くり子です。
今日は久しぶりに読み終えた本のご紹介。
宮部みゆき氏の『理由』です。
価格:1,944円 |
内容としては、推理小説?社会派小説?
フィクションだそうですが、ノンフィクションのようなテイスト。
くり子には、ちょっとジャンルが分からない。
荒川のタワーマンションで起きた
「一家四人殺し」と思われる事件の謎と真相にまつわる話。
事件の関係者へのインタビューを元に
ドキュメンタリー形式で書き進められていて、
同じ家族の一つの事象でも
子どもにインタビューしたものと
父親にインタビューしたものと
母親にインタビューしたもの。
全く感じ方、受け取り方が違って驚く。
家族でも、いや家族だからこそ
コミュニケーションをしっかりとらなければ
すれちがってしまうのだなあ。
色々な人からインタビューした形式をとっていることで
事件を俯瞰でみることができて
おもしろい。
犯人が誰だろうという推理小説の楽しみより
タイトル通り『理由』が気になる
という作品でした。
なかなかの大作で
読み終えるのに時間がかかってしまいました。
タグ:本
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