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2023年03月15日
英検1級合格のための「スピーキング力」
Hi there!
今回も、人間が書いております(笑)
さて今回は、
というテーマでお話しします。
chatGTPさんがテキトーに書いてくれた内容を、人間の私がふくらませる、というシリーズでお送りしております。
以前の記事で紹介したように、chatGTPさんは、「スピーキング力」について次のように述べました。
実際に「英検1級」の試験で、「スピーキング力」が試される場面は、2次試験の面接の時だけです。
そして、「簡単な会話」はその通りですが、「複雑なディスカッション」?は経験しませんでした。
「英検1級」の試験において必要な「スピーキング力」は、実はそれほどハイレベルではないのではないかな、と私は感じています。
前にも書きましたが、中学英語に毛の生えた程度の「スピーキング力」で十分通用するように思います。
ただ、注意点として押さえておくべきは、試験の「スピーキング」のテーマが、「社会性」を持っている、という点です。
つまり、社会性のあるトピック、話題について、コメントを言えたり、それに対する自分の意見や考えを述べることが求められる、ということです。
なので、英検1級で問われる「スピーキング力」とは、英語力よりもむしろ、社会性のあるテーマ・トピックについての知識や、それらに対する意見を述べる能力である、といえると思います。
例えば、「2018年の過去問」を見ても、
「先進国は世界的な難民問題に十分に取り組んでいるか?」
「賛成か反対か:現在の動植物の絶滅の主な原因は人類である」
「社会はメンタルヘルスの問題を十分真剣に受け止めているか」
「現代社会において個人の自由は危機にさらされているか」
「日本の年金制度は将来高齢者を支えることができるか」
という具合です。日本語でも意見言えますか?というレベルですよね。
実際に、2次試験会場で、あの黄色い紙を裏返したときに、この5つのトピックが並んでいたとしましょう。
あなたはどのトピックを選びますか?そしてどうスピーチを組み立てますか?
まず、日本語で答えると想定して、どう答えるか、1分間考えて、実際に2分間語ってみてください、日本語で。
相当ムズカシイですよね。
英検1級の2次試験の最初の”壁”は、ここです。
TOEICのように、最後は鉛筆転がして乗り切る、ということは通用しません。(すみません自分の経験です)
「英検1級対策」を真剣に考えるのであれば、ここをどう乗り越えるのか、よく考えなければいけませんでした。
これは正直、少しアセリました。
自分も社会人の「はしくれ」なので、上記の話題についても漠然とは知っているし、新聞も購読しているので、まったく知らないことではありません。
しかし、日頃そういったことについて、人と話し合ったりする機会はほとんどないに等しいし、ましてや自分の意見を開陳することなんて、ほぼありません。
社会問題について話し合うことがほとんどない社会が悪い!なんて嘆いているヒマはありません。
そこで私のとった方法は、
1、「対策本」を使った。
2、「トピック」ごとに、2〜3点の意見をつけた表を作成した。
3、ネットで各トピックをググって、各「社会問題」について知識を得た。
大まかにいうと、そんな感じです。
1、「対策本」としては、
を主に使いました。
特に気に入ったのは、『速読速聴・英単語 Opinion 1100』でした。ほかに比べて、掘り下げが深いので、それぞれのトピックについて、より深く理解ができ、その結果、英語表現にも深みがでるように感じました。
上2つ『英検1級 英作文問題 完全制覇』『英検1級 ライティング大特訓』については、各トピックについての関連語句がまとめられており、また「意見」のサンプルも充実しているので「便利」だと思います。
でも、これだけでは、いかにも表面的な、とって付けたような感じになりかねない気もします。
「英語表現力が問われているのだから、ボキャブラリーやフレーズの運用能力さえ示せればよし」という考え方もあるでしょう。「対策」としてはそれが正解かもしれません。しかし。。。
先に進みましょう。
『USA TODAY 発言する英語』は、とても面白い本です。実際の新聞の投書欄での意見表明の例を集めたものなので、リアルな表現、考え方が知れて、とても参考になりました。
YESかNOかで割り切れないような、微妙な表現などもあって、まさに「ネイティブな表現」に触れることができる本だと思います。
対策本をやり込むのは、時間的にしんどいかもしれません。なので
