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2018年03月18日

『f植物園の巣穴 』 梨木香歩:著

こんにちは。
くり子です。

今日の本は、『f植物園の巣穴』。

f植物園の巣穴 (朝日文庫) [ 梨木香歩 ]

価格:540円
(2018/3/18 09:26時点)
感想(3件)




時代がかった文言・独特の言い回しと、夢かうつつか分からないような非現実的な現象に、最初のうちは世界観をつかみかね、車酔いをしたような感覚だった。
なかなか読み進められなかったが、「落としどころ」が気になったこともあり、結局最後まで読み終えた。

結果、最後まで読んで良かったと思う。
途中でやめていたら、車酔いの消化不良のままになりそう。
最後で話が収まるべきところに収まった感じ。

ストーリの中で出てくる水生植物のムジナモが、実は牧野富太郎氏が名付けたものであると知った。
くり子の不勉強の為、昨年高知を旅するまで知らなかった牧野富太郎氏が、最近ちょくちょく出てくる。
この作品でもそうだし、少し前に読んだ『先生のお庭番』でもそうだ。

いままでもお目にかかったことはあったのかもしれないが、旅行先で立ち寄った植物園の印象は、本などの2次元世界よりも強烈に印象に残り、それ以降の経験(読書など)に、興味深く関わってくるのだなあ。
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晴耕雨読を目指す女性。 最近すっかり「手ぬぐい・モンペ」に馴染んでしまったため、 危機感をおぼえ、モンペの下にジーンズ着用。 更に危ない人物になりつつある。
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