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2024年12月18日
英語が得意になったきっかけの話
Hi there! This is Kurosan!
Really long time no see, I am so sorry.
ずいぶんと本当にご無沙汰してすみませんでした。
インスタを始めたりして、道に迷っていたんです。
さて、今回は、あらためて
私が英語が得意になったいきさつ
をお話します。
英語を学校で学び始めるのは中学校ですが、私は母が買ったくれた英語の絵本、『Are You My Mother?』をもっと小さい頃から眺めていました。
母が読んでくれた「アーユーマイマザ~?」という音だけを頼りにページをめくって絵を楽しんでいた記憶があります。その絵本は、ひたすら”Are You My Mother?”が繰り返されるという内容でした。
つまり、幼少期に「英語に触れた」経験があったのです。
話はここからです笑
中学校で英語という科目が始まった時、私は「英語知ってるもんね~」という気になっていたのです!
絵本を「見てた」だけなのにですよ!
で、知ってるんだからあらためて「勉強」なんかする必要はない、と、思って1学期を過ごしました。
で、テストの成績はボロボロでした。
「日本人なんやし、英語できんでもええやろ」みたいな理屈を考えてもいました。開き直りです。
私は気にしていませんでしたが、母が驚いて、まずドリルを買ってきてくれました。
何枚かやってみましたが、続きませんでした。
そこで母は、評判の良い塾を探してきて、私にそこに行ってみなさいと言うので、入塾試験を受けました。
そこが名門「芦田英塾」でした。私は上から2番目のクラスに入ることになりました。(クラスは2クラスだけでしたが笑)
芦田先生は、真の教育者で、篤志家でした。生徒のために卓球台を用意してくれたり、ギターを貸し出したらしてくれました。
その塾のメソッドが「マイベン」だったのです。
※マイベン: 「毎日勉強」、つまり、基本フレーズと英単語を毎日一定量を想起して、できなかったフレーズや単語をノートに10回書く、というトレーニング法。
とりあえず、先生の教えに従って、「マイベン」をやってみましたが、3歩歩けば忘れるニワトリのように、3日目にはやるのを忘れていました。
それでも、塾がある日の前に思い出して、泥縄式に駆け込みでやったりしていたのですが、それでも英語ができるようになってきたのです。
で、中学校1年生の何回目かの英語のテストで、それまでに取ったことのない高得点を取ることができました。
そのテストの返却の時、1人ずつ名前を呼ばれてテストを先生から返してもらうのですが、私の名前を呼んだ先生は、怪訝な顔をして、私の顔とテスト用紙とを何度も見比べて返してくれませんでした。
で、観念したかのように
「がんばったのか??」
と、しばし沈黙。
他の生徒たちがその様子を興味深そうに見守っていました。
そして、ジロリと私を見て、
「できすぎや」
と言いながら返してくれました。
テスト用紙を返された私がいかにも嬉しそうな顔をしていたからか、クラスに笑いが起こる中、少し誇らしく、そして「先生は疑ってるな」と思いながら、自分の席に戻ったことを覚えています。
マイベンのおかげでした。
中学英語の基本例文をまずは覚えること、間違えたら10回ノートに書くこと、単語も同じように間違えたら10回ノートに書くことで覚えること、これがマイベンの眼目でした。
基本文例も英単語も、5日で1周するペースでした。3周から4周くらいでほぼ覚えたような気がします(定かではありません笑)。
で、すぐ調子に乗る悪いクセが出て、マイベンを真面目にやらなくなりました。新しい例文や単語がでてきても、例文帳(チビッコノート)や単語帳に追加しないで放置したのです。
すると、塾でのテストの成績が落ちていきました。芦田先生はそんな私に、
「マイベンちゃんとやってるのか?マイベンのノート持ってきなさい」と厳しい顔で命じられました。
塾のその時のクラスでは授業終了後、帰る時に先生にマイベンノートを見せて、先生のサインを最終ページにもらうことになっていました。
私は見せずにこっそり帰るようになっていたのです。
先生のサインを最後にもらって以来、マイベンをサボっていた私には、先生に見せられるノートなんかあるはずもなく、詰んだ状態でした。
ああ、なんということをしてしまったのでしょう、神様お許しください、私は先生をだましてしまいました。
なんと私は、過去のマイベンノートから、先生のサインがあるページだけを何枚か破り取って、まるでまだ見せていないマイベン記録のように偽って先生に提出したのです!