2、「トピック」ごとに、2〜3点の意見をつけた表を作成した。
これは、ネットで他の先輩合格者のブログをみてマネさせていただきました。
自分の使ったものは捨てちゃったのでお見せできないのですが、試験会場にも持っていきました。
内容は、
「トピック」「YES / NO」「意見1」「意見2」 という感じです。3つもいりません。
なお「トピック」の部分については、日英両方で表示しておいたほうが使いやすいと思います。
はじめは頭がクラクラする感じのヘビーな課題のように感じますが、コツコツと進めていくと、知識も広がり、「意見」を持つ、という感覚、脳の新しい開発!という感覚も生まれてきて、英検1級受験のだいご味という気もします。
初見のテーマについて、いきなり「意見をのべよ」、て言われましても・・・となってしまいますが、事前に簡単にでも触れていれば、ずいぶん違うものになります。この対策のアドバンテージは大きいです。
それではどのトピックについて「表」を作ればよいのかというと、「今後試験に出そうなトピック」ということになります。過去には似たようなテーマ・トピックでの出題があるようなので、気になるトピックについては作っておいたほうが良いと思います。
出題「予想」を公表しているサイトがありますので、参考にしてください。
参考サイト:【英検1級スピーキング予想問題(2023.3.1更新)】
3、ネットで各トピックをググって、各「社会問題」について知識を得た。についてですが、やはり自分の興味あることは覚えやすいし、スピーチにも自分らしさが出るのではないかと思います。
そういう意味では、自分で調べて、自分の意見をまとめる参考にする、というのは非常に有効だと思います。
私の場合は、日本の食糧自給率の問題や、労働条件の問題などに興味・関心があったので、ググってみました。
すると、自分の(漠然とした)考えに近いことが出てたり、データをもって説明・主張している方がいたりして、とても参考になりました。
また、社会問題についての「意見」」というなら各「政党」が主張・政策をもっているはずだと、ホームページをチェックしたりもしました。これはとても役に立ちました。
そのサイトや記事をコピーして、「DeepL」で英訳し、使えるところを抜き出して、ストックします。
それらを使って、スピーチの練習をします。自分の意見と同じ、もしくは近い意見なら、表現を借りること、根拠となるデータを借りることは、とても効果的で、説得力が増すと思います。
スピーチの基本は、
結論から述べて、その理由を2つくらい述べる、という基本型を押さえておけば大丈夫です。
トピック関連語句をいくつか覚えておいて、使えるようにしておくこと。
トピック関連フレーズを覚えておくと、流暢さが増して、とても効果的です。
そんなのできるのか?と思うかもしれませんが、努力すれば、完璧まではいかなくてもある程度できるようになります。それがとても重要です。
誰でも「できる前はできなかった」のです。
補足ですが、私の経験から伝えたいことを一つ。
それは、「面接試験も人間同士のコミュニケーションであり、であれば感情が影響する」ということです。
つまり、好感情をもっていれば、相手の言いたいことを好意的に理解し、言いたいことをくみ取ろうとする、ということです。
面接試験の場合、面接官があなたに好感情をもってくれれば、多少ぎこちなさや不正確なところがあっても、言いたいことを理解しようとしてくれるでしょう。その結果が「判定」に影響しないと誰が言えるでしょうか?
そもそも英語はコミュニケーションの道具なのですから、その道具の使用目的は「円滑なコミュニケーション」にほかなりません。
とするなら、その道具を円滑に使用する重要な要素としての「好感情」を効果的に使って「円滑なコミュニケーション」を実現することは、きわめて有意義なことだと言うことができます。
言葉だけではないのです、コミュニケーションは。
言葉だけではないのです、英語を使うということは。
なので、試験官と好感情をもってやり取りできる状況を最初につくることが、とても大切なのです。
そのために最初に「自己紹介」の時間が取ってあるのだと理解してください。その「自己紹介」の機会を”ICE BREAKER" として大事にするかどうかが、結果に大きくかかわってきます。
何度も何度も紹介していますが、私の英検1級二次試験突破の最大の要因は、ここだったと思います。
なので
4、自己紹介を重要ポイントと位置付けて、しっかり準備する。
を追加します。その方法は、
というものです。
1のこの本については、以前の記事で紹介したので、ここでは繰り返しませんが、とても良い本ですので、ぜひ参考になさってください。
