いつもは 嫁さんとぶら旅に出かけているのですが
今回は 嫁と娘と 福岡県太宰府市宰府にある
「太宰府天満宮」に行きました!
今回は 娘と一緒なのは
高校受験の御礼参りも兼ねて 参拝します!
そうです!娘は 志望校に合格致しました
昨年の10月くらいから 嫁さんと色々な神社で参拝し
初詣には 千栗八幡宮に行き 3日には ここ太宰府天満宮を参拝
人生初の「絵馬」も書いたおかげでしょうね〜
もちろん 娘も勉強頑張っていました
まあ 言わずと知れたここ「太宰府天満宮」なんですが
今回は ちょっとしたパワースポットを 紹介したいと思います!
なが〜い山道を歩いて行くと まずお目見えするのが
御神牛(ごしんぎゅう)です!
御神牛とは 天満宮に奉納され境内に祀られた臥牛像のことで
色々な場所で 牛の像を見る事ができます
天満宮では菅原道真公が牛と縁が深かったことから
神の使いとして信仰の対象となり御神牛と呼ばれるそうになったそうです
んで 天満宮の牛を撫でるとご利益があるとされています
なので 牛の頭を撫でたあとに自分の頭を撫でると頭がよくなると言われています
また 具合の悪い部分・痛みがある箇所を撫でたあとに
牛の同じ場所を撫でると 悪いところが牛に移って
病気が治ると言われています
太宰府天満宮にある牛の象は やっぱり頭を撫でる人が多いのか
頭だけが ピカピカになっていました
まあ ここは菅原道真公の天満宮 そう!学問の神様ですからね〜
太宰府天満宮の本殿へ続く道の初め 石造りの大鳥居を抜けると
心字池(しんじいけ)があります
心字池の名前の由来は向かって左側の太宰府天満宮幼稚園側から見ると
池のほとりの曲線と中の島が草書の「心」の形になっていることから
この名前がついています
以前に行った「水田天満宮 恋の木神社」にも ありましたよね〜
そして その心字池には大きな太鼓橋があり その橋を渡って本殿に向かいます
この 三つの橋は仏教思想にいう「過去」「現在」「未来」の三世一念の相を現わし
この橋を渡ることによって三世の邪念を払うとも言われています
また 太鼓橋を渡る時の注意点があります
・「過去」の橋を渡る時は 後ろを振り返らない
・「現在」の橋を渡る時は 立ち止まらない
・「未来」の橋を渡る時は つまずかない
太宰府天満宮本殿からの帰りは「過去に遡る」ということになるので
橋を渡らず脇道から帰るのが良いと言われています
ちなみに この心字池は「池の水ぜんぶ抜く大作戦」と言うテレビ番組で
1度 ピカピカになっています
太宰府天満宮は 菅原道真公の御墓所の上にご社殿を造営し
その御神霊を永久にお祀りしている神社です
「学問・至誠しせい・厄除けの神様」として 日本全国はもとより
広く世のご崇敬を集め 年間に約1000万人の参拝者が訪れています
幼少期より学問の才能を発揮し 努力を重ねたことで
一流の学者・政治家・文人として活躍しました
しかし 無実ながら政略により京都から大宰府に左遷させられ
延喜3年(903)2月25日 道真公が住んでした
大宰府政庁の南館(現在の榎社)において生涯を終えました
門弟であった味酒安行(うまさけ やすゆき)が
御亡骸を牛車に乗せて進んだところ 牛が伏して動かなくなり
これは道真公の御心によるものであろうと
その地に埋葬されることとなりました
延喜5年(905)御墓所の上に祀廟が創建され
延喜19年(919)には勅命により御社殿が建立されました
その後 兵火などで数度焼失しましたが
筑前國主・小早川隆景が 5ヶ年の年月をかけ造営
1591年に竣工したのが 現在のご本殿なんです
太宰府天満宮と言えば「梅」菅原道真と言えば「梅」
そう ここ太宰府天満宮には 梅がたくさんあります
その中でも有名なのが この「飛梅」です
なぜ「飛梅」と呼ばれているかと言うと
この梅の木には伝説が残っているんです
平安時代の菅原道真は 平安京朝廷内の藤原時平との政争に敗れて
遠く大宰府へ左遷されることになりました
延喜元年(901年)屋敷内の庭木に日頃から可愛がった梅の木
桜の木 松の木との別れを惜しんだときに梅の木に語りかけるように
詠んだうたがあります
東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ
訳すると...東風が吹いたら(春が来たら)芳しい花を咲かせておくれ梅の木よ
大宰府に行ってしまった主人(私)がもう都にはいないからといって
春の到来を忘れてはならないよ
道真を慕う庭木たちの桜は 主人が遠い所へ去ってしまうことを知ってから
悲しみのあまりみるみるうちに葉を落として枯れてしまいました
梅と松は 道真の後を追いたい気持ちをいよいよ強くして空に飛びました
ところが松は途中で力尽きて 摂津国八部郡板宿 近くの後世「飛松岡」
と呼びならわされる丘に降り立ち この地に根を下ろしました
ひとり残った梅だけは 見事その日一夜のうちに主人の暮らす大宰府まで
飛んでゆきその地に降り立ちました
これがいわゆる「飛梅伝説」です すごいお話ですよね〜
さてさて ご本殿に参拝も済ませ 本来ならここから西側を通り抜けて
参道に戻り 梅ヶ枝餅を食べつつ お土産を買って帰るんですが
今回は ちょっとパワーをもらいに とあるパワースポットに行きます!