ノートを渡した時先生は、
「おぉ、持ってきたか!」と笑顔で受け取られました。サインをするために最終ページを求めてノートをめくるうちに先生の顔が曇っていくのがわかりました。
先生は、
「しっかりやれよ、な」と私に念を押しながら、なんと全ページにサインをされたのです!
本来なら「最終ページ」だけのはずなのに。
先生は、私の不正を見破っておられたのでしょう。しかし何も言わずに、次回も同じ不正を私がしないように、全ページにいちいちサインをされたのでした。泣
今思い出しても胸が痛みます。
それ以来、私も真面目にマイベンに取り組むようになり、おかげで英語の成績も安定するようになりました。
そして一番上のクラスに上がることを許されました(2クラスのうちの、です)。
そこではさらに英語を積極的に学ぶようになり、熟語への興味や疑問がどんどん湧いてくるようになりました。
それを先生に質問しにいくことも増え、中学校の英語に飽き足らず、高校生向けの参考書を買ったりしてどんどん進んでいきました。
ある日、塾のない日に先生の家に卓球をしに行った時のこと、先生から分厚く重いプレゼントを手渡されました。開けてみると、なんと『クラウン英語熟語辞典』でした!泣
マイベンのおかげで英語の感覚がしっかり身についていた私は、大手進学塾の模擬テストを受けても高得点を安定して取ることができるようになっていました。
先生からの信頼は私のエネルギーになったと思います。
中1の時、英語劣等生だった私は、卒業する時には英語大得意となっていたのです。
マイベンは偉大なり!と思います。
Really long time no see, I am so sorry.
ずいぶんと本当にご無沙汰してすみませんでした。
インスタを始めたりして、道に迷っていたんです。
さて、今回は、あらためて
私が英語が得意になったいきさつ
をお話します。
英語を学校で学び始めるのは中学校ですが、私は母が買ったくれた英語の絵本、『Are You My Mother?』をもっと小さい頃から眺めていました。
母が読んでくれた「アーユーマイマザ~?」という音だけを頼りにページをめくって絵を楽しんでいた記憶があります。その絵本は、ひたすら”Are You My Mother?”が繰り返されるという内容でした。
つまり、幼少期に「英語に触れた」経験があったのです。
話はここからです笑
中学校で英語という科目が始まった時、私は「英語知ってるもんね~」という気になっていたのです!
絵本を「見てた」だけなのにですよ!