また動画も参考になるので貼っておきます。
本の解説
まじめで感動する話
本人のスタンダップコメディ
2のDeepLには、とてもお世話になりました。
日本語でネタを考えても、それをすぐに英語にできるのなら誰も苦労はしませんよね。そこでDeepL先生のご登場です。
単文ならいろいろ候補をあげてくれるので、しっくりくる表現を選んで保存し、口慣らしに使いました。昔なら、ネイティブの先生や友人に頼んで英訳してもらったり、自分で作った英文を添削してもらったり、ということが必要だったのですが、いまやスマホやパソコンでその場ですぐに欲しい英訳が手に入ります。
わたしはスマホにアプリを入れて、使わせてもらっています。
DeepL翻訳
合格者の先輩たちのブログを読むと、「オンラインレッスン」を1か月くらい受けて、アドバイス受けながら練習するのが効果的だ、という方が多くいらっしゃいます。その通りだと思います。
実際に面接の練習ができるのなら、それは最強でしょう。自分では気が付かないミスや、不明瞭な点、修正すべきところなどを指摘してもらえたら、それはもう万全の対策といえるでしょう。
費用もそれほどかからないので、万全を期したいというかたにはおすすめです。
↓
今回はここまでです。また長くなってしまいました。
ご意見ご感想などお待ちしております。
今回も、人間が書いております(笑)
さて今回は、
「英検1級合格に必要な『スピーキング力』を習得するには?」
というテーマでお話しします。
chatGTPさんがテキトーに書いてくれた内容を、人間の私がふくらませる、というシリーズでお送りしております。
以前の記事で紹介したように、chatGTPさんは、「スピーキング力」について次のように述べました。
英検1級では、簡単な会話から複雑なディスカッションまで、様々な場面でスピーキング力を求められます。スピーキング力を向上させるためには、英会話教室やオンライン英会話などのコミュニケーション環境で、積極的に英語を話すことが有効です。
実際に「英検1級」の試験で、「スピーキング力」が試される場面は、2次試験の面接の時だけです。
そして、「簡単な会話」はその通りですが、「複雑なディスカッション」?は経験しませんでした。
「英検1級」の試験において必要な「スピーキング力」は、実はそれほどハイレベルではないのではないかな、と私は感じています。
前にも書きましたが、中学英語に毛の生えた程度の「スピーキング力」で十分通用するように思います。
ただ、注意点として押さえておくべきは、試験の「スピーキング」のテーマが、「社会性」を持っている、という点です。
つまり、社会性のあるトピック、話題について、コメントを言えたり、それに対する自分の意見や考えを述べることが求められる、ということです。
なので、英検1級で問われる「スピーキング力」とは、英語力よりもむしろ、社会性のあるテーマ・トピックについての知識や、それらに対する意見を述べる能力である、といえると思います。
例えば、「2018年の過去問」を見ても、
「先進国は世界的な難民問題に十分に取り組んでいるか?」
「賛成か反対か:現在の動植物の絶滅の主な原因は人類である」
「社会はメンタルヘルスの問題を十分真剣に受け止めているか」
「現代社会において個人の自由は危機にさらされているか」
「日本の年金制度は将来高齢者を支えることができるか」
という具合です。日本語でも意見言えますか?というレベルですよね。
実際に、2次試験会場で、あの黄色い紙を裏返したときに、この5つのトピックが並んでいたとしましょう。
あなたはどのトピックを選びますか?そしてどうスピーチを組み立てますか?
まず、日本語で答えると想定して、どう答えるか、1分間考えて、実際に2分間語ってみてください、日本語で。
相当ムズカシイですよね。
英検1級の2次試験の最初の”壁”は、ここです。
TOEICのように、最後は鉛筆転がして乗り切る、ということは通用しません。(すみません自分の経験です)
「英検1級対策」を真剣に考えるのであれば、ここをどう乗り越えるのか、よく考えなければいけませんでした。
これは正直、少しアセリました。
自分も社会人の「はしくれ」なので、上記の話題についても漠然とは知っているし、新聞も購読しているので、まったく知らないことではありません。
しかし、日頃そういったことについて、人と話し合ったりする機会はほとんどないに等しいし、ましてや自分の意見を開陳することなんて、ほぼありません。
社会問題について話し合うことがほとんどない社会が悪い!なんて嘆いているヒマはありません。
いかに「壁」を乗り越えたか?
