くり子です。
今日は宮部みゆき氏の『悲嘆の門』です。
価格:1,728円 |
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この作品は、現代とファンタジーのハイブリットって感じの本です。
くり子は、宮部氏作品は、時代物も、推理小説も、ファンタジーも好きです。
ただ・・・この作品に関しては、苦手なひとも多いのではないかと思います。
現代のネット社会における問題点をえぐり出している社会派的な問題提起がある。
『デスノート』のように人の生死を自由に操れる立場に立ったとき、使命感とか正義感をもってしても、そして冤罪が起こりえないとしても、「人を裁くということ」について哲学的に考えさせられるところもある。
テーマは納得なのですが、現代とファンタジー双方のカラーが強すぎて融合点が難しいところ。
この作者の、『蒲生邸事件』
価格:800円 |
では、この現代社会とファンタジーとの融合が絶妙だったのですが・・・。
タグ:本
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