で、知ってるんだからあらためて「勉強」なんかする必要はない、と、思って1学期を過ごしました。
で、テストの成績はボロボロでした。
「日本人なんやし、英語できんでもええやろ」みたいな理屈を考えてもいました。開き直りです。
私は気にしていませんでしたが、母が驚いて、まずドリルを買ってきてくれました。
何枚かやってみましたが、続きませんでした。
そこで母は、評判の良い塾を探してきて、私にそこに行ってみなさいと言うので、入塾試験を受けました。
そこが名門「芦田英塾」でした。私は上から2番目のクラスに入ることになりました。(クラスは2クラスだけでしたが笑)
芦田先生は、真の教育者で、篤志家でした。生徒のために卓球台を用意してくれたり、ギターを貸し出したらしてくれました。
その塾のメソッドが「マイベン」だったのです。
※マイベン: 「毎日勉強」、つまり、基本フレーズと英単語を毎日一定量を想起して、できなかったフレーズや単語をノートに10回書く、というトレーニング法。
とりあえず、先生の教えに従って、「マイベン」をやってみましたが、3歩歩けば忘れるニワトリのように、3日目にはやるのを忘れていました。
それでも、塾がある日の前に思い出して、泥縄式に駆け込みでやったりしていたのですが、それでも英語ができるようになってきたのです。
で、中学校1年生の何回目かの英語のテストで、それまでに取ったことのない高得点を取ることができました。
そのテストの返却の時、1人ずつ名前を呼ばれてテストを先生から返してもらうのですが、私の名前を呼んだ先生は、怪訝な顔をして、私の顔とテスト用紙とを何度も見比べて返してくれませんでした。
で、観念したかのように
「がんばったのか??」
と、しばし沈黙。
他の生徒たちがその様子を興味深そうに見守っていました。
そして、ジロリと私を見て、
「できすぎや」
と言いながら返してくれました。
テスト用紙を返された私がいかにも嬉しそうな顔をしていたからか、クラスに笑いが起こる中、少し誇らしく、そして「先生は疑ってるな」と思いながら、自分の席に戻ったことを覚えています。
マイベンのおかげでした。
中学英語の基本例文をまずは覚えること、間違えたら10回ノートに書くこと、単語も同じように間違えたら10回ノートに書くことで覚えること、これがマイベンの眼目でした。
基本文例も英単語も、5日で1周するペースでした。3周から4周くらいでほぼ覚えたような気がします(定かではありません笑)。
で、すぐ調子に乗る悪いクセが出て、マイベンを真面目にやらなくなりました。新しい例文や単語がでてきても、例文帳(チビッコノート)や単語帳に追加しないで放置したのです。
すると、塾でのテストの成績が落ちていきました。芦田先生はそんな私に、
「マイベンちゃんとやってるのか?マイベンのノート持ってきなさい」と厳しい顔で命じられました。
塾のその時のクラスでは授業終了後、帰る時に先生にマイベンノートを見せて、先生のサインを最終ページにもらうことになっていました。
私は見せずにこっそり帰るようになっていたのです。
先生のサインを最後にもらって以来、マイベンをサボっていた私には、先生に見せられるノートなんかあるはずもなく、詰んだ状態でした。
ああ、なんということをしてしまったのでしょう、神様お許しください、私は先生をだましてしまいました。
なんと私は、過去のマイベンノートから、先生のサインがあるページだけを何枚か破り取って、まるでまだ見せていないマイベン記録のように偽って先生に提出したのです!
ノートを渡した時先生は、
「おぉ、持ってきたか!」と笑顔で受け取られました。サインをするために最終ページを求めてノートをめくるうちに先生の顔が曇っていくのがわかりました。
先生は、
「しっかりやれよ、な」と私に念を押しながら、なんと全ページにサインをされたのです!
本来なら「最終ページ」だけのはずなのに。
先生は、私の不正を見破っておられたのでしょう。しかし何も言わずに、次回も同じ不正を私がしないように、全ページにいちいちサインをされたのでした。泣
今思い出しても胸が痛みます。
それ以来、私も真面目にマイベンに取り組むようになり、おかげで英語の成績も安定するようになりました。
そして一番上のクラスに上がることを許されました(2クラスのうちの、です)。
そこではさらに英語を積極的に学ぶようになり、熟語への興味や疑問がどんどん湧いてくるようになりました。
それを先生に質問しにいくことも増え、中学校の英語に飽き足らず、高校生向けの参考書を買ったりしてどんどん進んでいきました。
ある日、塾のない日に先生の家に卓球をしに行った時のこと、先生から分厚く重いプレゼントを手渡されました。開けてみると、なんと『クラウン英語熟語辞典』でした!泣
マイベンのおかげで英語の感覚がしっかり身についていた私は、大手進学塾の模擬テストを受けても高得点を安定して取ることができるようになっていました。
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2023年10月08日
英語習得のモチベーション維持につかえるテクニック
ただいま引っ越し中です。
よろしくお願いします。
こちらに引っ越し中です。
https://kurosankouji.com/motivation-to-learn-english/
バタバタしておりますが、ぜひお立ち寄りください。
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