そこで私のとった方法は、
1、「対策本」を使った。
2、「トピック」ごとに、2〜3点の意見をつけた表を作成した。
3、ネットで各トピックをググって、各「社会問題」について知識を得た。
大まかにいうと、そんな感じです。
1、「対策本」としては、
- 『英検1級 英作文問題 完全制覇』
- 『英検1級 ライティング大特訓』
- 『速読速聴・英単語 Opinion 1100』
- 『USA TODAY 発言する英語』
を主に使いました。
特に気に入ったのは、『速読速聴・英単語 Opinion 1100』でした。ほかに比べて、掘り下げが深いので、それぞれのトピックについて、より深く理解ができ、その結果、英語表現にも深みがでるように感じました。
上2つ『英検1級 英作文問題 完全制覇』『英検1級 ライティング大特訓』については、各トピックについての関連語句がまとめられており、また「意見」のサンプルも充実しているので「便利」だと思います。
でも、これだけでは、いかにも表面的な、とって付けたような感じになりかねない気もします。
「英語表現力が問われているのだから、ボキャブラリーやフレーズの運用能力さえ示せればよし」という考え方もあるでしょう。「対策」としてはそれが正解かもしれません。しかし。。。
先に進みましょう。
『USA TODAY 発言する英語』は、とても面白い本です。実際の新聞の投書欄での意見表明の例を集めたものなので、リアルな表現、考え方が知れて、とても参考になりました。
YESかNOかで割り切れないような、微妙な表現などもあって、まさに「ネイティブな表現」に触れることができる本だと思います。
対策本をやり込むのは、時間的にしんどいかもしれません。なので
2、「トピック」ごとに、2〜3点の意見をつけた表を作成した。
これは、ネットで他の先輩合格者のブログをみてマネさせていただきました。
自分の使ったものは捨てちゃったのでお見せできないのですが、試験会場にも持っていきました。
内容は、
「トピック」「YES / NO」「意見1」「意見2」 という感じです。3つもいりません。
なお「トピック」の部分については、日英両方で表示しておいたほうが使いやすいと思います。
はじめは頭がクラクラする感じのヘビーな課題のように感じますが、コツコツと進めていくと、知識も広がり、「意見」を持つ、という感覚、脳の新しい開発!という感覚も生まれてきて、英検1級受験のだいご味という気もします。
初見のテーマについて、いきなり「意見をのべよ」、て言われましても・・・となってしまいますが、事前に簡単にでも触れていれば、ずいぶん違うものになります。この対策のアドバンテージは大きいです。
それではどのトピックについて「表」を作ればよいのかというと、「今後試験に出そうなトピック」ということになります。過去には似たようなテーマ・トピックでの出題があるようなので、気になるトピックについては作っておいたほうが良いと思います。
出題「予想」を公表しているサイトがありますので、参考にしてください。
参考サイト:【英検1級スピーキング予想問題(2023.3.1更新)】
3、ネットで各トピックをググって、各「社会問題」について知識を得た。についてですが、やはり自分の興味あることは覚えやすいし、スピーチにも自分らしさが出るのではないかと思います。
そういう意味では、自分で調べて、自分の意見をまとめる参考にする、というのは非常に有効だと思います。
私の場合は、日本の食糧自給率の問題や、労働条件の問題などに興味・関心があったので、ググってみました。
すると、自分の(漠然とした)考えに近いことが出てたり、データをもって説明・主張している方がいたりして、とても参考になりました。
また、社会問題についての「意見」」というなら各「政党」が主張・政策をもっているはずだと、ホームページをチェックしたりもしました。これはとても役に立ちました。
そのサイトや記事をコピーして、「DeepL」で英訳し、使えるところを抜き出して、ストックします。
それらを使って、スピーチの練習をします。自分の意見と同じ、もしくは近い意見なら、表現を借りること、根拠となるデータを借りることは、とても効果的で、説得力が増すと思います。
スピーチの基本は、
結論から述べて、その理由を2つくらい述べる、という基本型を押さえておけば大丈夫です。
トピック関連語句をいくつか覚えておいて、使えるようにしておくこと。
トピック関連フレーズを覚えておくと、流暢さが増して、とても効果的です。
そんなのできるのか?と思うかもしれませんが、努力すれば、完璧まではいかなくてもある程度できるようになります。それがとても重要です。
誰でも「できる前はできなかった」のです。
補足ですが、私の経験から伝えたいことを一つ。
それは、「面接試験も人間同士のコミュニケーションであり、であれば感情が影響する」ということです。
つまり、好感情をもっていれば、相手の言いたいことを好意的に理解し、言いたいことをくみ取ろうとする、ということです。
面接試験の場合、面接官があなたに好感情をもってくれれば、多少ぎこちなさや不正確なところがあっても、言いたいことを理解しようとしてくれるでしょう。その結果が「判定」に影響しないと誰が言えるでしょうか?