っとその前に ちょっと珍しい所をご案内します
「梅の種」納め所 と言う場所です
なんと ここには 梅の種が奉納されています
天保15年(1845年)正月に建立されたこの奉納場所
「古来より、天神さまが宿ると言い伝えられております
梅の種を粗末にならぬ様に納める所です」っと
立て札には書いてあります
梅の種の中には薄皮に包まれた白い実 「仁」 があります
別名 「天神様」 と言われ 菅原道真公が好んだことから付けられました
菅原道真公が好んだ梅に対して庶民も梅にあやかりたいと思うようになり
梅の種の中に 「天神様」 がいると信じられるようになりました
中には たくさんの梅の種があり ふわ〜っと梅の香りがしていました
さて 本殿より奥に奥に歩いてくと 梅の木がたくさん植えられています
見頃はまだ先の方ですが 少し気が早い花たちもいましたね〜
数件のお茶屋さんがありましたが コロナの影響でしょうか?
閉まっている所が多く見受けられました
さらにさらに奥へと足を運ぶと パワースポットへ通じる道があります
ここから 少し坂になっていますが この後は勾配のある坂や石段がありますので
それなりの靴で来る事をおすすめします
っとここでパワースポットに行く前に 横道に逸れてちょっと歩くと
トンネルが見えてきます
ここのトンネルは「宝満宮 参拝隧道」といい 宝満宮とはここから
宝満山方面に約2km進んだ場所にある竈門神社のことです
今では車道があり 車やバスで気兼ねなく行けますが
それまではなかなか行き来が大変でした
そんな中 昭和3(1928)年に
麻生太郎代議士の曾祖父にあたる故麻生太吉氏は
天満宮の境内の奥に隧道(トンネル)を掘り寄進しました
「竈門神社を参拝する人たちが、遠回りをせずに済むように」と...
かっこいいですよね〜
し・か・し 実はもう一つ 逸話が残っています
境内の一番奥にある“お石茶屋”をされていた江崎イシさん(通称 お石さん)
筑前三美人の一人に数えられていたほどの方で
麻生太吉さんもたいそう惚れ込んでいたそうです
お石さんは 竈門神社近くに住んでおり お茶屋さんとの行き来が
とても大変だったそうで 少しでも通いやすくするために
隧道を掘ったという逸話が語り継がれています
「宝満山 参拝隧道」と書かれているにも関わらず「
地元の人たちには 「お石トンネル」と愛称がつけられています
この隧道 太宰府天満宮の中で唯一の私有地で その所有者は麻生家
今も維持管理をしっかり行われているそうです
ちなみに お石さんの写真は 今でも「お石茶屋」さんに飾られているそうです
ぜひ 1度 ご覧になってはいかがでしょうか?
さて いよいよ山を登っていきます!
道中には 朱い鳥居がたくさんあり雰囲気がガラっと変わります
木々に囲まれ 少し薄暗い道 凛とした空気 連なる鳥居
すごく神聖な気持ちになりました
最後に天に続くような階段を登れば到着します!
ここが天開稲荷社です
御祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
人々の生命の根源である食べ物 とくに稲の生長を守護する神様です
名前の由来の通り 天に開かれたお社で
五穀豊穣・商工業の発展 また人々に開運と幸福をもたらす神として
広く信仰されています
「天に道が開け 運気がどんどん上昇する」と伝わる
それはそれは ありがた〜いお稲荷さんなのです
全部で鈴が13本あります。
実は ここの参拝作法がちょっと変わっていて
まず12本の鈴の中から自分の干支の鈴を見つけて鳴らし
その後奥の大きな鈴を鳴らして あとは通常通りにお参りします
しかし この時は コロナの影響で干支の鈴は外されており
1つの大きな鈴のみでした...ちょっと残念でした
さて 本日1番行きたかったパワースポットが ここの奥の院です
ちょうど本殿の裏側になりますが ここに岩に囲まれた
石作りの古墳みたいな場所があり 中には小さなお社があります
中に入ると 空気が一変 音も静かになり 一層神秘的な雰囲気になります
なぜ ここが パワースポットと言われるのかと言うと
一説によると この場所が菅原道真のお墓なんじゃないか!?
っと言われているんです
だとしたら そりゃ〜物凄いパワースポットですよね〜
太宰府天満宮に来たときには ちょっと遠いですが
ここ天開稲荷社の奥の院まで来て パワーを頂いてみてはいかがでしょうか?
パワーを一頻り頂いて 天満宮まで 戻ってきました
まだまだ天満宮にはパワースポットではありませんが
見所がたくさんあります!
その1つが この大きな楠「夫婦楠」です
1つの楠の根元のところで二つに分かれているのでこう呼ばれるようです
下から見上げると 大きな葉に包まれている感じがします
また 本殿の真裏に扉があり その扉はしめ縄が飾られていました
その扉の前に なんとお賽銭箱があります
ここも知る人ぞ知る場所なんですが このお賽銭箱は
本殿に一番近い お賽銭箱なんです
なので ここでも参拝すれば より一層願いが叶うかもしれませんね〜...
さて 御礼参りも済ませ パワーももらい 後は参道を道草して帰るだけ
もちろん 太宰府天満宮と言えば「梅ヶ枝餅」ですが
この参道には 今流行のものも たくさん出店されていきます
その1つが ここ! TikTokやインスタでも話題ですよね〜
賞味期限が なんと5分! それもそのはず
アイスの上にモンブランがたっぷりとかかっているんです
自分は 一口だけ 嫁さんのをいただきました!
めちゃめちゃ栗でした
その後 まったりとする嫁と娘を置いて
自分は「揚子江」さんの豚まんを食べに行きました!
ここは 大きな肉汁たっぷりの豚まんが有名で
芸能人のサインもたくさんあります
アツアツはちょっと苦手なので 車の中でいただきましたが
めちゃめちゃ美味しかったです!
ぜひ 興味ある方はお参りとパワーを
もらいに行ってみてくださいね〜
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2022年02月23日
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