くり子です。
価格:1,728円 |
やっと下巻を読み終えました。
下巻を読んでも囲碁の事はさっぱり理解できませんでした。
下巻の見どころは、「名人碁所」を狙う安節(後の幻庵)と丈和の駆け引きかな。
「名人碁所」になるためには、「他と隔絶するほどの圧倒的な強さを持った者」というのが条件だったため、幕府に願い出ても、他の家から反対が出ることが多く、反対が出れば「争碁」を行うという事態になる事も。
当時、主な碁の家元は4家あり、ある特定の家元が「名人碁所」になるということは他の家元にとって不利益を被ることになる。かといって安易に「争碁」をして、負けた時のリスクは大きい。お家取りつぶしの恐れもある。
・・・碁の事はさっぱりわからないくり子に、これだけ興味深く読ませるなんて、百田氏の筆力はすごいんだなあと実感。
碁の事が分かる人には是非読んでみて欲しいですね。
タグ:本
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