そもそも英語はコミュニケーションの道具なのですから、その道具の使用目的は「円滑なコミュニケーション」にほかなりません。
とするなら、その道具を円滑に使用する重要な要素としての「好感情」を効果的に使って「円滑なコミュニケーション」を実現することは、きわめて有意義なことだと言うことができます。
言葉だけではないのです、コミュニケーションは。
言葉だけではないのです、英語を使うということは。
なので、試験官と好感情をもってやり取りできる状況を最初につくることが、とても大切なのです。
そのために最初に「自己紹介」の時間が取ってあるのだと理解してください。その「自己紹介」の機会を”ICE BREAKER" として大事にするかどうかが、結果に大きくかかわってきます。
何度も何度も紹介していますが、私の英検1級二次試験突破の最大の要因は、ここだったと思います。
なので
4、自己紹介を重要ポイントと位置付けて、しっかり準備する。
を追加します。その方法は、
- 『英語は最初の10秒! 一瞬で心をつかみ、10分会話が続く「つかみイングリッシュ」』で学んだ方法を自分に当てはめて「自己紹介ネタ」を作り込んだ。
- DeepLを使って、英文の自己紹介文を作った。
というものです。
1のこの本については、以前の記事で紹介したので、ここでは繰り返しませんが、とても良い本ですので、ぜひ参考になさってください。
また動画も参考になるので貼っておきます。
本の解説
まじめで感動する話
本人のスタンダップコメディ
2のDeepLには、とてもお世話になりました。
日本語でネタを考えても、それをすぐに英語にできるのなら誰も苦労はしませんよね。そこでDeepL先生のご登場です。
単文ならいろいろ候補をあげてくれるので、しっくりくる表現を選んで保存し、口慣らしに使いました。昔なら、ネイティブの先生や友人に頼んで英訳してもらったり、自分で作った英文を添削してもらったり、ということが必要だったのですが、いまやスマホやパソコンでその場ですぐに欲しい英訳が手に入ります。
わたしはスマホにアプリを入れて、使わせてもらっています。
DeepL翻訳
合格者の先輩たちのブログを読むと、「オンラインレッスン」を1か月くらい受けて、アドバイス受けながら練習するのが効果的だ、という方が多くいらっしゃいます。その通りだと思います。
実際に面接の練習ができるのなら、それは最強でしょう。自分では気が付かないミスや、不明瞭な点、修正すべきところなどを指摘してもらえたら、それはもう万全の対策といえるでしょう。
費用もそれほどかからないので、万全を期したいというかたにはおすすめです。
↓
今回はここまでです。また長くなってしまいました。
ご意見ご感想などお待ちしております。
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2023年03月14日
AI・chatGTPの書いてくれた記事の補足シリーズその2:英検1級に必要な「リスニング力」のつけ方
Hi there!
今回は、前回に引き続き、chatGTPの書いた「英検1級に必要な英語力の基礎」の記事を、人間である私が膨らませる内容です。
chatGTPが教えてくれたのは、次の内容でした。
「英検1級では、高速で話される英語に対応することが必要です。リスニング力を向上させるためには、映画やテレビ番組、英語ラジオ、英語学習アプリなどを活用することが有効です。」
これだけかい!(きっと、こちらからの質問の仕方が不十分だったのでしょう。)
まずは人間らしく、私の経験からお話しします。
私がリスニング力を向上させるために取り組んだこと。
ここでも繰り返しますが、英語習得の基本は、「慣れること」です。
なので、「リスニングの機会を多く持つ」ことが有効です。
CDやMP3など、いまではたくさんリスニングのメディアがありますね。しかし、短時間で効果的効率的に「リスニング力」を向上させようとするなら、ここで戦略的に取り組む必要があります。
いろいろ考え方はあると思いますが、私は次の考え方に沿って取り組みました。
1、「習うより慣れよ」、ではなく「習って慣れよ」
2、段階を踏め
1について言うと、やみくもにリスニングするのではなく、まず理屈や基礎を学んでから、大量のリスニングに取り組んだほうが効果的だということです。
リスニング力向上のトレーニングとして、よく「ディクテーション」とか、「シャドウイング」とかが推奨されています。たしかに効果はあると思います。
しかし、その前にやるべきことがあります。
それは、一つは「フォニックス」であり、もう一つは「発音記号」であり、そして「英語喉」です。これらが私の思う「基礎」です。
「リスニング力向上のための基礎3課題」
1、フォニックス
2、発音記号
3、英語喉
これらはどれも別に章立てて説明すべきほど重要なものですが、ここではかいつまんで説明します。
1、フォニックスとは、発音とアルファベット文字との関係性を学ぶ音声学習法のことです。英語圏の子供たちはこれを最初に教わるそうです。
これを学ぶと、知らない単語でも、読み方がわかる、耳で聞いただけでスペリングがわかる、ので便利です。
参考サイト:https://youtu.be/oH6IA8gLEms ←おすすめ!
