理由は点火順序にあった。
点火順序が、「 1 - 8 - 4 - 3 - 6 - 5 - 7 - 2 」なのだ。
これによって、あのドロドロといった排気音と振動になったのだ。
ちなみに一般的なV8の点火順序は、「 1 - 2 - 7 - 3 - 4 - 5 - 6 - 8 」となっている。
これだと、排気干渉やクランクシャフトのねじりなど負荷が小さく静粛性に優れ、なめらかなエンジンになる。
では、なぜ旧アメリカンV8は、あの点火順序をとったのか?
答えは、ずばり燃料のようだ!
レギュラーガソリンでV8をまわすからで、特にアメリカのオクタン価の低いレギュラーガソリンを使用する前提で、エンジンがデザインされ、あの点火順序が選ばれたからだ。
そして、旧アメリカンV8の排気音は、「ドロドロ」となった。
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