黒い会長の地獄の断頭台

こんばんは
今日は私の先輩の話をしたいと思います。
白木さんは身長180センチ、体重90キロ。
見た目はやしきたかじんをでっかくした感じ。
この人がなんせ怖い(笑)

慣れてからは冗談も言えるようになったがしばらくは近寄れなかった。
取引先からも恐れられていて、キラー白木と言われていた。



そんな白木さんは元々不動産の部署出身。
会社対会社の何億もかかったプロジェクトをこなしてきたプロフェッショナル。
取引先と接待にいけば、相手を酒で潰してからが勝負なんや。と教えてくれました。
いつ使うんだ…汗

まぁそんなこんだで体調を悪くしてうちの部署に。酒は制限され、糖尿病で血糖値をあげないようにちびちびカキピーを食べてました。
そんな白木さんの交渉術は、おとしどころを定めてから交渉する。というもの。

会社の上司、取引先両方にまずこれだったら大丈夫。というラインを探っておく。

上司に報告するときは取引先がぐずってる。まとまりそうにない。と報告。

取引先には会社が認めてくれそうにない。
このままでは合意できない。と軽く脅す。

この時点で両方が納得するラインがわかってるから、あとは簡単。タイミングを見てなんとかまとまりました。と報告するっていうわけ。
知らないときは白木さんスゲーと思っていたが、慣れてくると、またやってるな。と笑いながら見てた。

白木さんのテクニックはお互いを傷つけない。というメリットがある。どっちか追い詰めるまで交渉すると、たまに決裂してドツボにはまるときもあるから。

そんな白木さんも転勤してからは何度か電話したりしてたけど、もう退職されたそうで、今は何してるのやら。
すごい色々教えてもらった頼もしい先輩でした。
白木さんの交渉術は誰でもかんでも真似できないけど、白木さんのあとに担当になった俺は、白木さん効果で有利に交渉できました。
取引先は白木さんを恐れていたから(笑)
白木さんありがとう＼(^^)／