くり子です。
今日の本は、『f植物園の巣穴』。
価格:540円 |
時代がかった文言・独特の言い回しと、夢かうつつか分からないような非現実的な現象に、最初のうちは世界観をつかみかね、車酔いをしたような感覚だった。
なかなか読み進められなかったが、「落としどころ」が気になったこともあり、結局最後まで読み終えた。
結果、最後まで読んで良かったと思う。
途中でやめていたら、車酔いの消化不良のままになりそう。
最後で話が収まるべきところに収まった感じ。
ストーリの中で出てくる水生植物のムジナモが、実は牧野富太郎氏が名付けたものであると知った。
くり子の不勉強の為、昨年高知を旅するまで知らなかった牧野富太郎氏が、最近ちょくちょく出てくる。
この作品でもそうだし、少し前に読んだ『先生のお庭番』でもそうだ。
いままでもお目にかかったことはあったのかもしれないが、旅行先で立ち寄った植物園の印象は、本などの2次元世界よりも強烈に印象に残り、それ以降の経験(読書など)に、興味深く関わってくるのだなあ。
タグ:本
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image