ここ(フォニックス)を通ってからリスニングやスピーキング練習をすると、ウソのように質が向上しますよ。
2、発音記号は英語習得にとても便利です。なんせ記号をみれば「発音」がイメージできるのですから。ほとんどの場合「音声」不要で発音がわかるのは、素晴らしいアドバンテージですね。
森鴎外が『舞姫』のなかで、ドイツに留学した時に彼が話すドイツ語を現地の人に褒められた、と書いていますが、きっと彼の使っていた辞書に「発音記号」的なものがあったのだろうと想像します。
発音記号を学ぶ時の注意点として私が特にお勧めしたいのは、「舌の位置を横から図解したものを使う」ということです。これは、発音記号と音声だけの場合よりも、ずいぶん理解が深まります。
とても良いものを無料配布されているサイトがありますので、紹介しておきます。
http://mymeet-up.com/hatsuon/
3、「英語喉」は、知る人ぞ知る、英語発声メソッドです。これは、私にとっては「英語発音」の概念を根本的に変えてくれたメソッド、考え方でした。
上記の2点(フォニックス、発音記号)を学んでも、なぜかもう一つ「英語らしく」響かない、という場合があります。
わたしがかつて驚いたのは、ネット上で「英語発音指導士」の有資格者の方が、英文を読んでおられたのを聞いたときのことでした。
その人は、確かに流暢ではありましたが、英語喉を知った後では、いかにも日本人的な口発音の英語に聞こえたのでした。違和感があったということです。
ただ、念のために申し添えると、「発音・発声」を学ぶ目的は、リスニング能力の効果的な向上のためであり、またコミュニケーションの障害除去のためである、ということです。
単に「ネイティブ発音」を猿真似することが目的ではありません(私の場合)。
参考:『イデオロギーとしての英会話』
英語の発音、発声の原理原則を理解しておくことが、リスニングを容易にする、と信じるからです。
ただ、『英語喉』のテキストには、少しわかりにくい表現や、独特の記号が使われているように私には感じます。「げっぷポップ」「アクビポップ」「ブルブル凧」とか、いまだに理解できずにいます(笑)
しかし、全体としては貴重な情報が多く、英語習得の必読書の一つだと思います。
またこの本には『機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート』という姉妹書があって、「シラブル」について理解を深めるのに役立つ内容になっています。
私が学校で英語を学んだ時には「シラブル」なんて聞いたことない言葉でしたが、これも英語習得上は必修ですね。
「英語喉」についてはネットで著者本人による動画シリーズが公開されています。いい声でレクチャーしてくれるので、おすすめです。
一つ目:英語の聞き取りがクリアになる練習法 英語喉流
二つ目:英語喉レッスン動画
ここまでを「基礎」として押さえたうえで、リスニングの実践練習をします。実際には、練習をしながら基礎を学ぶという風になるかもしれませんね。それでももちろんOKです。
それで実際に「英検1級」試験対策なのですが、
毎日コツコツ英語を聞く
ことが大切です。そして、いきなりハイスピードのものを聞くのではなく、段階的に進むことが良いと思います。
そこで私が選んだのは、「VOA LEARNING ENGLISH」でした。
ニュースやレクチャーが、学習者向けのスピードで読み上げられ、記事もあるのでリーディングとリスニングとが同時に学べます。しかも、最新ニュースなので英検1級のライティングやスピーチ対策にも使えます!
わたしはスマホに「アプリ」をダウンロードして使っていました。
VOA LEARNING ENGLISH
そしてこちらは学習者向けpodcastです。
LEARN AMERICAN ENGLISH PODCAST
これらを毎日(毎朝)ちょっとずつ聞いて、コメントを残したりして楽しんで、そして休日にはまとまった時間を確保して、「過去問」に取り組む、というルーティンでした。
「過去問」に取り組むメリットはたくさんあります。
1、リスニング練習になる
2、英検独特の問題形式に慣れることができる
3、ナレーターが同じ人なので、馴染みになって落ち着く
試験というものは、実力だけではなく、その試験の特性を知り、それに慣れることも大切です。
過去問にチャレンジしていると、ナレーターをしている人たちがほぼ変わらず同じ人たちだと気づきます。
あの声のおっちゃん、おばちゃんに親しみを覚えるようになります。
そして、実際の試験会場で緊張の試験を受けるとき、聞こえてきたのがあの馴染みあるおっちゃんおばちゃんのあの声!
