン ムーン (SM)
2017 11 17 ウルトラサン ウルトラムーン (USUM)
随時編集、修正、追加、削除
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