2008年07月14日
こんどはお前の番だからな
怖い話の本をお探しなら
オンライン書店ビーケーワン
父が末期の胃がんで入院していたときの話。
この頃の父には何かが見えていたようで
病院の中を散歩しているときある場所にくると
「ここから先は嫌だ。あそこに二人待ってる」
とか
「(病院の隣にある学校の)校庭でこちらを窺ってる」
とか言うようになっていました。
そんな父を母は泊りがけで看病していましたが、
私が代わりに一晩泊まることになったときのこと。
夜中、寝ている父が突然左手を挙げたので
どうしたのだろうと、その手を掴むと
父が目を覚まして
「面白いよな。(手を)引っ張られるんだよ」
そんな父に言われたひと言。
夜の巡回で看護師さんが来たとき
それまで寝ていた父が、ふと目を覚まし
「こんどはお前の番だからな。
(看護師さんを指して)この人によろしく言っとけよ〓」
それから、間もなくして父は亡くなりました。
という訳でこんどは私の番だそうです。
(と言いつつ、あれからもう10年以上経ち、
無事に十三回忌も済ませましたが・・・)
怪談といえば稲川淳二さんということで・・・
2008年7月25日発売予定だそうです。
稲川淳二 解明・恐怖の現場 VOL.2
オンライン書店ビーケーワン
父が末期の胃がんで入院していたときの話。
この頃の父には何かが見えていたようで
病院の中を散歩しているときある場所にくると
「ここから先は嫌だ。あそこに二人待ってる」
とか
「(病院の隣にある学校の)校庭でこちらを窺ってる」
とか言うようになっていました。
そんな父を母は泊りがけで看病していましたが、
私が代わりに一晩泊まることになったときのこと。
夜中、寝ている父が突然左手を挙げたので
どうしたのだろうと、その手を掴むと
父が目を覚まして
「面白いよな。(手を)引っ張られるんだよ」
そんな父に言われたひと言。
夜の巡回で看護師さんが来たとき
それまで寝ていた父が、ふと目を覚まし
「こんどはお前の番だからな。
(看護師さんを指して)この人によろしく言っとけよ〓」
それから、間もなくして父は亡くなりました。
という訳でこんどは私の番だそうです。
(と言いつつ、あれからもう10年以上経ち、
無事に十三回忌も済ませましたが・・・)
怪談といえば稲川淳二さんということで・・・
2008年7月25日発売予定だそうです。
稲川淳二 解明・恐怖の現場 VOL.2
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