緊張も適度にほぐれ、リラックスして試験に臨める、というわけです。
余談ですが、私が2回目に自信をもってリスニングの試験を受けたとき、結果はひどいものでした。
その原因の一つは、試験会場の「ラジカセ」の音質のひどさでした。(以下、愚痴が混じります)
テストの時は、ちょっと聞き取りにくいところもあるかなあ、という感じだったのですが、実際に試験が始まってみると、低音部分が響きすぎて、さらに音が大きいためにワンワンという感じになり、はっきり聞き取れませんでした。思わず周りの人の反応を見まわしたくらいです。(誰とも目は合いませんでしたが。)
言葉を大きな音で鳴らす場合は、低音を響かせ過ぎず、むしろ高音域部分を強調するくらいでちょうどよいと思います。
英検試験関係者には、ぜひ考慮していただきたいところです。
もし会場で音質テストの時に気になったら、ガマンせずに、「低音域を絞って、高音域をあげてください!」とリクエストしたほうが良いと思います。あるいは、試験開始までの待ち時間の間に試験監督官の方に声をかけて、上記の説明をして調整をお願いするのも良いかもしれません。結果を左右することなので。
で、最後にまた、技術的なことなのですが、リスニング試験もまた、
先に設問を読んで、何が問われるのか推測しておく
ことが決定的に重要なポイントになります。
これは前回にもお話しましたが、脳の「RAS」機能にかかわることです。
つまり、質問をもって本を読むと、答えが見つかりやすい、ということです。
普段は見過ごしているポストも、「赤いもの」を意識して歩いていると目に入り気が付く、というあれです。
なので、試験の時は、時間配分をしっかり決めて臨み、リスニングテスト開始までに時間を確保して、リスニングパートの各設問、選択肢の内容をできるだけ把握しておくことが重要です。
今回は随分長くなってしまいました。最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。
次回は「スピーキング力」についてお届けする予定です。
ではでは。
P.S. ご意見・ご感想お待ちしております。
今回は、前回に引き続き、chatGTPの書いた「英検1級に必要な英語力の基礎」の記事を、人間である私が膨らませる内容です。
今回は「リスニング力」についてです。
chatGTPが教えてくれたのは、次の内容でした。
「英検1級では、高速で話される英語に対応することが必要です。リスニング力を向上させるためには、映画やテレビ番組、英語ラジオ、英語学習アプリなどを活用することが有効です。」
これだけかい!(きっと、こちらからの質問の仕方が不十分だったのでしょう。)
まずは人間らしく、私の経験からお話しします。
私がリスニング力を向上させるために取り組んだこと。
- 「VOA LEARNING ENGLISH」 を毎日聞いた。
- 「英語喉」をやってみた
- 「過去問」を実際に聞いて解いてみた
ここでも繰り返しますが、英語習得の基本は、「慣れること」です。
なので、「リスニングの機会を多く持つ」ことが有効です。
CDやMP3など、いまではたくさんリスニングのメディアがありますね。しかし、短時間で効果的効率的に「リスニング力」を向上させようとするなら、ここで戦略的に取り組む必要があります。
いろいろ考え方はあると思いますが、私は次の考え方に沿って取り組みました。
1、「習うより慣れよ」、ではなく「習って慣れよ」
2、段階を踏め
1について言うと、やみくもにリスニングするのではなく、まず理屈や基礎を学んでから、大量のリスニングに取り組んだほうが効果的だということです。
リスニング力向上のトレーニングとして、よく「ディクテーション」とか、「シャドウイング」とかが推奨されています。たしかに効果はあると思います。
しかし、その前にやるべきことがあります。
それは、一つは「フォニックス」であり、もう一つは「発音記号」であり、そして「英語喉」です。これらが私の思う「基礎」です。
「リスニング力向上のための基礎3課題」
1、フォニックス
2、発音記号
3、英語喉
これらはどれも別に章立てて説明すべきほど重要なものですが、ここではかいつまんで説明します。
1、フォニックスとは、発音とアルファベット文字との関係性を学ぶ音声学習法のことです。英語圏の子供たちはこれを最初に教わるそうです。
これを学ぶと、知らない単語でも、読み方がわかる、耳で聞いただけでスペリングがわかる、ので便利です。
参考サイト:https://youtu.be/oH6IA8gLEms ←おすすめ!
ここ(フォニックス)を通ってからリスニングやスピーキング練習をすると、ウソのように質が向上しますよ。
2、発音記号は英語習得にとても便利です。なんせ記号をみれば「発音」がイメージできるのですから。ほとんどの場合「音声」不要で発音がわかるのは、素晴らしいアドバンテージですね。
森鴎外が『舞姫』のなかで、ドイツに留学した時に彼が話すドイツ語を現地の人に褒められた、と書いていますが、きっと彼の使っていた辞書に「発音記号」的なものがあったのだろうと想像します。
発音記号を学ぶ時の注意点として私が特にお勧めしたいのは、「舌の位置を横から図解したものを使う」ということです。これは、発音記号と音声だけの場合よりも、ずいぶん理解が深まります。
とても良いものを無料配布されているサイトがありますので、紹介しておきます。
http://mymeet-up.com/hatsuon/
3、「英語喉」は、知る人ぞ知る、英語発声メソッドです。これは、私にとっては「英語発音」の概念を根本的に変えてくれたメソッド、考え方でした。
