くり子です。
今日の本は『ヒカルの卵』です。
価格:498円 |
以前にも読んだことがあるのですが、森沢ワールドにはまっていて、また読んでしまいました。
この作品には、悪人は一人も出てこないので、安心して読めます。
主人公「ムーさん」の母親には名言が多い。
のんびりした「ムーさん」の一番の理解者であり応援者。
「財産を失うのは小さな痛手だけども、勇気を失うのは人生を失うのと同じ」
「人間ってのはね、過去も未来も生きらんねえの。生きられんのは、一瞬のいまだけ。だから、いまこの瞬間を感謝の気持ちで生きて、それを、ひたすらずっと続けていくだけ。だって、それが幸せな人生を送るってことなんだから」
馬鹿がつくほどお人よしの「ムーさん」は、自分の全財産をかけて借金し、新事業を始める。
誰がどう見ても成功しそうにない事業だ。
それは、自分の為ではなく限界集落と言われる自分たちの集落を元気にするための事業だった・・・。
森沢氏によれば、
「裕福」と「幸福」はイコールでは結べない。ならば「幸せの本質」とは何なのか?という問いを胸に抱きつつ書いた小説であるらしい。
くり子は、宝くじの当選金を当てにしていて、まだまだその境地には入れそうにない・・・。
タグ:本
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