くり子です。
スイカを30個も収穫したというおじさんが、柿の木の剪定をしていました。
いつもとても大きな実をつける柿の木です。
「今年はあまり実を付けていないのですね?」と聞くと、
「大きくなりすぎたから上をバッサリと剪定したんよ。それで木が怒っとるってわけ。」
「今後実をつけますか?」
「そりゃあ、剪定次第よ。上手に剪定すりゃあまた実を付ける。この裏の畑の柿の木は、ありゃあ実を付けんで。」
「でも、すごい樹形がきれいに剪定されていますよね。」
「おお、剪定はしようる様じゃが、実を付けんように付けんようにと剪定しようる。あれじゃだめじゃ。お父さんのころは上手にしょうちゃったが、代替わりしてからはダメじゃな。」
そこへカボチャのアドバイスをしてくれたおじいさん登場。
柿の木の剪定おじさんと座って話し始めます。
「今日は雨上がりじゃけえ、なんも仕事せんでええから助かるわ。水やらんでええからな。」
「え〜。わしゃあ下の畑に水を撒いて来たで。これから上の畑の様子を見に行くところよ。」
「あれだけ雨が降っとったら、水やらんでも良かろう?」
「いんや、地面が乾いとった。」
・・・
「そうじゃ、これ、浸け物。食べて。ほれ、あんたにも。」
おじいさんはくり子にも茄子の漬物を分けてくれました。
奥さんが漬物が得意なんだそうです。
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