上記の2点(フォニックス、発音記号)を学んでも、なぜかもう一つ「英語らしく」響かない、という場合があります。
わたしがかつて驚いたのは、ネット上で「英語発音指導士」の有資格者の方が、英文を読んでおられたのを聞いたときのことでした。
その人は、確かに流暢ではありましたが、英語喉を知った後では、いかにも日本人的な口発音の英語に聞こえたのでした。違和感があったということです。
ただ、念のために申し添えると、「発音・発声」を学ぶ目的は、リスニング能力の効果的な向上のためであり、またコミュニケーションの障害除去のためである、ということです。
単に「ネイティブ発音」を猿真似することが目的ではありません(私の場合)。
参考:『イデオロギーとしての英会話』
英語の発音、発声の原理原則を理解しておくことが、リスニングを容易にする、と信じるからです。
ただ、『英語喉』のテキストには、少しわかりにくい表現や、独特の記号が使われているように私には感じます。「げっぷポップ」「アクビポップ」「ブルブル凧」とか、いまだに理解できずにいます(笑)
しかし、全体としては貴重な情報が多く、英語習得の必読書の一つだと思います。
またこの本には『機関銃英語が聴き取れる!-リスニングの鍵はシラブルとビート』という姉妹書があって、「シラブル」について理解を深めるのに役立つ内容になっています。
私が学校で英語を学んだ時には「シラブル」なんて聞いたことない言葉でしたが、これも英語習得上は必修ですね。
「英語喉」についてはネットで著者本人による動画シリーズが公開されています。いい声でレクチャーしてくれるので、おすすめです。
一つ目:英語の聞き取りがクリアになる練習法 英語喉流
二つ目:英語喉レッスン動画
ここまでを「基礎」として押さえたうえで、リスニングの実践練習をします。実際には、練習をしながら基礎を学ぶという風になるかもしれませんね。それでももちろんOKです。
英語習得はスポーツと同じなので、毎日やったほうが良いに決まってる
それで実際に「英検1級」試験対策なのですが、
毎日コツコツ英語を聞く
ことが大切です。そして、いきなりハイスピードのものを聞くのではなく、段階的に進むことが良いと思います。
そこで私が選んだのは、「VOA LEARNING ENGLISH」でした。
ニュースやレクチャーが、学習者向けのスピードで読み上げられ、記事もあるのでリーディングとリスニングとが同時に学べます。しかも、最新ニュースなので英検1級のライティングやスピーチ対策にも使えます!
わたしはスマホに「アプリ」をダウンロードして使っていました。
VOA LEARNING ENGLISH
そしてこちらは学習者向けpodcastです。
LEARN AMERICAN ENGLISH PODCAST
これらを毎日(毎朝)ちょっとずつ聞いて、コメントを残したりして楽しんで、そして休日にはまとまった時間を確保して、「過去問」に取り組む、というルーティンでした。
「過去問」に取り組むメリットはたくさんあります。
1、リスニング練習になる
2、英検独特の問題形式に慣れることができる
3、ナレーターが同じ人なので、馴染みになって落ち着く
試験というものは、実力だけではなく、その試験の特性を知り、それに慣れることも大切です。
過去問にチャレンジしていると、ナレーターをしている人たちがほぼ変わらず同じ人たちだと気づきます。
あの声のおっちゃん、おばちゃんに親しみを覚えるようになります。
そして、実際の試験会場で緊張の試験を受けるとき、聞こえてきたのがあの馴染みあるおっちゃんおばちゃんのあの声!
緊張も適度にほぐれ、リラックスして試験に臨める、というわけです。
余談ですが、私が2回目に自信をもってリスニングの試験を受けたとき、結果はひどいものでした。
その原因の一つは、試験会場の「ラジカセ」の音質のひどさでした。(以下、愚痴が混じります)
テストの時は、ちょっと聞き取りにくいところもあるかなあ、という感じだったのですが、実際に試験が始まってみると、低音部分が響きすぎて、さらに音が大きいためにワンワンという感じになり、はっきり聞き取れませんでした。思わず周りの人の反応を見まわしたくらいです。(誰とも目は合いませんでしたが。)
言葉を大きな音で鳴らす場合は、低音を響かせ過ぎず、むしろ高音域部分を強調するくらいでちょうどよいと思います。
英検試験関係者には、ぜひ考慮していただきたいところです。
もし会場で音質テストの時に気になったら、ガマンせずに、「低音域を絞って、高音域をあげてください!」とリクエストしたほうが良いと思います。あるいは、試験開始までの待ち時間の間に試験監督官の方に声をかけて、上記の説明をして調整をお願いするのも良いかもしれません。結果を左右することなので。
で、最後にまた、技術的なことなのですが、リスニング試験もまた、
先に設問を読んで、何が問われるのか推測しておく
ことが決定的に重要なポイントになります。
これは前回にもお話しましたが、脳の「RAS」機能にかかわることです。
つまり、質問をもって本を読むと、答えが見つかりやすい、ということです。
普段は見過ごしているポストも、「赤いもの」を意識して歩いていると目に入り気が付く、というあれです。
なので、試験の時は、時間配分をしっかり決めて臨み、リスニングテスト開始までに時間を確保して、リスニングパートの各設問、選択肢の内容をできるだけ把握しておくことが重要です。
今回は随分長くなってしまいました。最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。
次回は「スピーキング力」についてお届けする予定です。
ではでは。
P.S. ご意見・ご感想お待ちしております。